冥聖散華  まだ、軽く痛む頭を押えながら、セーラープルートはゆっくりと立ち上がった。  薄暗い、地下室のような空間。  それほど、広い部屋ではなさそうだ。  ただ、左右の壁には数々の計器類が、所せましと並べられており、赤や緑や黄色の小さ なランプが、音もなく点滅を繰り返していた。  あるいは、何かの実験室なのだろうか。  しかし、今のプルートには、そんなことを詮索しているような暇はなかった。 ──私としたことが、なんという不覚!  プルートは、唇を噛んだ。  逃げる敵を追っていき、逆に罠にかかってしまうとは、慎重なプルートにしては珍しい ミスだった。  それだけ、焦っていたのかもしれない。  こうしている間にも、時は刻々と迫っているのだ。 ──とにかく、自力で脱出しなければ。  周囲を見まわしながら、プルートは考えた。  自分が、敵の手中にあるということが、味方にとってはどれだけ不利なことか。  それを思うと、いても立ってもいられない。  ウラヌスやネプチューンたちならば、必要とあれば、自分を切り捨てるぐらいのことは やってくれるだろう。  だが、セレニティは…?  そして、スモールレディは…?  他人のためにすら、身命をかけられるふたり。  それは、彼女たちの優しさであり、強さでもある。  だがしかし、それは同時に、ふたりを傷つけることになるかもしれないのだ。  もしも、自分のせいでそんなことになれば……。  それこそ、悔やんでも悔やみきれない。 「気分はいかがかね? セーラープルートくん」 「!?」  突然の男の声に、プルートは驚いて振り返った。  そこには、白衣を着た背の高い男が、ポケットに両手を突っ込んだまま立っていた。 「あなたは……誰です!?」  プルートは身構えながら、男をにらみつけた。  この男が、少なくとも味方ではないことは、間違いのないところだ。 「わたしかね? そうだね、『教授』とでも呼んでくれたまえ」  男は、落ち着きはらった声で答えた。 「ところでプルートくん、気分はどうだね?」 「………?」  妙に余裕のある教授の態度に、プルートは、いささかとまどいを感じていた。  仮にもセーラー戦士たる自分を相手に、武器のひとつも持っていないとは、何を考えて いるのだろうか? 「取りあえず、元気そうだね。結構」  そう言いながら教授は、ポケットからゆっくりと右手を抜き出した。 ──拳銃?  プルートは、とっさに身構える。  だが、教授の手に握られていたのは、リモコンのような器械だった。 「いや、あいにくとわたしは、闘いというのは、どうも苦手でねぇ。しかし…」  メガネの奥で、教授の目が怪しく光る。 「これなら、君にも楽しんでもらえると思うよ」  教授の指が、わずかに動いた。  その瞬間──、 「はっ? ああ…っ…!」  強烈な快感が、プルートの全身を襲った。 「どうだね、面白いだろう?」 「く…うっ…………」  体の芯から響いてくる刺激に、プルートは思わず膝を折り、床にガクリと腰を落として しまう。 「…な……何をしたのです!!」  ジンジンと疼く体を懸命に抑えながら、プルートは、教授に向かって叫んだ。  心臓の鼓動が早くなり、呼吸が粗くなっていく。 「なに、簡単さ。君が眠っている間に、神経の中枢部分に、特殊チップを埋め込んでみた んだがね」  薄笑いを浮かべて、教授は答えた。 「クッ…」  プルートは唇を噛みしめた。  冷たい汗が、背筋を伝って流れ落ちる。 「このリモコンを使えば、刺激の程度を自由に変えることが出来るんだ。例えば、今は中 くらいだが、これを最強モードにすると…」 「うあっ…あ…あぁーっっ!!」  プルートは悲鳴をあげて、床の上に倒れ伏した。  いきなり、絶頂に達してしまったのだ。 「………くっ……はっ…はあっ…………」  冷たいコンクリートの床に横たわったまま、プルートは息を弾ませ、熱く火照った体を よじらせる。 ──な……なんてこと…。  プルートは、今さらながら、おのれの不覚を強く恥じていた。  