『TWINKLE☆STAR PATROL』 ☆基本設定☆  はるか昔に地球を飛びだした人類は、その旺盛な繁殖力をもって、いつのまにやら銀河 系の一角に、その生活圏を築きあげていた。  かつて人類が植民した恒星系は、それぞれが独立国家となり、激烈な銀河大戦をくぐり 抜けたすえに締結された星間平和共存条約によって、取りあえずは平和と繁栄を謳歌して いた。  そして、条約の締結を記念して制定された銀河平和暦も歳をかさね、どうにかこうにか 85年に達していた。  この時代、それぞれの恒星国家のあいだでは、さまざまな貿易が、ひっきりなしに行わ れていたが、それと同時に、法のウラをかいくぐって、莫大な利益を得ようとする密貿易 もまた、拡大の一途をたどりつつあった。  トイレットペーパーからミサイル、はては人身売買まであつかう密貿易は、日増しに巨 大化・凶悪化し、もはや、各国家単位では、完全に対処することは不可能であった。  これに対処するため、星間条約会議は<星間貿易監察局>の設立を決定、ここに、密貿 易組織との全面対決を開始した。  監察局の準監察官、つまり見習いの身分のミック、シャリィ、アーヤの3人は、本来な らばベテランの先輩と組んで行動するはずが、極度の人手不足と事務の不手際(つまりお 役所仕事)のせいで、見習いの3人だけでチームを編成させられ、いきなり、辺境区へ配 備されてしまった。  事件の少ない区域とはいえ、ときには、凶悪な海賊がとおりかかることだって無いとは 言えない。  そこそこの能力はあるとは言え、経験は全滅の弥次喜多的3人組みに、はたして、明る い未来はあるのだろうか? ☆キャラクター設定☆ ○ミック 15才 女  星間貿易監察局の準監察官。いちおう主人公…の予定。  いつでもどこでも、陽気で元気なドタバタ娘。  ひたすら軽いノリでトラブルを乗り切る達人で、取りあえず任務はこなすが、それ以外 ついては、ややいい加減な面もあり、そのせいでアーヤとぶつかることもある。  特殊能力として、超細胞を活性化させて、短時間だけだがものすごい怪力を発揮するこ とができる。(持続性はない)  極度の低血圧で、一度寝てしまうと、なかなか起きられないのが弱点。  女の子と気楽に×××するのが大好き。 ○アーヤ 16才 女  星間貿易監察局の準監察官。ミックの同僚。  とっても物覚えがよく、最優秀の成績で基礎教育課程を終えた秀才だが、そのわりに短 気な性格で、怒りだすと手がつけられなくなる。もっとも、腕力がないので、被害はそれ ほど大きくないのだが…。  格闘戦は苦手だが、狙撃の腕前は針の穴をとおすほど。  情報収集と分析の能力はトップクラス。ただし、うまくいかないと、すぐに爆発してし まうのが欠点。  精神安定剤と胃腸薬が、手ばなせない生活である。  知識欲が旺盛で、休日には、書庫に閉じこもっている。 ○シャリィ 15才 女  星間貿易監察局の準監察官。ミックの同僚。  おっとりした性格の女の子で、いつでもニコニコしており、友人知人はもちろんのこと 犯罪者に対しても親切にふるまってしまう。  お茶とお菓子が大好きで、何かと言うと、お茶会をはじめるクセがある。  ハイレベルの感応・感知能力を持っており、危険を予知したりすることも少なくないの だが、対応がにぶいので、今ひとつ、役に立つとは言いきれないのが難点。  素敵な美女や美少女が大好きなバリバリのレズ趣味で、そのうえ、やたらと感じ易い体 質のため、すぐに欲情してしまうアブナイ女の子。 ○レディ・フォックス 2?才 女  最近、活動をはじめた宇宙海賊。  活動歴はまだ短いが、あざやかな手口と派手なパフォーマンスで、銀河系中にその名を 知られている謎のお姉様。  最新鋭の巡洋戦艦に匹敵する強力な海賊船<ピンク・ラズベリー号>と、高性能の戦闘 アンドロイド部隊を率いて、辺境から中央まで駆けめぐり、密輸から商船襲撃まで、思う 存分、暴れまわっている。  親衛隊と称する多数の美少女たちを、いつも身近にはべらせている。 ☆その他の設定☆ ○星間貿易監察局(INTERNATIONAL TRADE INSPECTOR)  横行する密貿易を取り締まるため、星間平和共存条約の全加盟国によって共同で設置さ れた特別組織で、海賊なども相手にするため、通常の捜査・警察機能だけでなく、ある程 度の軍事機能も持っている。  職務に従事している職員には、条約加盟国への出入国はすべてフリーパスという特権が 与えられている。  なお、通常の超国家犯罪に対してはITIとは別に国際警察機構が存在しており、事件 の内容などによっては、縄張り争いが起きることもある。 ○特設巡視艇グライフ3  ミックたちの使用する監察局の巡視艇。全長135m。  民間の快速小型貨客船を、船舶不足に悩む監察局が買い取って、所要の改装をほどこし た艇で、同型艦はない。  恒星間航行船としては、ほぼ最小クラスの船である。  元民間船だけあって居住性は良く、それなりに頑丈な船でもあるが、はっきり言って性 能は今ひとつの老朽船で、ときどき、エンジン(通常空間用)が不調になるという致命的 欠陥があるとっても怖いフネである。  軽戦闘偵察機が1機と、大小4隻の短距離連絡艇(ボート)や、各種の船外作業ポッド などを搭載している。  惑星降下・離脱能力がある。 ○海賊船ピンク・ラズベリー  レディ・フォックスの使う大型の海賊船。全長1062m。  超弩級の巡洋戦艦に匹敵する、超1流の強力な戦闘艦で、並みの海賊が持てるような艦 ではないところから、世間ではフォックスの正体について様々な推測や憶測が飛びかって いたりもする。  艦橋の内部には、豪華なソファやベッドなどが備えられており、艦橋と言うよりは宮殿 のような雰囲気である。  もちろん、船体の色は蛍光のどピンクである。(うげげ…)  惑星降下・離脱能力はなく、その代わりに、駆逐艦級の降下船2隻を艦底部に搭載して いる。また、それ以外にも数隻の突撃戦闘艇と、50機以上の各種戦闘機や攻撃機も搭載 している強力な戦闘艦。 ○亜空間フィールド航法  船体の周囲に、亜空間のフィールドを形成し、通常空間、つまり相対性理論の支配空間 と分離したうえで、超光速推力エンジンで加速して、光速の壁を超えるという超光速恒星 間航法。最高速度は、光速の約5万倍程度。  とても便利な航法だが、フィールドの大きさに限界(約1q)があり、必然的に、恒星 間航行船の船体サイズも限定されてしまっている。  超光速エンジンやフィールド発生機、そして船体に過大なストレスがかかるため、1度 のドライブで移動できるのは100光年程度。  さらに、次のドライブが可能になるまでに、数時間から半日程度の時間を要するという のも大きな欠点。  また、それに加えて、お世辞にも燃費がいいとは言えないシステムで、長距離を航行す るためには、途中での燃料補給が不可欠となる。このため、一定の距離ごとにスタンドを 設置した航路が、重要な存在となっている。  人類の生活圏が、未だに銀河全域に広がっていない理由のひとつは、これらの欠点のせ いであると言えるだろう。  なお、亜空間は水中のような状態であり摩擦抵抗が存在するため、慣性飛行はほとんど できない。