『TWINKLE☆STAR PATROL ACT1』  宇宙は広い。  たとえば、我々の<天の川銀河系>の直系は、約10万光年ほどある。  これは、秒速約30万qの光が、おおむね10万年かかる距離だ。(ヒマな人は計算し てみてください)  その銀河の辺境を、星間貿易監察局の特設巡視艇<グライフ3>は、ポコポコポコ…と 航行していた。  全長135メートル。恒星間航行船としては、ほぼ最小クラス。  巡視艇と言っても、民間の快速小型貨客船を当局が買い取って、所要の改装をほどこし たに過ぎない。  はっきり言って、ボロ船である。  その艇内の自室で、ミックは思いきり退屈していた。 「ふあぁぁぁぁぁぁぁ…」  本日、98回目のアクビである。  ミックは、ITIの準監察官だ。  主要な仕事は、国際的な密貿易や海賊の摘発である。  と言っても、まだ見習いだから、本当ならば、ベテランの先輩の下に配属されているは ずだった。  が、しかし。  人類とお役所があるかぎり、この時代でも手違いは健在であった。  ちょっとした編成ミスで、同じ見習いであるふたりの仲間と、いきなり、辺境に配備さ れてしまったのである。  それから半年間。  数多くの試練や危機を切りぬけてきたミックだったが、今やかつてない退屈の前に死に そうになっていた。 ──そもそも、出航が早まったのがイケナイんだよなァー……。  ミックはため息をついた。  せっかく、新作ゲームソフトを買いこんできたのに、出航準備の右往左往の中で、置き 忘れてきてしまったのだ。  こんな時に限って事件もなく、おかげで、ここ数日はずっと、  ボヘラ〜〜〜〜〜ッ。  としているミックであった。  そんな時だった。 「ミックぅ。お茶、しよ♪」  シャリィが、ピョンと顔をだした。  グライフ3の航海士で、お茶とお菓子の好きな、とっても可愛い女の子だ。 「……また?」  思わず、ミックは聞き返す。  じつは、2時間ほど前にも、お茶会をやったばかりだったりするのだ。  つまりシャリィも、ヒマなわけだ。 「う〜〜ん……………」  さすがに、ミックは考えた。  まあ、しかし、だ。  何もせずに、ボケ〜〜ッ、としているよりはマシだろう。 「いいわよ。じゃ、行こうか」             *           *  応接室に入ったミックは、アーヤの姿が見えないことに気がついた。 「あれ? アーヤは?」  アーヤは、3人目のメンバーだ。  基礎教育課程をトップで修了した秀才で、そのせいか、この3人の中ではなんとはなし にチーフ的な存在になっている。 「呼んだんだんだけどぉ、資料室から出てこないの…」  つまらなそうに答えるシャリィ。  勤勉なアーヤにとっては、犯罪資料のチェックでも刑法の勉強でも、やることはいくら でもある。  ヒマなんてモノはないのだ。 「アーヤも、もうちょっと、アタマが柔らかかったらいいのにねェ…」  お茶を飲みながら、ミックはブツブツとつぶやいた。  まあ、でも、それならそれでいい。  こっちはこっちで、楽しんでいればいいのだから。 「ね、シャリィ♪」  美味しそうに(そして嬉しそうに)、クッキーをパクついているシャリィに、ミックは 静かに呼びかけた。 「はひ?」  クッキーをくわえたまま、顔をあげるシャリィ。  ミックはその頬に手をそえると、素早くクッキーにかじりついた。 「あんっ!」 「ふふっ……♪」  ミックはそのまま、シャリィの赤い唇をペロリとなめる。 「やァん…。ミックぅ…」 「フフンだ。好きなクセに」  シャリィの小さな胸を、スーツの上からサワサワとまさぐりながら、ミックはふたたび 口づけをする。  たちまち、シャリィは顔を真っ赤に染めて、小さく震えはじめた。 「…ミッ…クぅ………」 「ふふっ。休憩室に行こうか」 「うん…」             *           *  グライフ3の第2休憩室は、部屋全体にマットが張ってあり、デスクのような固い物は 置かれてはいない。  なぜか、と言うと──。 「ミックぅ、アレ、やるの?」 「うん。取りあえず、30分ね」  答えながらミックは、ピポパポとコンソールパネルを操作して、30分タイマーで室内 の重力を0Gに設定する。  ほどなく、ふたりの体がスゥ〜〜ッと軽くなってきた。 「いくわよっ、シャリィ♪」  ミックは脱いだスーツを思いきりポーンと放り投げると、その反動で、シャリィに飛び ついていった。  作用反作用の法則である。(笑) 「キャン! ミックったらぁ…」 「ふふふっ」  ミックは笑いながら、シャリィの白いブラジャーに手を差しこんだ。 「ああっ…ん……そんなトコ……」 「感じるんでしょ? ココ…」  そう言いながらミックは、まだ眠っている乳頭を、指先でこすってやる。 「…あっ…ふうっ……」  シャリィは目を閉じて、口元から熱いため息を洩らす。  早くも乳首が硬みを帯びて、ヒクヒクと尖りはじめてきた。 「オッパイの先が、尖ってきた」 「やァん…。だってぇ……」  そのまま、ススススーッとブラをずらしていくと、シャリィの小さめの乳房が、ポロン とこぼれでた。 