これでは、玩具にされたも同然だ。 「…くぅっ……」  怒りと屈辱の入り混じった瞳で、プルートは、教授を見上げた。 「いい眼をしているな、プルートくん」 「何を…!」 「さすがは、誇り高きセーラー戦士だ。そうでなくてはいかん。クッククク」  教授の口元に、ニヤリ、と陰惨な笑みが浮かぶ。 「さて、実験を開始しよう。入ってきたまえ」  その言葉を受けてドアがスッと開くと、ふたつの人影が部屋に入ってきた。 「ユージアルくんは、以前に、一度会っていたね。その隣は、カオリナイトくんだ。彼女 たちが、君のお相手をつとめさせてもらうよ」 「この前は世話になったわね」  ユージアルは、冷たい目でプルートを見おろす。 「今日は、たっぷりお返しさせてもらうよッ!!」  言うなり、ユージアルは、プルートのみぞおちを思いきり蹴り上げた。 「がっ! ぐふ…っ…!」  顔を歪め、苦悶の息を洩らすプルート。  そのプルートの髪を、カオリナイトがひっ掴み、頭を引き起こす。 「他のセーラー戦士とは違って、大人の顔をしていますわね。楽しみですわ」 「では、ふたりとも、後のことは任せたよ」  そう言うと、教授はくるりと背を向けた。 「わたしは、隣の部屋で観ているからね。それでも大事な実験体だから、粗末に扱っては いかんよ。クク…ククク……ははははは……は〜っはっはっはっ!」             *             * 「はっ…放しなさいっ!」  やや強ばった表情で、プルートは叫んだ。  誇り高く生きてきた戦士にとって、それはあまりにも、屈辱的な格好だった。  両腕は背中へ強引にねじ上げられ、交差させられた両手首は、丈夫なロープで固く縛ら れている。  さらに、ロープは胸元にもまわされて、服の下に隠れている豊かな乳房を、上と下から 挟むようにギチギチと締め上げていた。 「フン! その格好で強がってもムダだわねェ!」  ユージアルが鼻で笑う。 「クッ…。このままでは、済みませんよ!」 「その威勢のよさが、いつまで続くことかしら?」  そう言うとカオリナイトは、プルートの乳房に手を伸ばして、指先をさわさわと動かし はじめた。 「んっ…!」  微妙な感覚に、プルートは一瞬、体を震わせる。 「どう? 感じるでしょう?」  カオリナイトはピアノでも弾くように、さらに両手の指の動きを早めていく。 「な、なにをバカなこと………く…はっ…」 「ふふふ。胸の先が硬くなってるわよ。ほら」 「くっ…! うぁっ……」  プルートは息を呑み、両目をぎゅっと閉じた。  頬に赤みがさし、額に汗が流れる。 「体は正直なものね。ふふふふふ…」  カオリナイトは小さく笑いながら、硬みを帯びはじめた乳首を、服の上から軽くキュッ と摘み上げる。 「あぁうっ!」  敏感な部分を刺激されて、プルートは思わず小さな悲鳴を洩らしてしまう。 ──このままでは…落ちてしまう!!  悪夢のような感触に、プルートは恐怖した。  そして、ふたりの魔の手から逃れようと、懸命に体を揺さぶった。 「やめなさい! 放して!」  だが、ユージアルは、 「逆らおうったってダメよ。こっちには、コレがあるんだからね。そ〜らッ」 と、リモコンのスイッチを操作する。 「ああっ…あっ!!」  官能的な衝撃が神経を突き抜け、たまらず、プルートは声をあげた。 「ふふっ。こんな物は邪魔ね」  カオリナイトは、プルートの服を引き裂くと、露わになった丸い乳房を両手でわし掴み にして、荒っぽく揉みしだき始めた。 「やめて……うっ……は…あ…!」 「そうかしら? やめていいのかしら?」  カオリナイトは、プルートのピンクの乳首を、そっと口に含んだ。  硬くしこった乳頭を、舌先でピトピトと叩き、唾液をたっぷりと垂らしてベトベトにし ながら、転がすように執拗にしゃぶっていく。 「くぅっ……は…はぁっ……」 「ほら、こんなに尖ってきたわ」  カオリナイトは笑いを浮かべて、ぷっくりと膨らんだ乳首を指で挟み、根元からキュッ キュッとしごきあげて責めたてる。 