『TWINKLE☆STAR PATROL 番外編1』  セリナは惑星国家クレストの情報部員である。  と言っても、1年ほど前に配属になったばかりの新人であり、与えられる任務と言えば 補助的なものばかりで、大した実績もあげてはいなかった。  セリナ自身も、配属された直後は新人なんてそんなモノだろうと考えていた。  だが、そろそろ勤務にも慣れてきた(と本人は思ってる)最近では、簡単な任務内容に 不満を感じるようになってきていた。  特に同期が手柄を挙げたなどと聞けば、なおさらのこと。  ──私も大きな仕事をしたい!  何かにつけて、上司にそうアピールする今日このごろだった。  そして、その願いが通じた…のかどうかは分からないが、ついにセリナにも重要な任務 が任される時がきた。  その任務とは海賊組織への潜入調査だった。  ターゲットは、最近、急速に勢力を伸ばしているレディ・フォックス。  活動歴はまだ短いが、あざやかな手口とやたらと派手なパフォーマンスで、今や全銀河 にその名を知られる謎の女性である。  配下はすべて、『親衛隊』と称する多数の美少女たちであり、セリナが選ばれた最大の 理由もそこにあった。(つまり、セリナはかなり美少女系なのだ)  その美少女集団の中に潜り込み、フォックスの情報を探りだすこと。  それが、セリナに課せられた任務だった。             *           *  数ヶ月後──。  セリナはフォックスの海賊船<ピンク・ラズベリー>に乗り込んでいた。  途中で正体がバレそうになったりとか、まあ色々とトラブルもあったのだが、最終的に はどうにか潜入に成功したのである。  だが、その直後から重大な試練に直面していた。  そもそも、レディ・フォックスの『親衛隊』というのは、要するに全員がフォックスに 忠実な『仔ネコちゃん』という意味であり、ご指名に応じて『ベッドのお相手』も務める のは当たり前のことだった。  問題は、それがまたえらく気持ちがいい、ということなのだ。  様々な道具や、時として薬まで使われてのプレイは強烈で、身も心もとろけそうな感覚 にセリナは溺れてしまいそうだった。  めくるめく官能体験、とでも言うべきだろうか。  最初は『任務のため』と思っていたのだが、最近では、フォックスのご指名を心待ちに するようにすらなってきている。  しかも、問題はそれだけではなかった。  フォックスのお相手をしない日であっても、非番のたびに親衛隊の先輩たちに誘われて しまうのである。  新入りということで、どうやら興味を持たれているらしい。  組織への潜入という任務を考えれば、これも断るワケにはいかないだろう。  いや、断る意志はすでに弱まりつつあった。  きわめて危険な状態である。  ──早くこの任務を終わらせなきゃ…!  自分自身の心理変化に、セリナはアセりを感じはじめていた。  このまま、あと1〜2ヶ月も居たら、完全に任務を忘れてしまいそうだった。  しかし、肝心のデータルームはガードが固く、新入りのセリナのIDでは入室すること すらも出来ない。  最悪の場合、逃げ出すしかないかもしれない…。  そう思いはじめていたある日、セリナは先輩から寝物語に耳寄りな話を聞いた。  データルームが改装中というのである。  セキュリティシステムも、工事のためにあまり動いていないらしい。  これを逃せば、もうチャンスは無いだろう。いや、例えチャンスがあっても、その前に セリナが落ちてしまうだろう。  多少の危険はあっても、こうなったらやるしかない。  夜になるのを待って、セリナはデータルームへ向かった。  ちなみに、『夜』というのはもちろん、船内時間としての便宜上のものである。  宇宙を航行中の船には、実際には昼も夜もない。  人間の生活バイオリズムを整え、時間の感覚を失わせないために、一般的に宇宙船の中 では昼と夜の時間帯が設定されているのである。  当然、夜には大半の者が休んでいるから、秘密の活動には都合がいい。  予想通り…と言うか、予想以上にアッサリとデータルームに侵入したセリナは、必要な 情報をコピーすると急いで自室に戻った。  ──あとは、これを持って上手く逃げ出すだけね。  