官能情景小篇・不知火舞2  それは、昨夜のことだった。  試合を終えてホテルに戻った舞は、部屋に入るなり、2人の女に襲われた。  女たちは薬を用いて舞の自由を奪うと、次には様々な淫具を取り出し、舞が完全に気を 失うまで休む間も与えずに肉体を責め苛みつづけた。  やがて、意識を取り戻した舞は、薄暗い地下室で体を吊されているのに気がついた。 「な……なんなのよ!? これは!!」  舞は驚愕の叫びをあげる。 「ククク、いい格好だねぇ」 「くっ…」  女たちの嘲笑に、舞は唇を噛みしめた。  今の舞の格好と言えば、枷に繋がれた丈夫な鎖で両手両足を天井から吊され、秘部だけ でなく、後ろの穴までをも女たちにさらすという屈辱的な姿勢だった。 「それじゃあ、昨夜のつづきをしようか」  女たちは薄笑いを浮かべて、透明な液体の入ったビンを手にした。 「何をする気!?」 「昨日の薬より、もっと効果があるわよ。フフフ…」  そう言いながら1人の女が背後から手をまわし、乳房にローションを塗りはじめた。  ぬめりのある液体をすり込むように豊かな乳房を揉みしだき、ツンと突き出た乳首にも 巧みに指を動かしてたっぷりと塗りつける。 「や……あ…あぅっ…」  乳房を這いまわる指の感触に、舞は思わず小さな声を洩らしてしまう。  理性では拒もうとしても、ひと晩がかりで快感を植えつけられた肉体は、ローションの 効果もあって早くも反応しはじめていた。 「おやおや。もう感じてるのかい? いやらしいねェ」  もう1人の女がクレヴァスに手を触れると、ローションのビンを傾けた 「ひっ、あぁっ…」  胎内に流れ込んでくる冷たい感覚に、舞はゾクリと身を震わせる。 「そ〜ら、たっぷり塗ってやるよ」 「や…やめて……そんな…。あうぅっ…!」  ローションにまみれた女の指が、ピチャピチャと音をたてて媚肉のヒダをいじくるたび に、舞の背筋を快感がゾクゾクと駆け抜ける。 「ふあっ、んっ! やっ…くぅっ!」 「だいぶいいみたいね。じゃあ、こっちの穴にも塗ってあげるわ」  そう言うと、後ろの女がいきなり、舞の肛門に指先を触れさせた。 「ひいっ!?」  舞の体が大きく震えた。 「やっ、やめてぇっ! そんな所……いやぁーっ!!」  カン高い悲鳴をあげながら、舞はこの恥辱的な行為から逃れようと、吊された四肢を懸 命にもがかせた。  だが、女はお尻の割れ目にローションをたっぷりふりかけると、舞のアナルに指を深く 潜り込ませ、ヌルヌルとした液体を塗り込める。 「うああっ! いっ…いやぁ! やめ…てぇぇっ!」 「奥のほうにまで、たっぷり塗ってあげるわ」  女の指は舞のアナルに根本までズブズブと沈み込み、狭い肉穴の中でモゾモゾと怪しく 蠢いて快感を刺激しようとする。 「ひっ、ひっ、ひいぃっ!! やめてえぇーっ!」  目のくらみそうな感覚に、舞は大声で叫び、全身をガクガクと震わせた。  巧みに動く指先にアナルの肉壁を刺激されると、体の内側から耐えがたいほどの快感が 湧きあがってくる。 「あっ…ああぅっ……くっ…いや…あ…」 「いやだなんて言って、本当は感じるんでしょう?」 「そ……そんな……。ちが…あっ、うああッ!!」  舞は気力を振り絞り、燃えあがる炎を鎮めようとした。  だが、女たちはそんな舞をいたぶるように、さらに指の動きを加速させ、前と後ろから 激しく責めたててくる。 「……う…うぐっ………んっ…く…ああっ…」 「おやおや、ぐちょぐちょだねェ」 「あっ、ああっ。もう…もうやめて……お願い…!」 「フフフッ。もっといい物をあげようかしら」  後ろの女がそう言うと、舞のお尻に黒いバイブをあてがった。 「いっ、いやあっっ!」  舞は女の意図を察して、とっさに体を固くした。 「フフフフッ。そんなに固くなってると痛いメを見るわよ」  女はしばらくのあいだ、バイブの先でお尻を撫でまわすと、手に力を入れてじわじわと 押し込みはじめた。 「ひっ…ぐうぅっ!!」  体を引き裂かれそうな激痛に、舞は息が詰まりかけた。 「……あ…あがっ……ぎっ……ぐ…………ぐぅう…っ………」  凶悪な淫具にアナルを貫かれて、舞は息も絶え絶えに喘いだ。  表情は苦悶に歪み、額にアブラ汗を浮かべ、固く閉じた両目からは涙の粒がぽろぽろと こぼれ落ちてくる。 「うあっ、くっ、くぅぅっ!」 「たっぷりと開発してあげるわ。忘れられないようにね。フフフ」  そう言うと、女はバイブを動かしはじめた。 「あぁっ…あううっ! やっ…やめてぇ!」 「どうかしら? ここの所が感じるんじゃないの?」 「ひいぃっ! そんな………だ…だめぇぇっ!!」  音をたてて振動するバイブに後ろの穴を容赦なく責められ、舞はもはや抵抗するだけの 気力もなく、悲鳴をあげながら、アブラ汗とローションでヌラヌラと光る体をクネクネと よじらせるだけだった。 「…い…いやぁっ………あっ…あっ…あーーっ!!」 「フフッ。いやらしい体ね」  女は笑いを浮かべて、舞のアナルをさらに激しく責めたてた。  ヒクヒクとする肛門の周辺を小突きまわし、浅い部分で出し入れをくり返し、それから 今度は、一気に奥深くにまで挿入する。 「ひぃっ……はっ…はっ………いや……ヒイィィーッ!!」  あられもない声で舞は叫んだ。  アナルの奥まで突きあげられるたびに、苦痛と同時に強烈な快感が神経を襲う。  頭の中で激しい嵐が巻き起こり、舞の意識はどこかへ吹き飛びそうだった。 「……た…助け…てっ………もう…っ…」 「フフフッ。明日の朝までに、私たちの奴隷人形にしてあげるわ、不知火舞」  楽しそうに言いながら、女は小刻みにバイブを動かして、舞を急速に絶頂へと追い込ん でいく。 「あっ、あっ、ああっ! ひっ! クゥゥーーッ!!」  ひときわ高い悲鳴をあげると、次の瞬間、舞はガックリと気を失った。  だが、悪夢の夜はまだ終わらない──。                                     <終>