| 高血圧症とは、血圧が正常域を越えて高い状態をいい、原因疾患が 明らかなものを二次性高血圧症、明らかでないものを本態性高血圧 症といいます。高血圧症の90%以上が本態性ですので、ここでは 本態性高血圧症についてまとめてみました。 「定義」 WHOの診断基準では、収縮期血圧が160mmHg以上、かつ 拡張期血圧が95mmHg以上を高血圧とし、収縮期血圧が140〜 159mmHgを境界域高血圧と定義しています。 「発症」 本態性高血圧の発症には遺伝的要因と環境要因が関与しています。 遺伝的要因については、親や兄弟が高血圧症の場合、高血圧症を 呈しやすいということはわかっていますが、要因がなんであるかは 不明です。 環境因子または二次的要因としては、食塩の摂りすぎ、肥満、ストレ ス、睡眠不足などがあげられます。 「症状」 高血圧の人で、頭重、肩こりなど不定な症状を訴える人がいますが、 これらは正常血圧の人と比べて頻度に差はなく、高血圧の結果これ らの症状が出ているというよりも、むしろ血圧上昇の原因となっている ことも多いのです。 ただし、収縮期血圧が210、拡張期血圧が120mmHgを越えるよう な重症の高血圧では頭痛や意識障害を生じることもあります。 (これは99/03/28 に書いたものです) |