| 週刊誌のサンデー毎日に「ステロイドの恐怖で儲けるアトピー商法」 という記事が出ていました。お書きになったのは、金沢大医学部の 竹原教授です。 アトピー患者の弱みにつけこみ、ステロイドの害ばかりを誇張した 商法(アトピービジネス)ということで、民間の治療法を批判しておら れます。 この記事を読んで、インターネットのある掲示板にこう書いたかたが ありました。「サンデー毎日を読んで、民間薬や東洋医学が信用でき なくなった。やはり、きちんとした病院にかからなければだめなのだ。」 私は、皆さんはもう民間薬と漢方薬の違いがわかっていらっしゃると 思っていましたが、まだ勘違いされるかたがおられることを知り、ここで もう一度書くことにしました。 総括して自然療法と申しましょうか、それは3種類に分けられます。 1.民間薬: 昔から伝統的に伝わるおばあちゃんの知恵的な 2.最近話題の特殊治療: 竹原教授が批判している、イオン水や、 3.漢方薬: 自然薬で構成された処方によるものですが、古来の 以上となります。これでおわかりいただけると思いますが、民間薬と 漢方薬とは、全く違うものなのです。保険で調剤できることからも おわかりになるように、漢方薬は医薬品ですから、雑誌や本に 「こういう症状には、○○湯」と書かれてあり、どんなにご自分に当て はまるとお思いになっても、必ず漢方に精通した医師か薬剤師に ご相談なさって、証に合った処方を服用なさってください。 上記の竹原教授の記事に対しての私の意見は、教授は全面的に 批判していらっしゃいますが、特殊な療法の中にも理論的に納得でき る治療法もあると思われますし(費用のことはよくわかりませんが)、 事実、医師がご自分のお子さんに使いたいという相談があるという 話も聞いたことがあります。 漢方薬とステロイドの関係につきましては、20.漢方薬とステロイドを お読みになってください。 |