「あっ! いや! あぁあっ!!」  プルートは、思わず体を震わせた。  熱い汗が胸元からドッと噴き出して、褐色の肌を濡らしていく。 「……んっ…く………ううっ……」 「おや。よく鳴くようになってきたじゃないか」  ユージアルは、プルートの腰に手を伸ばし、真っ白いショーツに指を差し込んだ。 「──! だ、だめです、そこは!」 「もう濡れてるじゃないの。興奮してるのかい?」 「………いや……ああっ…!」  必死にもがく太股を抑え、ユージアルは、プルートの中に指を侵入させてくる。  巧みに動く指が、柔らかな媚肉のヒダを粉ねるように愛撫して、さらに、奥の通路にま で入り込み、もっとも敏感な部分をも容赦なく弄ぶ。 「はっ、はっ、や、やめて……んっ!」 「さぁて、脱がせてやるわ」  ユージアルは楽しそうに言うと、ショーツに手をかけて、そのまま、一気に引き降ろし てしまった。 「あ…ああっ……」 「そ〜ら丸見えだよッ。あっははははっ」 「く……」  プルートは、思わず目を閉じた。  堪えがたい屈辱に、涙があふれそうになる。 「フン。悔しいかい? いいザマだねェ」  ユージアルが笑った。 「今度はこれで、死ぬほど哭かせてやるよ」  と、白衣のポケットから、バイブを取り出し、妖しく蠢く先端で、プルートの頬を撫で まわす。 「…や…やめなさい!」 「あんたねェ、自分の立場が分かってんの?」 「分かってないようね。ユージアル、少し教えてあげたらいかが?」 「そうねェ……」  カオリナイトの言葉に、ユージアルの目が光る。 「ほ〜ら、舐めるんだよッ!」  ユージアルはいきなり、プルートの口に、無理矢理にバイブを押し込んだ。 「あうっ!? うっ…ぐぅっ!」  プルートは、慌てて口を閉じようとした。  しかし、黒光りする硬いバイブは、グネグネとうねりながら唇を割り、容赦なく内側に 押し入ってくる。 「うぐっ………んっ…むぐっ!」 「そうそう。たっぷり舐めんのよォ」 「んむっ、むっ、むう〜っ」  バイブを口いっぱいに頬張らされ、プルートは、額にアブラ汗を浮かべ、苦しそうな息 を洩らし、右へ左へと身をもがかせる。  喉が詰まり、窒息しそうだった。 「……ぐっ……ぐぶっ…う………うむぅ……」 「は〜い。よく出来たわね」  ようやく、バイブが口から離れた。 「…は……はぁっ…はぁっ……」  プルートは口を大きく開き、『ハァハァ』と喘ぐように呼吸をする。 「さあ、本番はこれからよッ」  そう言うとユージアルは、バイブの矛先を、プルートの下半身に向けた。 「やっ、やめて!」  プルートは、とっさに両脚を閉じようとした。  だが、カオリナイトが、すかさず、ガッチリと両の腿を抑え込んでしまう。 「観念なさい。ふふふ…」 「放して! あ…ああっ……!」 「フフン。結構、濡れてきてるじゃないの」  ユージアルはニヤニヤ笑いながら、左右の腿の付け根を、バイブで撫でまわす。 「あぅっ!! い、いやぁっ!」  プルートは悲鳴をあげた。  そして、黒光りする物体から逃れようと、懸命に腰を揺さぶった。  だが、両腕と体を縛り上げられ、そのうえ、両脚まで捕らえられた状態では、さしたる 抵抗など、出来るものではなかった。 「どう? こっちも感じそうだねェ」  ユージアルは、クレヴァスの上にもバイブを滑らせていき、充血してぷっくり膨らんだ 突起を、小突きまわして責めたてる。 「そ…そこは……! ひっ、ひぃっ!!」  感電したような衝撃と快感に、プルートは声をあげて仰け反った。 「あっはははっ。もっとやってやろうか?」 「…や…めて………もう……」  息も絶えだえに喘ぐプルート。  ぴくっぴくっ、と動く腿の付け根は、ヌルヌルと光る汗と、媚肉の割れ目から染みてき た愛液とで、じっとりと湿り気をおびてきていた。 「それじゃ、そろそろ、入れてやるわ」  ユージアルは、割れ目にバイブをあてがった。 「や……やめて! やめなさい!」  叫びながら、プルートは渾身の力で、左右の股を閉じようとする。  