『炸裂GAL☆リンス 第8話(後)』  午後の日差しがとってもまぶしい。  太陽が真っ黄色に見える。 「…う………うぅう〜……」  あたしはもう、ヘトヘトのバテバテ。  昨日の夜は、冗談抜きで死ぬんじゃないかと思ったわ。  ひと晩のお相手どころか、日が昇ってもイスメニア様たちに責められつづけ、ようやく 解放されたのは、ついさっきのこと。  もう、お昼なんかとっくに過ぎちゃってる。  そのあいだ、あたしはロクに休むヒマもなく、イスメニア様と侍女たちに体の隅々まで 愛撫され、例の黄金の張り型で奥の奥まで激しく突きあげられ、全身の体液を最後の一滴 まで搾り尽くされそうなくらい延々とイカされつづけてた。  何回も何回も気絶させられ、それでもまたくり返し責められて、我ながら、よく生きて るもんだと思うわね。  帰りぎわに、お風呂に入らないかと誘われたけど、もちろんキッパリ断ったわ。  だって、どう考えてもお風呂だけで済むとは思えないもの。  今ですら足も腰もガクガクで、自力で歩いてるのが奇跡だって言うのに、これ以上何か されたら、あたし、ホントに死んじゃうわよ! 「あ…あうう〜……。ダメ…。目の前が……クラクラする…」  極度の疲労と睡眠不足で、あたしはもう倒れる寸前。  ああ。とにかく今は早く眠りたいわ。  宿に帰ったら、すぐに布団に潜りこんで、明日の朝まで寝てやるんだから!             *           * 「リンスお姉様っ!」 「わあっ!! フェ…フェーナ!?」  宿の部屋に入るなり、いきなりフェーナが飛びついてきた。 「い…いつの間に帰ってたの?」 「昨日の夜中ですわ」 「昨日のって……。今日の朝って言ってなかったっけ?」 「まあっ。お姉様ってば、私、お姉様に一刻も早くお会いしたくて、一生懸命にお勤めを 済ませて帰ってきたんですのよ」 「そ、そうなの。あ…あはは」 「なのにお姉様ったら、どこに行ってらしたんですの!?」 「うっ…」  言えないわ。  イスメニア様にひと晩中×××されてたなんて、フェーナには絶対に言えないわ。  そんなこと言ったら、嫉妬でナニされるか分かったもんじゃない。 「え〜と……あのね…。その……えっと………」  ど…どうしよう?  なんて言い訳しよう? 「あ! そうだ! その……と…友だちに誘われちゃってね………それで…」 「お姉様っ!!!」 「は…はい?」  フェーナの凛とした声に、あたしは思わず硬直してしまう。  普段は色白でおしとやか系のフェーナだけど、肌を朱色に染めて怒る姿は、あたしでも ビビるくらいの強烈な迫力がある。 「な…な…なに?(ドキドキ)」 「……お姉様。お体から、他の女の方の匂いがしますわ」 「げっ☆」  あたしは心臓が止まりかけた。  フェーナってば、なんでそんなことが分かるのよォ!?  これが言わゆる『女の勘』ってヤツなの? 「リンスお姉様………………」 「あは…あは…あはははははは…。(ひい〜ん)」  あたしはもう、しどろもどろ。  べつに何か悪いことしたワケじゃないし、どっちかって言うと、あたしはむしろ被害者 なのに、なんでこんなにアセんなきゃいけないのよ。ううう…。 「ひどいですわ、お姉様………」 「ああああああのねっ。あああたしの話を聞いてくれる?」 「……………………」 「こ、これには理由があって…」  そう言いかけたとたん、フェーナがいきなり唇を重ねてきた。 「むむうっ!?」  あたしは懸命に押しのけようとしたけど、疲れてるせいで手に力が入らない。  それをいいことに、フェーナはますます唇を強く押しつけてくる。 「んっ……………」 「むーっ、むーっ、むーっっ!」  危うく窒息する寸前で、ようやくフェーナの顔が離れた。 「ぷはっ! はっ…はあっ…」  大きく口を開けて息を吸った瞬間だった。  フェーナがあたしの口の中に、何かを投げこんだ。 「!?」  あたしは慌ててはき出そうとした。  が、間に合わなかった。  素早くフェーナの手で口をふさがれて、思わずソレを飲みこんでしまった。 「ごほっ、げほっ。な…何よ……これ。げほげほっ!」 「私がお勤めで作ったお薬ですわ」 「く……薬?」 「神殿で売っている媚薬です」  ニッコリと笑いながら、フェーナが言った。 「びっ、媚薬ーーっ!? なんでそんなモノ売ってるのよ!!」 「昔は拷問用に使っていたらしいのですが、今では効果を薄めて、一般用として販売して いるんだそうですわ」 「………」  絶句。  たしかにこの国には色々な神殿があるけど、ロクでもない所だわ…。  さすが、フェーナの属してるだけのことはあるわね。 