『炸裂GAL☆リンス 第3話』 「でぇ〜〜いっ! 虎撃拳ッ!!」  バキッ☆ 「ぶぎゃおっ!」  あたしの一撃をくらった盗賊は、ブタがつぶれたような声をだして倒れた。 「リンスお姉様。後ろですわ〜!」 「ハアッ!」  フェーナの声と同時に、あたしは素早く体を動かした。  脚を伸ばして、ブンッ、と振りまわす。 「竜尾脚ッ!!」 「ぐげっ!」  短刀を手に後ろにせまっていた盗賊は、8メートルほどブッ飛んで、そのまま動かなく なった。 「さすがですわ、お姉様♪」 「フェーナ! あんたも少しは手伝いなさい!」 「まっ。お姉様ったら、私、攻撃魔法は使えませんわ」 「……そ、そうね。そうだったわね……」  あんたは、簡単な防御と補助の魔法しか使えないんだったわね。  もう。役に立たないんだから! 「お姉様、あちらに、みなさんが集まってらっしゃいますわよ」 「わ〜〜かってるわよっ!!」  むこうの大きな木の下で、盗賊どもがワヤワヤと剣をかまえて群れてる。  ザコばかりとは言え、これだけいるとさすがに面倒クサイ。  ええ〜い!  まとめてブッ飛ばしてやるわ!  あたしは両手を、必殺の型にかまえた。 「───烈放気弾ッッ!!」  超強力な“気”の固まりが、あたしの手から撃ちだされた──。  あたしはリンス。  ラアジィという特殊拳法をもって、このカタニア帝国の皇帝に仕えているリグナス党の 長の娘なの。(ちなみに一六才の乙女よ♪)  掟によって、正義と忠誠の「徳」を積んでレベルアップする旅をしてるんだけど、その 道中で盗賊どもに襲われたってワケ。  たかが盗賊風情が、このあたしを襲おうだなんて、身のほど知らずもいいトコ。  もちろん、全員、片づけてやったわ。  で、あそこで、盗賊の袋を、 「リンスお姉様。これって盗品みたいですわ」  と、ガサゴソやってるのがフェーナ。  もとはバコニア村の巫女。──だったんだケド、ほとんど役にはたたないうえ、あたし にくっついて、離れようとしない。  ひとつ年上なのに、あたしを『お姉様』と呼ぶ超ぉぉぉアブナイやつなの。  もう泣きたいわ。ホント。 「お姉様、お姉様」 「え? なによ?」 「これを見てくださいませ」  フェーナが取りだしたモノを見て、あたしは思わず、のけぞってしまった。 「げげっ!」  そ、それって……もしかして……。 「×××みたいな形ですわね。しかも両方についてますわよ」 「うっひゃあ〜〜っっ☆☆」  や、やっぱりいっ!  いわゆるひとつの、双頭×××っっ! 「黄金でできてますわ。これも、やっぱり盗品ですかしら? ね。お姉様?」  そう言いながら、フェーナはソレを手でスリスリする。 「やっ、やっ、、やめなさい! はしたない!」  あたしは、顔を真っ赤にして叫んだ。 「あ〜〜っ、もおっ!! いったい誰がそんなモン作ったのよォっ!?」             *           * 「それは、妾が作らせたのじゃ」  豪華な長椅子に寝そべりながら、イスメニア様はそう言った。 「は…はァ…なるほど……。はは…」  あたしとしては、それ以外に返事のしようがなかった。  思わず、スカーフで汗をぬぐったりなんかして。 「それでリンス。このクレマティアの地には、いつまでいる予定なのじゃ?」 「ハッ。特に予定はございませんが」  あたしは、かしこまって答えた。  ここ、クレマティアは帝国の自治領のひとつで、イスメニア様はその女王陛下。  七つの城を持ち、帝国中でも指折りの大富豪として知られている方で、このアドラ城も そのひとつなのよね。  盗賊から取りもどした財宝の持ち主が、このお方ってワケ。  それにしても…。  あんな「モノ」を黄金で作らせるだなんて、お金持ちの考えることって、どうもあたし には、あとひとつ分かンないわ……。 「それならば、しばらくのあいだ、この城に滞在してゆくがよい」 「ハッ。し、しかし…」 「宝を取りもどしてくれた礼じゃ。そなたたちのような客は、いつでも歓迎するぞ」 「ハハッ。ありがとうございます」  そうね。たまにはイイわよね。  ここのところ、特にフェーナと出会ってからはなんか色々とあって、さすがのあたしも 疲れ気味って感じだし…。 「では、お言葉にあまえまして」 「うむ。さっそく酒宴の用意をさせよう」 「まあ、お姉様、私、お酒って大好きなんですの」 「こ、こら、フェーナ。あんまりはしゃぐんじゃない。