安堵のため息をつきながら、セリナは部屋のドアを開けて足を踏み入れた。  が、そこで硬直してしまった。 「思っていたよりは早かったわねえ」 「え!? あ…。フォッ…いえ……お…お姉…さま………?」  ベッドの上には、レディ・フォックスが座っていたのである。 「もう少し手間取るかと思っていたけど、訓練を受けただけのことはあるようね」  フォックスは意味深なことを言いながら、ゆっくりと立ち上がった。 「く……訓練て………」  心臓をバクバクさせながら、セリナはじりじりと後退しようとする。が、ドアの外には いつの間にか、数人の親衛隊が立って退路をふさいでいた。 「キャッ!」  両腕を捕まれて、セリナは小さな悲鳴をあげた。 「な…何するの!? 放して!」 「セリナ。あなたの正体は、最初から分かっていたのよ」 「え!」  セリナの心臓が、ドキン☆と大きく跳ねた。 「な、な、な、なんのことでしょう?」  顔面蒼白、冷や汗タラタラになりながらも、セリナはトボけようと試みた。  しかし、 「あなたはクレストの情報部員でしょう。目的は、私に関する情報の収集──」  そう言いながら、フォックスはセリナの服のポケットに手を入れると、データディスク を取り上げた。 「それは…!!」 「だから、ちょっと罠を仕掛けてみたのよ」 「罠!?」  がががーん☆  セリナは思いきりショックを受けた。 「そ…そんなあ……」 「なかなか楽しいゲームだったわね。ホホホホホッ♪」  頬に手を添え、高笑いをするフォックス。 「あう〜……」  がっくりとうなだれるセリナ。  そのセリナの顎を掴むと、フォックスはグイッと顔を引き寄せた。 「じゃあ、そろそろ次のゲームへ移りましょうか。あなたが、私の責めにどれだけ耐えら れるか見せてもらうわ」  フォックスの口元に怪しい笑みが浮かぶ。 「たっぷりと楽しませてちょうだい。ホ〜ッホホホホホホホホッ!!」             *           *  大きなベッドの上に、セリナは捕らわれていた。  特殊ゴム製のベルトで両手首を頭の上で拘束され、さらにそのベルトは、短いロープで ベッドの端に固定されている。  両脚は自由になるものの、だからと言って逃げだせる状態でもない。  もちろん、着ていた物は1枚残らず剥ぎ取られている。  このあたりは、お約束の展開と言えよう。 「とっても可愛いわよ。セリナ」  セリナの横に、下着姿のフォックスが腰を下ろした。 「……………」 「従順なフリをしてた時も良かったけど、その反抗的な目つきもそそられるわ」  薄笑いをしながら、フォックスはセリナの頬を撫でまわす。 「い…いやあっ!」  セリナは叫び、頭をブルブルと振った。  フォックスに頬を撫でられるだけで、背筋がゾクゾクしてしまう。  この数ヶ月間、フォックスや他の親衛隊たちのお相手をさせられる中で、セリナの心身 は完全に快感を覚えこんでしまっていた。  こんな状態でフォックスに責められたりしたら、きっと長くはもたないだろう。  だが、じつはそれも、フォックスの計算のうちだった。  そのためにすぐに捕らえず、気づかないフリをしてセリナにじっくりと快感を植えつけ ていったのである。  まさに、手練手管のお姉様と言えよう。 「どうしたの? もう感じちゃってるのかしら?」 「きゃうっ!」  早くも敏感になりはじめている乳首を摘まれ、セリナは思わず声をあげた。 「やっ、やあっ!!」 「あらあら…。乳首が固くなってるわよ」 「くふっ……はっ…はあっ…」  頬を真っ赤に染め、身をよじらせるセリナ。  フォックスの指に弄ばれる中で乳首はさらに固くなり、たちまちのうちに、ピンピンに 尖りきってしまう。 「あ…あううっ」 「セリナはいやらしいコねえ。こんなにしちゃって…」  そう言うと、フォックスは小さめの乳房を根本から持ちあげ、頂点にツンッと突きでた 乳首を口に含んだ。 「ふああっ! だ…だめええぇっ…!!」  セリナは大声で叫び、反射的に背中をのけ反らせる。  だが、フォックスはその体をしっかり抑えこむと、さらに乳首に舌を絡ませてねちねち とねぶり、口をすぼめて甘く吸いたてる。 「んくっ……くっ…うあぁっ」  必至に耐えようとするセリナだったが、それは無駄な抵抗だった。  