18.葛根湯の服用法

漢方の風邪薬というと、葛根湯と思っていらっしゃるかたも

多い(コマーシャルの影響でしょうか)ようですので、葛根湯の

合う症状について書いてみます。

葛根湯の合う風邪は、まず悪寒から始まり、同時に首すじや

肩が張り、身体はややだるく、汗は出ないという症状です。

そして、この時期を過ぎると熱が出ます。

主な症状は、肩背部より上の頭痛、肩こり、クシャミ、発熱、

悪寒ですが、食欲の変化はない場合に用います。また、

肩背部のはりが激しい場合は、下痢を伴うこともありますが、

葛根湯で大丈夫です。

発熱しても、熱感がなく、悪寒が激しい場合は(おとしよりの

風邪に多いです)、麻黄細辛附子湯を用い、クシャミや

鼻水がひどい場合は、小青竜湯を用います。

葛根湯を服用する場合は、この薬の目標である、発汗作用の

ことを考えて、エキス剤の場合は、熱いお湯をたっぷり使って

服用し、熱いお粥やうどんを食べたり、厚着をしたりして、

発汗しやすくすると良いでしょう。

しかし、発汗が目的だからといって、お風呂やサウナで発汗

するのはよくありません。汗のかきかたとしては、じわっと

かくのがよくて、だらだらと大量にかくのは体力を消耗すること

になります。洗髪もひかえたほうが良いでしょう。

そして、睡眠をたっぷりとることです。高カロリーのものを

たくさん食べるより、睡眠を充分とって、身体を休めることが

大切です。

19.手当て