『TWINKLE☆STAR PATROL ACT4』 「ぐわあ〜〜〜〜〜っっっ!!!」  ホテルの狭い部屋に、ミックの叫び声が響きわる。  もうかれこれ5時間近くのあいだ、ミックは頭をかきむしりながら、床の上をゴロゴロ ところげまわっていた。(変人…)  シャリィの消息が途絶えてから、そろそろ9時間になるのだ。  リーファの話によると、シャリィは『調べることがある』とか言って途中で別れたとい うのだが、未だになんの連絡もないのだ。  必ずしも優秀な監察官とは言いきれないシャリィだが、連絡もせずに勝手な行動をとる ような女の子ではない。  それだけに、ミックはもう、心配で心配でたまらなかった。 「どーしよどーしよーっ! 絶っっ対に何かあったのよォォッ!!」  ひとしきり騒ぐと、ミックは、すっくと立ちあがった。 「捜しに行くわよっ! アーヤっ!」 「落ちつきなさいよ。捜すって、どこに行く気よ?」 「………う。(ぴきぴきっ)」  ミックは固まってしまった。  そもそも、捜しに行くほどのアテがあれば、こんな騒ぎにはならない。  手がかりも何もないからこそ、心配なのである。 「……そうよ…ね……。リーファは知らないって言うし……。あああ〜っ!!」  大声でわめきながら、ミックはふたたび頭をバリバリバリとかきむしる。  ほとんど、パニック状態だ。  しかし、アーヤのほうは例によって冷静だった。 「そのリーファなんだけど、少し気になることがあるのよ」 「へっ? 何が?」 「リーファの腕輪、覚えてる?」 「あ、うん。えっ…とォ……」  ミックは、リーファと最初に会った時のことを、思いだしてみた。  ノースリーブのチャイナっぽいスーツから、スラリと伸びた白い腕。  そう言えば、左の二の腕に、とってもきれいな飾り細工の腕輪があったけ……。 「そうそう。素敵な腕輪だったわね」 「そうね。だけど、どう見ても、相当に高価な物よ」 「でしょうねェ」  うんうん。とミックはうなずいた。  アーヤの言っていることが、まだ理解できていないらしい。 「もう!」  アーヤの眉がつり上がった。 「新米刑事の安月給では、とても買えるような物じゃないのよっ!」 「え? それって………ええっ?」  ミックの目が丸くなった。  ようやく、意味がわかったようだ。 「…ま…まさかリーファが……!?」 「アルバイトをしてるのかもね」  冷静な声でアーヤが言う。 「で、で、でも、ローンで買ったとかプレゼントにもらったとか……」 「そうかもしれないけど、ちょっと気になるわ」 「うう〜〜〜っ…」  ミックは頭を抱えこんだ。  何がなんだか、わからなくなってしまいそうだ。 「とにかく、調べればわかることよ」  アーヤの瞳がキラリと光った。             *           * 「残念だけど、シャリィについては、まだ、なんの情報も入っていないわ」  ソファに腰かけたリーファが、トボケた顔でアーヤに言う。  突然のアーヤの呼びだしに、怪訝な顔をしながらも、リーファは30分ほどでホテルへ やってきた。 「そう。でもね──」  アーヤも穏やかな表情で、しかし、きびしい口調で問いかえす。 「アナタは、何か、重要な情報を隠しているんじゃない?」 「何をバカなことを!」 「じつは、アナタの銀行口座をちょっと調べさせてもらったのよ。ほら」  立ちあがりかけたリーファに、アーヤは、1枚の書類を見せた。 「なっ…!」  とたんに、リーファの顔色がサアッと蒼くなった。 「お給料以外にも、ずいぶんと副収入が多いようだけど?」 「……そ…そんなの違法捜査よ! なんの証拠にはならないわよ!」  ヒヤ汗をたらしながら、リーファは出口に向かって、じりじりと後退していく。  と──、 「証拠なんて、どーでもいいのっ!!」  いきなり、リーファの背後に、ミックがドド〜ン☆とあらわれた。  まるで怪獣の出現だ。 「あたしたちは、シャリィを助けたいだけなんだから、証拠になろうがなるまいが、そん なの関係ないのよっっ!」  がうがうがう、とミックは、白い歯をむき出してわめく。  やっぱり怪獣である。 「し……知らないわよっ!」  リーファは素早く逃げようとした。  が、ミックのほうがもっと動きが早かった。 「待てェッ!」 「きゃああーっ!!」  ぢたばたと暴れるリーファを、ミックはガッチリ抑えこんでしまった。 「はっ、放してよーっ!」  リーファは懸命に抵抗する。  だが、腕力勝負なら、プロレスラーをもブッ飛ばすミックのパワーである。  最初からリーファに勝ち目などない。 「何がどーしたって、絶対にしゃべってもらうわヨォっっ!!」  わずか5秒でリーファをベッドに押し倒すと、ミックは服のボタンを外しはじめた。  さすがはミック。  見事な攻撃である。(何が?) 「ちょっと何を……きゃーーっ!!」 「そんなの決ってるでしょっ!」  ボタンをすべて外すと、ミックは勢いにのって、リーファの服と下着を、すぱぱぱぱぱ ぱぱっ、と脱がせてしまった。 「キャーッキャーッ!」 「ええーいっ、おとなしくせいっ!」 「ちょ、ちょっとミック。あんまり手荒なマネは……」  さすがに、アーヤが口をはさむ。  しかし、ミックの目の色はすでに完全に変わっていた。 「だいじょーぶ。優しくしてあげるだけだから。うふふふふふふっ♪」 「きゃあァーーッ!! 許してーっ!」 「じたばたするんじゃなぁーいっ」  はたから見ていると、ほとんど、と言うより、完全に変態である。 