みっともないでしょ!」 「よいよい。素直でよいぞ」 「は、はァ…」 「お姉様。私がお酌いたしますわね♪」  きゃらきゃらと陽気にはしゃぐフェーナをしり目に、あたしはまたもや、スカーフで汗 をぬぐうのだった。  なんか、ちょっぴり不安な気がする………。             *           * 「あ〜〜〜。飲みすぎたかしら…?」  盛大な酒宴が終わって、あたしは与えられた寝室に入った。  フェーナは同じ部屋で寝たいってダダこねたけど、そんな「アブナイ」こと、誰がする もんですか!  パスよ、パスっ! 「今夜は、安心して眠れるわぁ♪」  あたしは素っ裸になると、おフトンの中に潜りこんだ。  うう〜ん。久しぶりの開放感。  お酒もたっぷりと入ったせいか、あたしはそのまま急速に眠りに落ちて──、 「ん?」  誰かがベッドに入ってくる気配を感じて、あたしは目を開けた。  こんなマネをするヤツは、もちろん、ひとりしかいない。 「フェーナっ! 怒るわよっっ!!」  あたしはこぶしを振りあげた。  しかし。 「…あ…あれ……? へっ…陛下……?」  そこにいたのは、なぜかイスメニア様だった。 「遊びにまいったぞ、リンス」 「へっ? あ、あ、遊びにって………?」  あたしは、胸にマクラを抱えてうろたえてしまう。(だって裸なんだもん…) 「決っておろう。女がふたり、ベッドの上におるのじゃ。フフフフ……」  不気味に笑いながら、イスメニア様はあたしの頬を、ススス〜っとなでた。  ──ピキッ!(硬直状態)  こ、こ、こ、これって……。  もしかしてもしかすると、これってば……。 「ぎょえええっっ!!」  あたしは悲鳴をあげ、マクラを抱えたまま立ちあがろうとした。  けど──。  ガックン☆ 「あううっ。脚が…腰が……立たない〜〜っ…!」 「よく効く酒であろう」 「ひ、ひええ! やめてくださいぃぃ!」  あたしは四つん這いになって、広いベッドの上を逃げまわった。(わたわた) 「これ。待たぬか、リンス」 「いやいやいやいやいやです〜〜っっ!!」 「そなた、クレマティアの女王の言うことが聞けぬと申すのか?」 「うっ…!」  そのひと言で、あたしは動けなくなってしまった。  帝国の家臣であるこのあたし。  法に反しないかぎりは、エライ人には逆らえないのよぉぉ……。しくしく。 「妾はそなたのように、あまり女っぽくない娘のほうが好みなのじゃ」 「……」  グサッ☆  い、今のセリフは、深くキズついたぞ。 「おとなしくしておれ。フフ…」  あたしの傷心とは無関係に、イスメニア様の手が伸びてきた。  いーのよ、いーのよ。あたしなんか、もう、どーなったっていーのよ。  ぐすんぐすん。 「リンス。歳は15か? 16か? 若々しいきれいな肌をしておる」 「あ…っ……あん」  イスメニア様は、四つん這いのあたしを後ろから抱くと、背中越しに乳房をぐにぐにと 揉みしだきはじめた。 「フフフ。乳首がもう固くなってきておるな」  そう言いながら、イスメニア様の指が乳首に触れる。 「はぁっ……アッ!」  乳首をクリクリされると、全身に痺れるような快感が走ってしまう。  い、いやっ。感じちゃうよぉ! 「なかなか敏感な体をしておるな。気にいったぞ、リンス」 「そ、そんなぁ………ちがいます……」  あたしは顔を真っ赤にして、涙をぽろぽろこぼしながら首を振った。  もう、恥ずかしくてたまらない。  できるなら、今すぐにでも、ここから逃げだしたいわ。 「ずいぶんと汗をかいておるぞ。リンス」  イスメニア様は両手で乳首を転がしたり引っぱったりしながら、背中にも舌を這わせて ベチャベチャと舐めまわす。  たちまち、あたしの背中は、汗と唾液でベトベト。 「あ…あふ………あっ…クゥ…!」  舌が肌に吸いつくたびに、全身が、ぞぞぞぞっ、と総毛立ってしまう。  やだ。どうにかなっちゃいそう。 「ここはどうじゃ?」  とつぜん、イスメニア様は、あたしの大切なトコに手を触れてきた。 「そ、そこは──!」  あたしはとっさに腿を閉じようとしたけど、そのヒマもなく、細長い指があたしの中に スウッと入ってきた。 「きゃうっ☆」 「まだ少し固いようじゃの」 「ああッ! あッ! う、動かさないで…指を動かさないでえぇぇっっ!!」  身ぶるいしながら、あたしは叫んだ。 「あっ……はあッ………んっ…ふっ………」 「中はしっかり濡れておるぞ。