「食べちゃおっと」  ミックは、ピンク色の乳首を、そっと口にふくむ。 「きゃふっ!」  シャリィは、可愛い声をあげて、フルフルッと身を震わせた。  感じ易い体質なのである。 「ホントに可愛い。ふふっ♪」  ミックは、シャリィの体を強く抱きしめ──でないと離れてしまう──て、さらに乳首 を舐めなめまわす。 「はァッ…ん……あん! あァん!」  シャリィが悶えるたびに、ふたりは宙を漂いながらクルクルと回転する。  さすがに目が回りそうだったので、ミックは右手首のリングのボンベを噴射して手近な 壁にしがみついた。  それから改めて、シャリィの体を愛撫していく。 「ふふ…。シャリィ……」  白い首スジや肩に、ミックはたっぷりとキスを降りそそぐ。  シャリィの細い胴体に両脚をしっかりと絡ませ、うなじにも舌を這わせて、ペロペロと 舐めてやる。 「……んっ……は…はぁ…ん……」  シャリィは、顔を真っ赤にして喘ぎながら、全身を小刻みに震わせた。  ツヤのある肌がピンクに染まり、大粒の汗が浮きだしてくる。 「………ミ…ミックぅ…」 「気持ちいい? シャリィ」 「…あん……。す、素敵ぃ………」 「じゃ、もっとしてあげるネ」  そう言うとミックは、シャリィの後ろにまわった。  背中越しに手を伸ばして、ツンと突きでた左右の乳首を摘んで、ぐりぐりと粉ねまわし て刺激する。 「ひっ! ひあァァっ!!」  シャリィは大きな声をあげながら、ミックの腕の中で、汗まみれの全身をヌルヌルと悶 えさせる。  その体を抑えて、ミックは左手の指を下半身にすべらせた。 「はっ……や…ん……」 「ふふっ。ショーツの中が、もう、ベトベトになってる」  ぐちゅ…ぐちゅ…。  ミックが指を動かすと、ショーツの中から、いやらしい音がする。  右手で乳首をころがしながら、ミックはさらに、シャリィのクリトリスをいじりまわし てやる。 「ひゃうぅんっ☆」  シャリィの背中が、弓なりに、大きくのけ反った。 「…ハ…ハア………ハアぁ…ん…」 「さあ、シャリィ。脱がせてあげる」  ミックは、ベトベトになったショーツを、スルリと脱がせた。  それから、体をクルリと180度回転させると、シャリィの股間に、お尻のほうから頭 を差しこんだ。 「キャン! やだぁ…ミックぅ…」 「ふふふっ。シャリィってば、こんなにしちゃって……♪」  そう言うとミックは、シャリィの秘所に舌を伸ばした。 「……だ…だって………アアンッ!」 「飲ませて……ネ…」  クレヴァスをそっと割り、奥のほうにまで舌をさし入れるミック。 「んっ……くぅ…ん………」  シャリィの太股が、きゅっ、とミックの頭を締めつける。  そんな可愛い反応を楽しみつつ、さらにミックは、舌をズルズル動かし、クリトリスを 指でつつきまわす。 「あっ! くぅ〜っ!」 「イっちゃいそうね。シャリィ」  ミックはスルッと体を抜いて、それからシャリィを抱きしめた。  胸元に軽くキスをして、ピンクの乳首に唇をすべらせる。 「きゃうぅん」  シャリィがブルブルブルッと震えると、汗の粒が珠になって、プルンプルンと宙に飛び 散っていく。 「さあ、シャリィ。イっちゃってもイイわよっ」  ミックは、チュッチュッ、と口づけをしながら、シャリィの大切な部分を、指でクチュ クチュと愛撫する。 「あひっ…ひっ……ひゃうぅ〜っっ!!」             *           * 「この、クソバカ〜〜〜ッッ!!」  どげっっ! 「ギャオッ☆」  いい気持ちで寝ていたミックは、とつぜん、力いっぱい蹴っとばされた。  もちろん、犯人はアーヤだ。 「あいたた……。なにすんのヨォ!」 「なにじゃないわよ!! アンタこそ、ナニしてんのよっ!?」 「あっ、あはははは…」 「あと10分で、フィールド・ドライブよ。さっさと仕度しなさい!」 「ええっ? ちょっと…待って…!」 「あぁ〜ん。うそぉ」  どたばたぢたばた。  ミックとシャリィは、大慌てで服を着はじめた。  フィールド・ドライブ。  正式には<亜空間フィールド航法>と呼ばれる、超光速航法の一種だ。  ドライブ中は自動操縦なので、フロに入ろうが、はたまた、ゲームをしていようが一向 に構わない。  だが、フィールドの展開時と解消時には若干の危険があるため、乗員は配置につくよう 義務づけられているのだ。 「ホラッ! 早くしなさい!」  ミックとシャリィが、ブリッジに駆けこんだ時には、すでにアーヤは、操縦席に座って 計算をはじめていた。 「わああっ。ま、待って!」 「やぁ〜〜ん」  ふたりは急いで席に座った。  ミックは機関、シャリィは航法が、それぞれの定位置だ。 「データが来てないわよ、ミック!」  アーヤが怒鳴る。 「だから待ってェ──」  ミックは必死になって、コンソールを叩きまくる。  フィールド展開まで、あと2分。  今からこんなでは、先が思いやられるというものだ。  やれやれ──。                         TO BE CONTINUED