| この題名を見てピンときたかたは、相当の健康通でいらっしゃる。 実は私は、はずかしいことにほとんど知識がありませんでした。 そうです、遺伝子組み替え食品のことです。 遺伝子組み替え食品とは、植物の遺伝子を操作することによって 生まれた作物のことです。 たとえば、ある特定の除草剤に耐性を持つ細菌から耐性遺伝子を 取り出し、それを大豆の遺伝子に組み込むと、その除草剤をかけ ても枯れない大豆ができます。すると除草剤を散布しても雑草は すべて除草され、組み替え大豆だけが残るのです。 また、害虫に対して毒性を持つ細菌をとうもろこしやジャガイモの 遺伝子に組み込むと、その作物を食べた害虫は死んでしまいます。 作物そのものが殺虫剤の役目をするのです。 現在、日本には遺伝子組み替えを行った大豆やとうもろこし、 ジャガイモなどが輸入されています。 遺伝子組み替え食品が使われている可能性が高いのは、冷凍 フライドポテト、ポテトチップス、豆腐、納豆、しょうゆ、植物油などで、 特に大豆は98%が輸入品ですから、可能性は高いと言えます。 遺伝子組み替え食品の安全性は、今のところ確立されていません。 ただ、食べた虫が死んでしまうような食品を食べて安全かどうか 不安です。 政府に対して、遺伝子組み替え食品の使用表示を求める運動が 起きていますが、まだ法制化される見込みはないようです。 遺伝子組み替え食品は、人類の長い歴史の中で初めて生まれた 人工の作物です。私たちは不安を持ちながらも、知らないうちに口に していると思われますし、それがどのような毒性を持つかもわからない まま、自らが実験台となっているのです。 これは考えようによっては、ダイオキシンよりおそろしい問題なのかも しれません。 遺伝子組み替え食品に関して、詳しい情報がありましたら、お教え 願います。 99/03/10 |