しかし、プルートの抵抗もむなしく、硬いバイブはクレヴァスを押し広げて、花弁の内 部に潜り込んでくる。 「うぐっ…ぐっ……う…あ………くうぅっ!」 「フフフッ。動かしてやるわ」 「あっ、ああっ!! やっ………!」  バイブがグニュグニュと動きだすのと同時に、体の芯から、痺れるような強烈な快感が プルートの全身に広がり始めた。 「い…いやぁっ………ああっ…んっ……あーっ!!」  全身を駆け巡る甘く切ない感覚に、プルートは熱い息を吐き、長い髪を振り乱して身悶 えする。  体がガクガクと震え、抑えることが出来ない。 「いやらしい戦士だこと。ふふふふっ。乳首もこんなに尖らせてしまって」  カオリナイトは、悶えるプルートを抱きすくめ、両手で乳房を握りしめた。  重みのある丸い膨らみに指を食い込ませ、絞るように揉みしだき、さらに、頂点にある 勃起を根元からしごき上げて、巧みに刺激する。 「……くっ…くはっ……ひぃ………だめぇ…っ……」  プルートは、弱々しい悲鳴をあげた。  端正な顔は真っ赤に紅潮し、滝のように噴き出した汗が褐色の肌を濡らし、もがくたび にヌメヌメと妖しい光を放っていた。 ──ああ…! おかしくなってしまう……!  ふたりがかりで追い詰められ、プルートは、今や悶絶寸前だった。 「この程度では、済まさなくてよ」  カオリナイトは、片手で乳房を責めながら、もう片手でリモコンを握った。  そして、 「いきっぱなしにしてあげる」 と、モードをいきなり最強に切り替えた。 「はっ…あぁっ!!!」  プルートの背中が、一瞬、大きく仰け反った。  だが、その後は声も出ない。 「………はっ……はっ…………ひ…っ……」  全身を弓なりに硬直させて、プルートは両目を大きく見開き、唇を震わせて喘ぐ。  もはや、息をすることも出来なかった。 「…………う……んっ…あ………」 「ちょっと、死んじゃうんじゃない?」  ユージアルが言った。 「そうね。まだ早いわね」  そう答えると、カオリナイトはスイッチを切った。  と、同時に、 「はっ……あ………」  プルートの体が、がっくりと崩れた──。             *             *  カチャカチャという鎖の音。  プルートのしなやかな裸身が、床から三〇pほどの高さに、ゆっくりと吊り上げられて いく。 「……いっそのこと………殺しなさい………」  絞り出すような声で、プルートは言った。  今のプルートには、自らの命を絶つ力すらも、残されていなかった。 「フン! こんなに濡らしてるクセに!」  ユージアルはそう言って、汗と愛液でぐっしょり濡れた太股に手を触れた。 「あぁっ!」  ビクンッ、とプルートの体が揺れる。 「だ…だめです! そこは…!」 「ダメって? 何が?」  ユージアルの指が、クレヴァスを左右に広げ、媚肉の内側に滑り込んでくる。 「ひっひぃぃっ!!」 「おやおや。もう、グッチョグチョじゃないのさ」  敏感な柔らかい肉室の中で、二本の指を交互に動かしながら、ユージアルが言う。 「やめて! あっ…ああっ……やめて!」  プルートは叫び、必死にあがいた。  だが、チップに支配されたプルートの体は、意志とは関係なく、屈辱の快感を受け入れ てしまう。 「ほらほら、どうしたの? もう降参かい?」 「……んっ…く………は…はぁっ………くぅっ…」  意識が遠のきかけるのを、プルートはアブラ汗を流しながら、懸命にこらえていた。 「我慢するのはおやめなさいな」  カオリナイトが言った。 「…そ……そんな…こと…………」 「そう。それなら──」  と、カオリナイトは淫猥な笑みを浮かべ、プルートのお尻の割れ目に、指をスゥッと滑 らせてきた。 「こちらはどうかしら?」 「なっ、何を!?」  プルートは驚愕した。  おぞましい感触に、背筋が凍りつきそうになる。 「やめて! 触らないで! そ…そんなところを!!」 「ふふふふふ…。ほ〜ら、入っていくわよ」  カオリナイトは笑いながら、プルートの肛門に、指を少しづつ沈めていく。 