『舞式』 「ちょっと!! なんのつもりなのよ!?」  舞は大声で喚いた。  喚かずにはいられなかった。  ユリに電話で呼び出されたと思ったらいきなり麻酔をかがされ、気がついたら、どこか の地下室で縛り上げられていたのである。  両腕は背中でキッチリと固縛され、豊かな胸にも上下から縄をキツくかけられ、そのう え長さ50センチほどの鉄棒の両端に左右の膝をくくりつけられて、まともに動くことも 出来ない状態だった。  これで怒らないほうがどうかしている。 「いい加減にしなさいよ! ユリ!」 「だって〜、最近の舞ちゃんつき合い悪いんだもん」  悪びれもせず、ユリが言った。 「遊びに行こうと思っても断っちゃうしぃ〜」 「そ…それは当然でしょう! 今はもう別のチームなんだし、第一、大会の開催中じゃな いの!」  無茶苦茶に勝手なユリの言い分に、舞はいささか呆れながら、それでも必死になって叫 んだ。 「ちょっと、ユリ! 聞いてるの!?」  聞いていなかった。  基本的にそーゆー娘なのである。 「フフ〜ンだ」  ユリはペロッと舌を出すと、舞の体をいきなりゴロンとひっくり返した。 「きゃああっ!」 「舞ちゃんはココが感じるんだよね〜♪」  そう言うと、ユリはパンツの上からクリトリスを軽くチョンと摘んだ。 「あうっ!」  舞は思わず声をあげた。  体の芯に心地よい感覚が走り、汗が肌にじわじわっと浮き出してくる。 「ちょっ……さ…触らないで!」 「ダ〜メ♪」 「やめてよーっ!! やめてったらあーっ!」  舞は大声で叫び、両脚をバタバタさせて抵抗しようとするが、もちろんこの状態では不 可能だ。 「もうっ。舞ちゃんったらあんまり暴れないでよね」  ユリが鋭く光るナイフをちらつかせた。 「ひ…!」  舞の顔が硬直する。 「じょ………冗談でしょ? ユリ?」 「暴れると、ケガしちゃうかもしれないよ〜♪」  ユリは怪しい笑いを浮かべて、舞のパンツをビリビリと引き裂いていく。 「い、いやあっ。やめてぇっ。ユリ〜っ」  ナイフに怯えつつ、懸命に哀願する舞。  だが、ユリはやっぱり聞いていなかった。  本質的にそーゆー娘なのである。 「ほぉ〜ら。丸出しになっちゃったよ」  ユリは楽しそうに言うと、舞のクリトリスを本格的に弄びはじめた。  敏感な突起を指の腹でクリクリと転がして軽い刺激をあたえ、尖りかけたところを、親 指と人差し指で挟んでシコシコとしごき上げる。 「あっ…あううっ…。くっ、ううっ!」 「うふふっ。固くなってきたよ〜、舞ちゃん」 「そんな……。ち…違うわよ…」 「ほらっ!」  ユリがいきなり、クリトリスをギュッとつねった。 「きゃううぅーーーっっ☆」  舞は一瞬、意識を失いかけた。  痺れるような快感が脳天まで突き抜けていく。 「…あっ…あっ…あっ……」 「舞ちゃんたら何が違うのかな〜? ふふふふふっ」  意地悪っぽく笑いながら、ユリはさらにクリトリスをキュウーッとねじり上げる。 「あぐぅっ!! はっ放し……ひっ…ひいーっ!」 「うふふふふふっ♪」 「くっ……ひ…あああっ…!」  額に汗を浮かべて身震いする舞。 「やあっ…。お願い……ユリ…」 「そお?」  不意にユリの手がパッと放れた。 「はっ、はああっ」  舞は思わず、大きなため息を洩らす。  が、それもつかの間。  ユリは今度は舞の体をうつ伏せに転がすと、腰を後ろに引き上げて、お尻を突き出すよ うな格好にさせた。 「な…何する気なの?」 「舞ちゃん、コッチはどうなのかな〜って」  そう言いながらユリは、舞のお尻の割れ目にスウッと指先を滑らせた。 「ひいっ!?」  舞は顔色を変えた。 「そ……そんな…!? いやあーっっ!!」  あわてて逃げようとするが、こんな格好で逃げられるはずもない。 「うっふっふ〜♪」  ユリの指がアナルの入り口周辺をまさぐり、それから少しづつ、肉穴の中に侵入しはじ めた。 「ああっ! あ…うっ………くっ…ううーっ……」  舞は苦痛に顔を歪める。 「い…いや……あぐっ…うっ…ぐぅうっ…!」  涙をボロボロとこぼし、舞は苦しげに呻く。  体中の毛穴から熱い汗がドッと噴き出して、ダラダラと滝のように流れる。 「どう? こうすると感じる?」  アナルの中で、ユリの指がグリグリッと動いた。 「うああああーっっ!!」  舞は大声で叫び、思わず上体をのけ反らせる。 「…やめっ…やめてぇぇーーっ!」 「やっぱり感じるんだ。うっふふふ」  ユリはクスクスッと笑い、さらに指を回転させて舞のアナルを責めたてる。 「あっ、あっ、あああーーーっっ!!」  悲鳴をあげて身悶えする舞。  細長い指が動いて肉壁を擦るたびに、おぞましい感触が舞の神経を逆なでし、それと同 時に妖しい快感が体の芯からゾクゾクと沸き起こってくる。 「いやぁーっ! 抜いて…抜いてぇーっ!」 「舞ちゃんたらウソばっかり。ホントはすっっごく感じてるんでしょ?」 「そ…そんな……ひいぃっ!?」 「ほらほらほら♪」  調子にのってアナルを責めるユリ。  指を伸ばして奥のほうにまで突っ込み、そうかと思うとクイクイッと曲げて粘膜をつつ き、狭い肉穴を存分に刺激する。 「あひいっ………や…やめ…うああ〜っ!」  舞は泣き叫びながら腰をクネクネとよじり、縛られた体をもがかせる。 「…ゆ…許して! お願い……も…もう…!」  息も絶えだえに哀願する舞。  苦痛と快感とおぞましさとで、今にもどうにかなってしまいそうだった。  だが──。 「ダ〜メッ。た〜っぷりと遊んであげるから♪」  そう言うと、ユリはニッコリと笑った。 「いやあぁっ! ひっ、ひっ、ひいぃーーーっっ!!」  薄暗い地下室に、舞の絶叫が響きつづける。                                     END