フフ」 「だめ…やあっ…! あっ………あん…。クッ…ううっ…」  あたしの中で指が動くたびに、体がどんどん熱くなってきて、恥ずかしい蜜がどんどん 溢れて出してちゃう。 「……あた…し………だめぇ……う…ふああぁっ!」  あたしはガクンとヒジを折り、前のめりに体を崩してしまった。  体中の力が抜けて、どうにもならない。 「そら。もうこんなになっておる」  イスメニア様は、透明な粘液が糸を引く指を見せると、それをそのまま、あたしの口に 押しこんだ。 「あぐッ……む…っ………ううっ」 「どうじゃ? 自分の蜜の味は? フフフフフ…」 「も、もう…。もう、おゆるしを……」 「何を申すか。まだこれからじゃ」  そう言うとイスメニア様は、おそろしいことに、例の黄金のモノを取りだした。 「せっかく、そなたに取りもどしてもらったのじゃ、使わねばのう」 「ぎょげ〜っ☆ け、けっこうですぅ!」 「そう遠慮せずに、たっぷり味わうとよいぞ」  あたしの体をあお向けにすると、イスメニア様は自分の腰にナニを装着した。  わあ〜ん! 遠慮なんかしてないのにぃ! 「やっ、やっ、やめてください! 陛下ぁぁ〜」 「陛下ではない。女王様と呼ぶのじゃ!」 「ひょええええええっっ!!」  あたしは大声で悲鳴をあげて逃げようとしたけど、すぐに腰をガッチリとおさえられて しまった。  イスメニア様の体が、あたしの上にゆっくりとおおいかぶさってくる。 「いやあっ……あッ………ヒイイィッ!!」  股間に固いモノを感じて、あたしは思わず悲鳴をあげた。 「ゆ、ゆるして…。ぐううっ!」  イスメニア様のモノが、ズブ…ズブ…とあたしの中に押し入ってくる。 「ひ、ひいっ……」 「これはただの黄金製ではないぞ。マジックアイテムになっておるなのじゃ。そなたの体 を芯から存分にかきまわしてやろうぞ」  そう言うとイスメニア様は、腰を突きあげるように動かしはじめた。 「うぐっ!! ぐ…あうあぁぁっっ!」  壮絶な苦痛と快感が同時に押し寄せてきた。  あたしはたまらず背中をのけ反らせ、叫び声をあげる。 「あっ、やっ、ひああーっ!!」 「どうじゃ? リンス」 「くあっ……ヒッ………あぁううっ!」  冗談抜きに、ホントに体の中がかきまわされてるよう。  イスメニア様が腰を動かすたびに、雷に打たれたみたいな衝撃が、快感となってあたし の全身を襲う。 「あひっ、あぐぅーっ!!」 「素晴らしい心地であろう? 存分にイカせてやろうぞ、リンス」 「…そん…そんな……。あうっ! ひっ…ひぃっ!」  イスメニア様に突き上げられながら、あたしはクネクネと身をよじらせ、シーツをワシ 掴みにして喘ぎ、ひたすら悶えつづけた。  ああっ、もうダメぇっ!  頭がパンクしそうで、何も考えられないよぉっ! 「あッ…あッ………くぅ…………くあああああああーーーっっ!!」             *           *  あたしはもう精も魂も尽き果てて、身動きもできなかった。 「も…もう……ダメ……。ゆるし…て………」 「何を申す。まだまだ夜は長いぞ」  ニヤニヤ笑いながらイスメニア様は、ふたたび、例のモノを手に取った。 「ひ…ひええ…」  と、その時だった。 「お姉さまあっっ!!」  いきなり、フェーナがすごい勢いで、部屋に飛びこんできた。 「わあっ! フェ、フェーナ……」 「お…お姉さまの──」  フェーナの肩が、ワナワナ震えている。 「おっ、落ちついて。ねっ。フェーナ」 「浮気ものおっっ!!」  ドドド〜〜ン、とフェーナの全身から、炎の固まりが噴きだすと、あたしめがけて襲い かかってきた。 「わっきゃあぁぁ〜〜〜っっっっ!!  ドラゴンのように暴れまわる巨大な火炎流に追いかけられて、あたしは広い部屋の中を 右へ左へと逃げまどう。  こ、これって『火炎』の魔法じゃない!? 「ちょっと、フェーナ! なんでこんな魔法が使えるのよぉぉっっ?」 「バカバカバカ。お姉様のバカぁ〜っ!」  も、もしかするとこれって、嫉妬の炎ってヤツなのかしら? 「たあぁぁすけてぇぇぇーっっ!!」  アドラ城はそれから三日三晩、天をこがして燃えつづけたという。  あたしがフェーナを連れて、クレマティア領から一目散に逃げだしたことは、もちろん 言うまでもない。                                     END