| 化学物質過敏症、別名シックハウス症候群を取り上げた米映画 「SAFE」が上映されているそうです。 内容は新居に引っ越した主婦が、転居直後から原因不明の頭痛、 不眠、湿疹などに悩まされ、医師の診察でも異常が見つからないまま 症状が悪化し、やがて家族と離れ、化学物質を使わない共同体で 生活するようになる、というストーリーで、症状が悪化する恐怖や 周囲の誤解などの問題点が生々しく描かれているという解説があり ました。 以上のことを作り話と思って関係ないと考えるかたもいらっしゃると 思いますが、あなたが家を新築されたり、新築のマンションに引っ越さ れた場合に、現実に起こりうるかもしれない問題なのです。 事実、我が家は築4年になりますが、入居1年目の頃は、目の具合が 悪く、チカチカしたり、頭痛がしたりしていました。当時は私自身が 人並み以下の体力しかないため、疲労からの症状だと思ってあきら めていましたが、今思えば化学物質過敏症の初期症状だったので しょう。幸いにも悪化せずに今に至っていますが、眼科受診の7割が 何らかの化学物質過敏症であるという報告もあります。 化学物質過敏症は建築の際に使われた接着剤や、最近の住宅建築に 使われる建材から揮発したホルムアルデヒドや揮発性有機化合物に よる刺激が引き起こした反応です。 こうした気体を吸い続けると、頭痛、不眠、めまい、目の充血、吐き気、 湿疹、下痢などさまざまな症状を引き起こすことがあります。 特に新築の建物が危険で、ホルムアルデヒドや揮発性物質は築直後に 最も揮発する率が高く、年数が経つに連れて減っていきます。 新築の家で心がけなければならないのは、まず換気です。エアコンは 室内の空気を循環させるだけで、換気の機能はありませんので、 窓を開け、通風することです。有害物質が揮発しきるまでの解決策は 今のところそれしかないのです。(99/03/19) 「室内空気の化学汚染(00/01/06)」も参考になさってください。 |