17.食物の性質(2)

前回、中国では食べ物を寒、涼、温、熱とする分け方がある

ことを書きました。

寒と熱とのバランスがとれた状態に保つことができれば、

私たちは、健康を維持できることになります。

実際には、体質や環境によってバランスの崩れが生まれま

すが、それが大きくならないように、寒と熱の調和をとる食べ

かたをすれば良いのです。反対に間違った選択をすれば、

バランスの崩れが大きくなり、病気へと進んでしまいます。

暑い夏には、寒涼の性質を持った食べ物を摂れば、中和さ

れて、バランスを保つことができます。夏に出回るトマトや

キュウリ、スイカ等は寒涼の性質を持った食べ物です。

また、冬に、寒さによって身体が冷えの状態になってしまった

場合は、温熱の食べ物を摂ればバランスがとれます。

温熱の食べ物としては、ショウガ、ネギ、ニラ、鶏肉、牛肉、

ラムなどがあります。

夏の暑いときに、温熱性の食べ物を過食すると、のぼせた

り、湿疹が出やすくなります。反対に、冬に寒涼性の食べ

物を過食しますと、冷え性になったり、下痢したりします。

以上のことから、炎症性の疾患のある場合は、寒涼の食べ

物をとり、冷えたり、お小水が近い場合は、温熱性の食べ物を

摂れば、バランスがとれるということになります。

18.葛根湯の服用法