「白くてきれいな肌ねェ」 ミックは、スススッ、とリーファの肌に指を滑らせる。 「やめてっ………あうっ!」  リーファの体が、ピクリと震えた。 「あら。リーファって、なかなか感じ易そうねェ」  ミックは楽しそうに笑うと、きれいなピンク色をしたリーファの乳首を、指の先で軽く 摘んでみた。 「…や…やめ……アァーーッ!」  乳頭をクリクリと転がしてやると、透きとおるような声で、リーファの悲鳴が部屋中に 響きわたる。 「すっごく感度がいいじゃない。もしかして、誰かに開発されたの?」 「だっ、だめっ。お願いよ。これ以上はかんべんして……くぅぅ〜っ!」  ミックが軽く愛撫しただけで、面白いように、リーファは反応する。  いかにも気の強そうな雰囲気のリーファだが、その正体はレディ・フォックスの可愛く て忠実な『仔ネコちゃん』だ。  ひとたび、責められてしまうと、意外ともろかったりするのである。 「ハアッ……あ…あぁんっ……」 「ふふふっ♪」 「ちょっとミック。遊んでる場合じゃないのよ!」 「わかってるって、アーヤ。あたしにまかせてよっ。(クスクス)」 「…いやっ! 放し……くぅっ!」 「フフフンだ。逃がさないって言ったでしょっ」  誰がなんと言っても、H大好き少女のミックである。  リーファが『ネコ』であると判明した以上は、足腰が立たなくなるまで、徹底的にイカ せる自信があるのだ。 「思いっきり、イカせちゃうからネ」  ミックはニカッと笑うと、ハアハアと喘ぐリーファに、攻撃を再開した。  両手で乳房を揉みしだきつつ、硬みを帯びてきた乳首を、指でキュッキュッとしごいて 刺激してやる。 「ひあああっっ! あっ、あっ、お願いやめてぇっ! あひぃーっ!!」 「あらら。もう、こぉ〜んなに尖ってきてるじゃない。ふふふっ」  ミックは、リーファの乳首を口にふくむと、軽く歯をたてた。 「ひっ、ひいぃーーーっ!!」  リーファは悲鳴をあげて、背中を大きくのけ反らせる。  キメの細かな白い肌はほんのりと薄桃色に染まり、熱い汗がじっとりとにじみはじめて いた。 「も…もう……ゆ…許し…てぇっ…」 「ダ〜メっ! シャリィの居場所を教えてくれるまではネっ」  とかなんとか言いつつも、じつのところ、けっこう、夢中になっていたりするミックで あった。  なんとも、困った性格である。 「まだまだよ。覚悟しなさい」  ミックは、形のいいムネに舌を這わせてたっぷりと舐めまわし、クネクネと悶える細い 腰にも手を伸ばす。 「ああっ! そ…そんな……」 「ふふふっ。濡れてる濡れてる♪」  固く閉じようとする太股に、ミックは素早く指先をもぐり込ませた。  白い腿の内側は、汗と愛液とで、もうグッショリ濡れている。 「……や…やめ…て………」  そう言いながらもリーファは、汗まみれの体をよじらせつづける。  もう完全に、ミックの術中だ。 「はひっ……ふぅっ…。だめ…あ……もう………クゥゥ〜〜ッ!!」  リーファは、ひときわ大きな声をあげて、背中をビクビクとのけ反らせた。 「もうイっちゃったの? でも、まだまだよ。ふふふっ」  ミックはバイブを取りあげた。 「今度はコレをあげるわヨォ」 「…そ…そんな……。イったばかり…なのに………」  ずるずると這いずって、リーファは逃げようとする。 「逃がさないわよォ〜だ!」 「いやあーっ! かっ…堪忍してえーっ!」 「ほらっ!!」  ミックは片手でリーファをしっかりと捕まえると、濡れたクレヴァスに、バイブを押し 当てた。 「いっ、いやっ! あ……くあっ…」 「シャリィの居場所を言うまでは、なんかいでも、イカすわよっ!」  ミックは、ズズズズッ、とリーファの中に、一気にバイブを挿入する。 「ぐうぅぅ〜〜っ!!」 「ほらほら。動かしちゃうからァ!」 「あひっ、ひっ、ひぃーーっ!」  ミックがバイブを握った手を動かしてやると、それに反応するように、リーファの全身 がピクンピクンと悶える。 「……たっ…助け………あうっ…」 「ふふふふふっ♪」 「し…死ぬ………。あうっ……アアーーッ!!」  ふたたび、リーファの体が、ヒクヒクと震えはじめた。             *           *  2時間後──。  ミックたちはチャーターした小型機で、エレア市から4200q離れたの赤道上の小島 にある、軌道エレベーターの第2号タワーに向かっていた。  ディープな拷問(?)の末に、ミックはついに、リーファから、シャリィの行方を聞き だすことに成功した。  なんと、レディ・フォックスは、宇宙にいると言うのである。  すぐにでも後を追って行きたいところなのだが、残念なことにグライフVは成層圏外の ステーションだった。  もちろん、エレア市にだって、宇宙港はちゃんと存在している。  だが、特別な事情がないかぎり、監察局からは軌道エレベーターを使うように指導され ているのだ。  コストとリスクがその理由だった。  まあ、軌道エレベーターの建っている惑星ならば、それを使うのが一般的な常識と言う ものなのだが…。  何しろ、軌道エレベーターはそのために存在しているのだから。  そして今。  ミックたちが目指しているのは、この星系の第1惑星のラドルだった。  フォックスの船は、その軌道上にいるとリーファは白状した。  そして、シャリィもそこに──。                         TO BE CONTINUED