27.納豆、豆腐、しょうゆがあぶない。

この題名を見てピンときたかたは、相当の健康通でいらっしゃる。

実は私は、はずかしいことにほとんど知識がありませんでした。

そうです、遺伝子組み替え食品のことです。

遺伝子組み替え食品とは、植物の遺伝子を操作することによって

生まれた作物のことです。

たとえば、ある特定の除草剤に耐性を持つ細菌から耐性遺伝子を

取り出し、それを大豆の遺伝子に組み込むと、その除草剤をかけ

ても枯れない大豆ができます。すると除草剤を散布しても雑草は

すべて除草され、組み替え大豆だけが残るのです。

また、害虫に対して毒性を持つ細菌をとうもろこしやジャガイモの

遺伝子に組み込むと、その作物を食べた害虫は死んでしまいます。

作物そのものが殺虫剤の役目をするのです。

現在、日本には遺伝子組み替えを行った大豆やとうもろこし、

ジャガイモなどが輸入されています。

遺伝子組み替え食品が使われている可能性が高いのは、冷凍

フライドポテト、ポテトチップス、豆腐、納豆、しょうゆ、植物油などで、

特に大豆は98%が輸入品ですから、可能性は高いと言えます。

遺伝子組み替え食品の安全性は、今のところ確立されていません。

ただ、食べた虫が死んでしまうような食品を食べて安全かどうか

不安です。

政府に対して、遺伝子組み替え食品の使用表示を求める運動が

起きていますが、まだ法制化される見込みはないようです。

遺伝子組み替え食品は、人類の長い歴史の中で初めて生まれた

人工の作物です。私たちは不安を持ちながらも、知らないうちに口に

していると思われますし、それがどのような毒性を持つかもわからない

まま、自らが実験台となっているのです。

これは考えようによっては、ダイオキシンよりおそろしい問題なのかも

しれません。

遺伝子組み替え食品に関して、詳しい情報がありましたら、お教え

願います。                  99/03/10

28.お酒を百薬の長とするには。