JR 115系近郊型電車(JR東海所属車)

115系は暖地向けの113系を勾配線区向けに抑速ブレーキを装備したグループで、0,300,1000,2000番台に大きく分けられる。
JR東海に所属している115系はS編成とB編成に分けられている。
S編成はS1〜S8の8本で、モハは1000番台、クモハは1000番台と先頭化改造車1500番台、クハはS1が1000番台で、S8が0番台以外は先頭化改造車600番台で組成されている。
B編成はB1〜B13の13本で、こちらは車番が編成番号順になっていて番台区分は複雑ではないが、B編成は寒冷地装備を簡略化した2000番台で組まれている。ただしモハは身延線の狭小トンネル対応のためパンタ部が低くなった2600番台となっている。また、B8編成は冬季霜取りのためダブルパンタになっている。
JR東海所属の115系はいずれも湘南色で足回りグレー、パンタグラフはPS23、クーラーは211-5000と同じAU711となっている。

模型の編成

S編成
編成 Mc115 M'114 Tc115 備 考
S1 115-1039 114-1053 115-1040 唯一のオール1000番台編成
S2 115-1080 114-1186 115-616  
S3 115-1082 114-1188 115-617 主に飯田線運用
S4 115-1520 114-1163 115-614 主に飯田線運用
S5 115-1524 114-1006 115-619  
S6 115-1525 114-1010 115-615  
S7 115-1526 114-1031 115-618  
S8 115-1523 114-1171 115-188 クハ115-188はJR東海唯一のデカ目
下線の車番は非ユニットサッシ車

B編成
編成 Mc115 M'114 Tc115 備 考
B1 115-2001 114-2601 115-2022  
B2 115-2002 114-2602 115-2023  
B3 115-2003 114-2603 115-2024  
B4 115-2004 114-2604 115-2025  
B5 115-2005 114-2605 115-2026  
B6 115-2006 114-2606 115-2027  
B7 115-2007 114-2607 115-2028  
B8 115-2008 114-2608 115-2029 モハはダブルパンタ
B9 115-2009 114-2609 115-2030  
B10 115-2010 114-2610 115-2031  
B11 115-2011 114-2611 115-2032  
B12 115-2012 114-2612 115-2033  
B13 115-2013 114-2613 115-2034  

模型について

  S1編成  クモハ115-1039・モハ114-1053・クハ115-1040
 

TOMIX 115系身延線色の床板に、湘南色のボディを組み合わせて作りました。S編成の中では最も簡単な編成です。

  加工個所は前面方向幕のみ。身延線色が手に入らない場合は、床板を塗装しグレー台車に交換し、クーラーをAU711に交換、Hゴムを黒にすることで作ることが出来る。
  S4編成  クモハ115-1520・モハ114-1163・クハ115-614
 


クモハ・モハに関してはS1編成とほぼ同様ですが、身延線色が手に入らなかったため黒色の床下をグレー塗装しています。
作る上でのポイントは初期窓のクハですが、これはマイクロエース製の113系(先頭部を使わないので113系/115系どちらでもOK)にトミックス製の先頭部分を切り継いでいます。
実車はサハ改造車のため、運転室後ろの窓配置に特徴があります。(写真参照)

  全車再塗装しているため、製品より若干黄が明るめになっている。塗料はGM。
  クハ115600  窓ガラスは、戸窓、戸袋窓、トイレ窓以外はトミックス製に交換しています。幅を若干詰めた後、四隅をカットすれば入ります。プラの肉厚が多少目立ちますが、マイクロエース製に比べれば見た目が改善できます。
  クハ115600  600番台は初期型のサハをベースに先頭化改造されています。先頭部は初期型ではないのでトミックス製115系の先頭部が使えます。先頭部分は乗務員扉の後ろでカットし、反対側はそれに合わせて接合した後、必要ない窓を埋めてトイレ窓を開けなおします。
先頭部分は写真でもわかる通り縦長の戸袋窓があります。実車同様に改造を行えば加工個所を抑えることが出来ます。
  S8編成  クモハ115-1523・モハ114-1171・クハ115-188
 


クハはJR東海では唯一の初期型ライトの0番台が連結されています。クモハはS4〜S7と同じく先頭化改造車の1500番台。
初期型ライトはTOMIX 165系を使用しています。乗務員扉の位置が違うため切り継ぎが必要になりますが、格段に良くなります。

  クハ1150  初期型ライトで残るクハ115-188 製作方法はS4編成のクハ115-614に準じていますが、乗務員扉の改造が必要です。改造手順は下記の通り。
1.165系のボディから先頭部分をカットし、乗務員扉の位置を左右対称にする。
2.マイクロエースのボディから先頭部分をカットし、1で作成した先頭部分を接合。
3.窓ガラス、屋根、床下等・・・
  B8編成  クモハ115-2008・モハ114-2608・クハ115-2029
 


特筆すべき個所はダブルパンタですが、これは福知山線色のものを使用しました。他のボディは塗装ベースとなり他編成に転用しています。
注意するのは2000番代のため雪切室が無い事。その為クモハはクハ115-1100、モハは113系のボディにする必要があります。
今回はジャンパ栓をつけてみました。

  行き先は甲府。冬季は霜取り列車として身延線で限定使用されます。
  モハ1142608  B8編成の特徴であるダブルパンタ。福知山線色の屋根は新仕様パンタ対応(4本足で固定するタイプ)のため、無加工でPS23が取り付けられます。
厳密にはパンタ配線が両方の車端にあると思いますが、特に加工はしていません。
B編成は当初から身延線用として投入され、車体の特徴から他線からの転用がないため、ダブルパンタ車以外は編成のバリエーションがあまりありません。

製作資料

クハ115-615(S6) 屋根上 クハ115-615(S6) 屋根上

使用塗料

クリアーコートは、GSIクレオス・Mrカラー:155. スーパークリアー。
使用箇所 [種類]色番号.色名
[GM]GM鉄道カラー, [Mr]GSIクレオス Mr.カラー
湘南色(黄かん色) [GM] 3.黄かん色
湘南色(緑2号) [GM]13.緑2号
床下機器 [GM] 9.ねずみ色1号
屋根 [Mr]13.ニュートラルグレー