「あっ……あ………あううっ!」 「いかが? 後ろのお味は」  低い声で言いながら、カオリナイトは、肛門の中で指をぐりぐりと回転させるようにし て、狭い肉穴を乱暴に責めつける。 「ああっ!! ひっ、くっ、うぁあっ!」  恥ずかしい排泄器官を嬲られ、プルートは、たまらずに悲鳴をあげた。 「い、いや! やめて! あっ…ああう!」 「何がやめてよ。こっちのほうだって、こんなになってるじゃないさ。ええッ!」  柔肉のヒダをいじりながら、ユージアルが言う。 「そらッ、どうだい!」  ユージアルは、濡れた花弁を大きく割り、膣の中にも指を入れて、ピンクに熟した秘肉 を粉ねくりまわすように弄び、徹底的に蹂躙する。  その一方では、カオリナイトも、さらに激しく後ろの穴を責めたててくる。 「いっておしまいなさい。ふふふっ」 「うあぁっ!! あっ、はっ。だ…だめ…。ひぃっ!」  前後の急所を同時にいたぶられて、プルートはあられもない声をあげて身悶えする。 ──だ…だめ! 抑えらえない!  まるで、全身が絞られるような感覚だった。 「…あっ…あっ………くっ……う…んんっ……!」  プルートは小さな声と同時に、体をビクッと弓なりに仰け反らせ、そして、絶頂に達し てしまった。 「おや。もうイッちまったのかい」 「…………は…はあ……」 「まだまだ、本番はこれからなんだよッ」  ユージアルは、衣服を脱ぎ捨てた。 「そ……それ…は…………」  ソレを見たプルートは、一瞬、言葉を失った。 「どう、立派でしょう。教授の自信作よ」  ユージアルは、自らの股間にそそり立つ一物をさすりながら、嬉しそうに言った。 「これで、あんたをブチ抜いてやるわ」 「い、いや……」 「抵抗したきゃ、してもいいわよ。どっちみち、逃げ場なんかないんだから」  いきり立つ一物をしごきながら、ユージアルは、じわじわと迫ってくる。 「言っとくけど、コレは疲れ知らずだからね」  ユージアルは目を残忍に光らせ、プルートの太股を両手でしっかりと抱え込んだ。  ペロリ、と舌舐めずりをする。 「せいぜい覚悟しとくんだねェ。フフ…フフフッ」 「ああっ、やっ、やめてっ!」 「そ〜らッ、いくよッ!」 「ひっ……あ……うっ…ぐぅぅっ!!」  ユージアルが押し入ってきた瞬間、プルートは、苦悶の声をあげた。  反射的に腿を閉じようとしたが、疲れ果てた体では満足に力も入らない。 「ほらほら、抵抗しないのかい!」 「あっ、あうっ! ぐっ!」  太くて熱い肉の塊が、ずぶっ…ずぶっ…と秘肉の中にめり込み、プルートの柔らかい肉 の扉を、容赦なく引き裂いていく。 「……うあっ…あ………いや……はぁっ…」 「力を抜かないと、もっと痛いわよォ」 「…や…めて…………ひぃっ!!」 「フフフッ。なかなか、いい具合いじゃないの」  そう言うとユージアルは、さらに激しく突き上げてくる。 「うあぁっ、あぁっ!!」  プルートは声をあげ、鎖をガチャガチャさせて、吊された手首を揺さぶった。 「はぁっ……はっ……ひっ…あーーっ!」 「もうイキそうなのかい? だらしないねェ!」 「まだ、いかせてもらっては困りますわよ」  唐突に、カオリナイトが背後から、プルートの腰に手を添えて言った。 「まだまだ、終わりではありませんわ」 「分かったから、早く入ってきなよ」 「…な……何をする気ですか!?」  プルートは、怯えた声で叫んだ。 「……」  カオリナイトは黙って、プルートの腰に、自身の一物をあてがった。 「や、やめて! いやぁぁっ!!」  プルートは顔色を変えて、前に逃げようとした。  だが、そうすると今度は逆に、ユージアルの一物を、より深く受け入れる格好になって しまうのだ。 「あぁうっ!」 「あきらめな。逃げられやしないんだよ!」 「い…いや…そんなのは…」 「往生ぎわが悪いですわね。ふふっ」 「ひっ、ひぃっ!!」  指を入れられた時の比ではない。  下半身を裂かれるような激痛が、瞬間、プルートの神経を直撃した。 