
加 齢 臭 と は
我が家は幸い早くから子供たちが独立し、孫たちの面倒をみることも無く、家内との二人暮しなので、直接「お父さん、臭い」などと言われたことはありませんが、世間では娘や孫たちから「お父さん臭い」「お爺ちゃん臭い」と言われている、初老の男性がいるとか聞いています。
自分じゃ判りませんが、本当に年をとると「オヤジ臭さ」が出るのでしょうか。
★ ★ ★
これは新聞の受け売りですから、どこまでホントか判りませんが、一応納得されたら安心して下さい。
皮膚には皮脂腺といって、脂を出す器官や汗を出す汗腺があります。そうした脂や汗が、皮膚にいる細菌や空気などで分解・酸化されて出来た物質が体臭の元だと言われます。
しかし、脂も分泌しない、汗もかかないと言う人はまず居ません。だから「原因となる物質が出来るのは、なにも(おじさん)だけでなく、貴方も、貴女も誰にでも出来るのです。だからこれはオジサンの専門ではないのです」と皮膚科の望月先生はおっしゃいました。
では、中高年の男性が「おやじくさい」といわれるのは、親父らしい風格が出来てきたから、いわゆる「オヤジみたい」というところを「親父くさい」と云われるのでしょうか。
望月先生は「いや、そうではないようです。実は9-ヘキセデセン酸という脂が分解されるとノネナールと言う物質になります。これが加齢臭の原因になるらしいのです。この9-ヘキセデセン酸という脂の分泌量は、若いうちは少ないのですが年とともに多くなるのです。したがってノネナールも増え、匂いが強くなってくると言う訳です。
どうもオヤジの特徴として加齢臭は無くてはならない存在のようですが、防ぐ方法もあります。
まず、「着替えとシャワーを小まめにすることで」と望月先生はおっしゃいます。皮膚の脂や汗を何度も取り除き、衣服にも匂いが沁み込みますから、着替えるのです。ただし、匂いの元を擦り取ってやろうと、皮膚表面の角質層や皮脂をこすりすぎると、皮膚が黒ずんでくるのでほどほどにしてください。
食べ物で加齢臭を防ぐのですが、高知大学の森先生は「ビタミンC、Eなどを含む野菜や果物を食べるように」と勧められます。そして「高たんぱく食や高脂肪食が好きな人は、皮脂腺の中の脂肪酸が増加します」と指摘され、食生活に注意すると体はあまりに匂わなくなるということです。
東京は新宿の五味クリニックの五味先生は「身体の匂いは、健康のバロメーターです」と言われます。加齢臭の強い人は、総コレステロール値や血圧の高い人が多いそうです。
匂いの原因となる脂が皮脂腺に多く蓄積していると言うことは、「その人の生活習慣は、コレステロールを蓄積させることにつながっているといえるからです」
さあ、そう聞いたらやることは自然に決まってきます。「暴飲暴食をしない、ストレスを貯めない、生活習慣病を予防する」となります。もっともそんなに匂わないのに、イメージでオヤジ臭いと感じる「自己臭妄想」もあるそうです。 2007.7.17 おわり