「ただ……」  フェーナが上目づかいに、チラリ、とあたしの顔を見た。  なんか、すっごくヤな予感がする。 「た…ただ…?(ビクビク)」 「じつは私、資料を間違えてしまいまして、昔の配合で作ってしまいまして…」 「昔の…って………。拷問用の!?」 「はい。それで、強力すぎてとても売り物にはならないので、仕方なく、私が引き取って 帰ってきたんですの♪」 「ウソだああ〜〜〜〜〜っっっ!!」  あたしは大声で叫んだ。 「絶対に…絶っっ対わざとに違い……あぁうっ☆」  突然、言葉にならない強烈な刺激が、あたしの体を駆け抜けた。 「やっ……。ん…くうぅっ…」  あたしは体を強く抱きしめ、床の上にうずくまった。  まるで、風邪をひいて熱でも出したみたいに、全身がゾクゾク・ビリビリとして、肌が 総毛立ってくる。 「いや…あ…。はあっ、はああっ。う…あっ……」 「まあ。即効性と聞いてましたけど、本当に早いんですのね」  感心したようにフェーナが言う。  殴り倒したいくらいに腹が立つけど、今のあたしは動くことも出来ない。 「くっ……くうーっ」  額にアブラ汗を浮かべて、あたしはブルブルと体を震わせた。  体の中から湧き起こる快感を必死に抑えようとしても、耐えがたいほどの刺激が溢れて きて、とても我慢しきれない。  このままじゃ、頭がおかしくなっちゃいそう。 「……あうっ…んっ………。い…いや…あ…」 「そんなに汗をかいたら、服が濡れてしまいますわよ。お姉様」 「だっ…誰のせい……だと…思って……」 「私が脱がせて差しあげますわ」 「やっ、やだっ! ちょっと……きゃ〜っっ!!」  抵抗しようと思っても、あたしの体はそれどころじゃなかった。  フェーナに服の上から触られただけで、感電したみたいに快感が走って、たちまち力が 抜けてしまう。 「や…やだああぁーーっ…!」  ものの数分で、あたしはいつものように丸裸にされてしまった。  けっきょく、またこのパターンなのね。  あたしってばホントに不幸…。しくしくしく…。 「リンスお姉様♪ うふふっ♪」 「きゃううーっ☆」  乳首をキュッと摘まれて、あたしは悲鳴をあげて背中をのけ反らせた。  自分でも信じられないくらいに、乳首が異常に敏感になってる。 「あうっ! いやあっ! うっ……あうぅぅっ…!!」  ああっ、ダメぇっ!  乳首を触られただけでイッちゃいそう! 「いかがですか、お姉様? このお薬は、感じやすい所はより感じやすくなりますの」 「やめて……おねが…。ひあぁーっ!」  あたしは悲鳴をあげながら、汗まみれの体をよじらせた。  だけど、フェーナの指はあたしの乳首をしっかりと摘み、引っぱったり転がしたりして 責めつづける。 「ダメ………そ…そんなに強く……ああっ!! きゃううう〜っっ!」  いきなり乱暴につねられて、あたしは一瞬、気を失いかけた。 「あっ、ひっ、ひぃっ」 「やっぱり、お姉様は乳首がお好きですのね」 「そんな……。もう……ゆ…ゆるして…」 「もっともっと、気持ち良くしてさしあげますわ」  フェーナはそう言いながら、さらに乳首を刺激する。  根本から一気にしごき上げたり、ぎゅうっと押しつぶしたり。  かと思うと、今度は乳輪をサワサワと撫でてみたり、その次には乳頭を指先で集中的に くすぐってみたりもする。 「あはぁっ! やっ、やあぁっ!」 「うふふふふっ。ココの所が特に感じますのね」 「だっ…ダメええぇっ!! そんなに……あっ…あっ…ああぁっ!」  ピンピンに尖りきった乳首をクリクリと弄ばれると、全身にビリビリッと強烈な快感が 走って気絶しそうになる。 「いやあぁっ……。も…もう……あっ…あううっ。や…めてぇ………くうーっ!」  もう、あたしの頭の中はパニック寸前。  次から次へと襲いくる快感に、思考回路はズタズタにされてしまいそう。 「お姉様の乳首、こんなに尖って、ピクピクしてらっしゃいますわよ♪」  楽しそうに言うと、フェーナは乳首に吸いついた。 「ふああぁっ!」  慌ててはね除けようとしたけど、とても無理。  フェーナに体をしっかりと抑えこまれ、好き放題に胸を舐めまわされる始末。  たちまち、唾液と汗であたしの胸はベトベトにされてしまった。 「ひあっ…はっ………くふっ…」 「ん…。お姉様の乳首……美味しいですわ」  フェーナの口がくちゅくちゅ…と音をたてて乳首をしゃぶり、生暖かな舌がヌメヌメと 動いて絡みつき、あたしの左胸をたっぷりと愛撫する。  さらに、右の胸にも手を這わせて、指先で乳首をいじくりまわす。 「ひゃうっ……ひあっ………んっ…くぅぅっ!!」  乳首に触れる舌と指の感触に、全身の神経が反応してしまう。  ──お願い! もうやめてえっ!  