乳首を吸われただけで全身がブルブルと震え、汗がドッと噴きだしてくる。 「くっ…くうぅーっ…」 「セリナは乳首がとっても敏感なのよねえ」 「ひゃううっ!」  乳頭をサワサワとくすぐられて、セリナは体を大きく震わせた。 「やっ…いや…いやあっ!」 「ホホホ。本当に可愛いこと。ホ〜ッホホホホホホ」  逃げようとするセリナの体を背後から抱きしめると、フォックスは背中越しに乳房に手 をまわして、くにくにと揉みしだきはじめた。  小ぶりな膨らみを手で包みこみ、指のあいだに乳首を挟んで刺激する。 「あ…あうっ……。くふっ…」 「耳たぶまで、こんなに真っ赤にしてしまって…。悪いコね」  薄笑いを浮かべると、フォックスはセリナの耳たぶを甘く噛み、耳の孔にまで舌を潜り こませてきた。 「きゃっ。ああっ……あっ…あっ………んっ…く……ふうっ……」  フォックスの腕の中で、セリナは息を荒くして喘ぐ。  紅潮した肌は滝のように流れる汗で、ドロドロ・ヌルヌルになっていた。  もはや、抵抗するだけの体力も気力もなく、ほとんど、フォックスのなすがままに身を 任せるだけだった。 「やっ、やあっ。ふあっ………ん…ああっ…!」 「ホホホッ。今からこんな状態では体がもたないわよ」  フォックスは笑いながら、今度は下半身に手を伸ばしていくと、セリナのクリトリスを 指でキュッと摘んだ。 「ひゃううーっ!」 「こちらのおマメのほうは、どんな具合かしら?」 「いっ、いやあっ! 触らないでぇ!」  セリナは慌てて股を閉じようとするが、腰に力が入らない。 「こっちもぷっくりと膨らんじゃってるわよ。ほお〜ら♪」 「あっ、あううっ。だ…だめ……。ひぃぃっ!」  クリトリスを小突きまわされ、セリナは悲鳴をあげて身悶えする。 「ああうっ………あっ…くぅっ! やめ…てぇっっ!」 「ホホホホホッ。もっともっと可愛がってあげるわよ、セリナ」  フォックスはセリナをあお向けに寝かせると、充血したクリトリスを指で摘んで、本格 的に責めたてはじめた。 「ひいっ、ひぃぃーっ!」 「あらあら。クリトリスをいじられただけでイッちゃいそうねえ」  愉快そうに言いながら、フォックスはセリナのクリトリスを愛撫しつづけた。  突起を摘んでクリクリと転がし、一気にしごきあげる。 「や…やめっ……。ああっ…。許してえぇぇーっ!!」  セリナはあられもない声で泣き叫び、身をもがかせるが、しかし、フォックスの執拗な 攻撃はやむ気配もない。 「ほらほらほ〜ら、お汁もじゅぶじゅぶに溢れてくるわよ」  フォックスは、片手でセリナのクリトリスをいじくりながら、もう片手でクレヴァスを まさぐり、内部にも指をズブズブと挿入してくる。 「ひぃっ! ひっ……はああっ!」 「セリナったら、なんて淫乱な体なのかしら。ホホホホホホホッ♪」 「そ……そんな…。ちがいます…。あううっ!」 「あら。何がちがうって言うの?」  そう言うなり、フォックスは3本の指をセリナの奥深くまで押しこみ、蜜壷をグイッと 激しく突きあげた。 「うあああーーっっっ!」  ビクビクッとセリナの全身が激しくふるえた。 「やああ〜っ!」 「ほお〜ら! このままイッてしまいなさい!」 「ひあっ、くっ、うあああぁっっ!!」  フォックスの指がセリナの中で妖しく蠢き、敏感な肉壁を刺激する。  体の芯をじかに刺激される感覚に、セリナはたまらずに追いこまれていった。 「んくっ……はっ…はああっ……。あっ…あううぅーっ…!!」  大きく腰を浮かせた後、セリナの体がガックリと崩れた。 「こんなに簡単にイッてしまうなんて…。やっぱりセリナは淫乱ねえ。ホホホッ」 「う……く…」  セリナは顔を真っ赤にして、涙目でフォックスを見つめる。  もう、完全に敗北だった。 「怖がらなくてもいいのよ。私に愛と忠誠を誓いなさい。そうすれば、セリナも今日から は本当に私の仔ネコちゃんになれるのよ」 「………」 「どうなの? セリナ?」 「…あ…あの…………。お……お姉様……。(ポッ)」  赤く染まったセリナの頬が、心なしか柔らかなピンク色に変わった。  かくして、レディ・フォックスの率いる美少女親衛隊にまた1人、新たな仔ネコちゃん が加わったのである。                                     END