「うぐっ!! が…はぁっ………!」 「ほら。入っていきますわよ」  カオリナイトの肉棒が、めりめりとプルートのアナルに侵入してくる。 「あぁ…あ……あうぅ…」  プルートは、体をぶるぶると震わせた。  鈍い痛みとともに、異様な感覚がゾクゾクと背筋を駆け昇り、プルートの神経を激しく 混乱させる。 ──く……苦しい!  めまいのしそうな苦痛と快感に、プルートはアブラ汗をダラダラと流し、身をよじって もがいた。 「はぁっ…ひあ………ん…ぐうぅっ…くうっ!!」 「おやおや。感じてるみたいだねぇ。まったく、なんていやらしい戦士なんだい?」 「……あっ……そ…そん…な……はひっ……」 「もっと、狂わせてやるよッ!」  その言葉と同時に、ユージアルは、再び激しく突き上げ始めた。 「ひっ、ひあぁっ!! や、やめ……あーっ!!」  カン高い悲鳴をあげて、プルートは仰け反った。  前後の穴を埋めた肉棒が、ぐちゅぐちゅと音をたてて出入りし、プルートの柔肉を乱暴 に抉り、激しい勢いで責めたてる。  そのたびに、腿の間から透明な液体が溢れ出し、床の上に泉を広げていく。 「や、やめ、やめて! ああっ!! いやーっ!」  カオリナイトとユージアルのふたりに、前と後ろからサンドイッチにされ、肉体を蹂躙 されるプルート。  もはや、なんの抵抗もできなかった。  ただ、しなやかな肉体を、休む間もなく凌辱されつづけるだけだった。 「ひあぁっ…あっ!! あぅ……んっ…あっ! ひ…ひああぁうーーーっ!!」  プルートはあられもない声で叫び、吊された体をのたうちまわらせる。  体の芯から襲いくる快感が、おぞましい嫌悪感と一緒になって、まるで暴風雨のように プルートの身を揺さぶり、心までも崩壊寸前に追い詰めていく。 「はひっ……ひっ……はあっ…ん……ああっ!!」  プルートは、もう、息も絶えだえだった。 「もう少しでいきそうね。ふふふ」 「だ、だめっ…。もう……」 「何ダメなんだい? あっはははっ!」  ユージアルは笑いながら、腰を突き上げる。 「ひぃっ、ひぃっ、ひいぃーーーっ!!」  疲れを知らぬ二本の肉棒に、容赦なく肉体をかきまわされ、プルートは精も根も尽き果 てかけていた。  すでに、瞳は焦点が合っていない。 ──クィーン…セレニティ……。  力を振り絞って、心を留め置こうとする。 ──スモール…レディ……。  しかし、すべては無駄な抵抗に過ぎなかった。  頭の中が真っ白になっていくのを、自分でも、どうにもすることが出来ない。 ──私は………私は……もう…………。  最後の意識も、急速に消えていこうとしていた。  そして、誇り高き戦士・セーラープルートも、同時に消滅しようとしていた。 「……ひあぁっ…く…はっ………ひぃぃっ…」  アブラ汗にまみれ、愛液でどろどろになったプルートの体が、ピクッピクッ、と痙攣し はじめた。             *             * 「おやおや。どうやら、気を失ってしまったようだねぇ」  そう言いながら教授が、部屋に入ってきた。  例によって、白衣のポケットに、左右の手を突っ込んだままの格好である。 「はい、教授。意外に脆かったですわ」  カオリナイトが答えた。 「まあ、仕方あるまい。きみたちに、あれだけ責められたのだからねぇ。ふはははは」 「いやですわ。教授」 「それで、次はどうなさいますか?」  ユージアルが訊いた。 「ふむ、そうだね…」  教授はしばらく腕組をして、それから、おもむろに手を叩いた。 「逃がしてみることにしようか」 「逃がす…んですか?」 「そうとも。なに、これがある限り、プルートくんは我々の手中にあるも同じだよ。クク ククク…」  と、教授は、リモコンを振ってみせた。 「なるほど。教授のおっしゃるとうりですわね」  カオリナイトも、薄笑いを浮かべる。 「今度も、興味深い実験になりそうだね。ふはははは…はは……は〜っははは──!」                                  THE END