| 乳幼児に発症する湿疹の多くは食物アレルギーによるものと言われて います。 食物アレルギーの原因の代表的なものに、卵、牛乳、大豆があります。 これを三大アレルゲンといいます。特に乳幼児では、卵が最も原因にな りやすく、大豆では、ほかの食物アレルギーを合併していることが多い ようです。 食物アレルギーが起きる原因は、アレルゲンが身体に侵入してきた時 に、アレルギーを引き起こす抗体(IgE)が作られやすい状態にあるため と言われています。親にアレルギー体質がある時、子にもこの体質が 引き継がれやすく、同じ食物を繰り返し摂っていると、食物アレルギーに なりやすいのです。 また、一度食物アレルギーが成立しますと、他のアレルゲンが吸収され やすくなり、次々とアレルギーを引き起こしやすい状態になります。 食物アレルギーで初めに起きる症状として、乳児期の湿疹、繰り返す 嘔吐や下痢、風邪をひくとゼイゼイいいやすいなどがあります。 食物アレルギーがあるかどうかを見つけ、原因物質を特定するには、 医師の診断が必要です。それは簡単ではありません。 食物アレルギーの治療は、原因物質を除去することが基本です。除去 食は、最初厳密な除去から始めて、医師の指示に従って徐々にゆるめ る方法がとられます。 最近の食物アレルギーの増加は、農薬や食品添加物だけでなく、大気 汚染や環境ホルモンも関係していると言われています。これは現代社会 のゆがみであり、根本的な対策が望まれるところです。 |