64.ストレスとアレルギー

気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー

疾患は、アレルギー反応を引き起こす抗体(IgE)を作りやすい体質と、

それに過敏に反応しやすい臓器や組織を持った人に起こってくるものと

考えられています。そして、これらのアレルギー疾患は、家のほこり、

ダニや花粉、卵などの特定の物質(アレルゲン)を吸ったり、食べたりし

た時にそれぞれの過敏な臓器や組織で、それらの抗原とそれらを排除

るために作られた抗体(IgE)とが特定の細胞上で結びつき、抗原抗体反

応を起こし、その細胞から放出された化学伝達物質(ヒスタミンなど)の

作用によって発症するものとされています。

このようなアレルギー反応と同じような身体症状が、心理的ストレスに

よっても起こるということがわかってきました。

心理的ストレッサーには、不安、恐怖、怒り、憎悪などを引き起こす家庭

や学校、職場における人間関係や役割上の問題などがあります。

心理的ストレッサーが関与しているアレルギー疾患の患者さんの治療は、

ストレッサーをその患者さんにとって最もやりやすい方法で、軽減、除去

すること、すなわちそれまでの心理的ストレッサーの受け止め方や対処の

しかたをより適切なものに修正し、あるいは自分に最も合った生活様式が

身につけられるようにすることになります。

このようにして、その患者さんが自分に最も適した生活様式を身につけ、

健康を維持できる生活を送っていると、たとえアレルギー体質であっても

アレルギーが出現しにくいということが言えます。

56.アトピー性皮膚炎(8.ストレスと免疫力)も参考になさってください。

65.環境ホルモン(人体への影響)

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