ただでさえ感じやすくなってるのに、こんな風に責められたりしたら、あたし、とても じゃないけど耐えられないわ。 「やっ…やぁっ! うっ……く…くはっ………ふっ…ふああっ!」  巧みに動くフェーナの舌と指で乳首を刺激されるたびに、あたしは、あられもない声で 声でヒィヒィと叫び、右へ左へと体を悶えさせる。  まるで、操り人形のよう。  全身から滝のように汗が流れて、熱い息が止まらない。 「…はっ…はっ…はひっ………ひっ……ひいぃっ…」 「うふふふ…♪」 「あぁっ……あ…あうぅぅっ…! も…もう……ダメぇっ…っ………!」  あたしは、簡単に絶頂に達してしまった。  ジィーンと熱い感覚が、体中を包みこんでいく。 「ご気分はいかがですか? リンスお姉様」 「……お…お願い……もう…休ませ…て………」  それでなくても、昨日の夜から今日の朝と言うか昼ごろまで、イスメニア様たちに何回 もイカされまくって足も腰もヘロヘロなのに、このうえ、フェーナにまで責められつづけ たりしたら、いくらあたしでも壊れちゃうわ。 「まっ。お姉様ったら、あのお薬の効き目は持続性がありますのよ」 「うううっ…」  そう。フェーナの言うとおりなのよね。  きっちりイカされちゃったにもかかわらず、未だに体中にジンジンと痺れるような感覚 が渦巻いてて、どうにも抑えることが出来ないの。 「や…やだ…。ちょっと……」 「うふふふふふふっ♪」  フェーナが笑いながら、あたしの胸元を指で軽くなぞった。  と同時に、ゾクゾクするような快感が走る。 「きゃああっ!」 「やっぱり、まだ効いてますわね」 「やだやだぁ。ひいぃ〜ん」 「今度はこちらを──」  そう言うと、フェーナは下半身に手を伸ばす。 「やっ! そ、そこは……あうぅっ!!」  クリトリスを軽く摘まれて、あたしは思わず声をあげた。 「ひあっ…あっ…。ダメ……さ…触らない……きゃうううう〜っ!!」 「うふふふっ♪ こちらも敏感になってますわね。お姉様」 「…はあっ…はっ………ひ…ひあぁっ」  脳天まで突きあげてくる快感に、あたしは息を荒げて喘ぎ、クネクネと悶えた。  このままじゃ、またイッちゃいそう…。 「ん…っ……く…。はっ……あ…あひっ……。やめ…ああうっ」 「リンスお姉様、もっともっと感じてくださいませ♪」 「あっ、あっ、ああーーーっ☆」             *           *  気がつくと、窓の外はすっかり日が落ちて暗くなってた。 「…はっ……はあっ…はあっ………」  あたしは疲労困憊で息をするのがやっとの状態。  手も足も、まるで鉛の固まりのように重くて、指先をかろうじて動かせるだけ。  ダメ。ホントにもうダメ。  あれから、フェーナに何回イカされたか、考えることも出来ないわ。  だけど、さすがに薬の効果も切れてきたみたいで、強烈だった体の疼きも今は少しづつ 治まってきてる。  どうやら、生きてられたわね…。はあ…。 「まあ。リンスお姉様。いつの間にか夜になってますわね」  シレっとした顔でフェーナが言う。 「私、夢中になっていたので、まったく気がつきませんでしたわ」 「……は…ははは…」  そうなのよね。  こーゆーヤツなのよ。フェーナっていうのは。 「そ…そうよ…。だから…もう休ませて……」  とにもかくにも、これでやっと眠れる。  そう思った。  が──。 「まっ。お姉様ったら、明日の朝までにはまだまだ時間がございますわ。心ゆくまで存分 に愛し合うことができますわよ♪」 「…へっ?」  その瞬間、口の中にまた何かが放りこまれた。 「んっ…。ぐ……ごくっ」  …って……?  ぎょえええええーっ!!  の…の…の……飲み込んじゃったああっ!!!  あああ。あたしのバカーッ! 「お薬は、たくさん持って帰ってきましたの」 「ひ…ひえ………」 「でも、明日の朝までは、あと1粒か2粒あれば充分ですわね。うふふっ♪」  天使のようにニッコリと微笑むフェーナ。  あたしにとっては、悪魔の微笑み。 「や、や、やだああっ!!」  あたしは悲鳴をあげて逃げ……られなかった。  疲れ果ててるせいで、立ち上がるどころか這うことすらも出来ない。  そうこうするうち、また、あの強烈な感覚が襲ってきた。 「あぁあっ…あっ………ひいっ…。く…くぅーっ」 「うふっ、うふふふふっ。リンスお姉様。心から愛してますわ」  動けないあたしに、じわじわと迫ってくるフェーナ。 「…い…いやぁぁ…!」  いったい、なんであたしがこんなメに遭わなきゃいけないのよォ!  お願いだから、誰か助けてぇぇ…!                                     END