13.長寿と食生活

前回の「花粉症の原因」を書いた後、私はあることを考えました。

アレルギーが多くなったのは、(また、ガンもそうですが)

戦後の糖類や肉類の過食が一つの原因といわれていますが、

はたして、戦前の食事が満点と言えるでしょうか。

塩分の過多や、栄養のアンバランスで脳卒中や結核が多かった

のは戦前ですし、戦後の平均寿命や児童の成長の伸び率を見ても、

現代食が欠点ばかりとは言えないのではないでしょうか。

この平均寿命、皆さんは何か疑問を感じたことはありませんか。

毎年少しずつ伸び、現に、長寿者も増えていますし、世界的に

見ても、日本は長寿国になっています。平均寿命の低い低開発国

では、長寿者が多くても、乳幼児の死や病気で死ぬ人間の比率が

高ければ、おのずと平均寿命は低くなるわけです。先進国では、

例は悪いですが、最新機器によって命長らえていらっしゃるかたも

平均寿命を延ばしているわけです。ですから、平均寿命が高い国

イコール長寿者の比率(全人口との割合)が高いということには

ならないでしょう。

食事のことを考えてみますと、日本の中では沖縄が長寿者が多く、

食生活のバランスも大変良いのです。

それを東京で実践して、果たして同じように長生きできるか疑問

です。大気汚染、ストレス、寒暖や乾湿の違い等が身体に影響を

与えます。東京で長生きするには、沖縄の食生活プラスアルファが

必要ということになるでしょう。

こう考えていきますと、長寿につながる健康に良い食事とは、栄養の

バランスもさることながら、生活環境、風土をも含めて考えることが

大切だと言えるのではないでしょうか。

14.アレルギー薬と胃腸薬の併用注意