| 中国では「五味」という表し方で、五臓が病んだときに欲する味の説明を しています。 「塩味」は便通をつけることから、軟化作用があるとされ、塩味のものが 食べたくなるときは腎機能が狂いかけている時で、そのまま塩分を摂り すぎると浮腫むようになります。 「酸味」はしめサバの例を考えてもわかるように、蛋白質をひきしめる作 用があり、酸味を欲しがるときは、肝臓が弱ってきている前兆と言われ ています。 「苦味」は下利便などを堅める作用があり、苦いものを多く要求する時は 心臓に気を付けなければなりません。 「甘味」は筋肉痛をやわらげたり、緊張を緩和させる作用があり、多く欲 するときは胃炎の前触れであり、さらに過食すると胃を悪くするか、胃の 支配する肌や口の周囲に湿疹が出るようになります。 「辛味」は汗をかかせ、風邪などを治す作用がありますが、肺と表裏の 大腸、特に痔には大敵です。 皆さんも、同じ味の食物を続けて食べたくなった時は、身体の様子に注 意し、異変があれば、早く解決策を取るように心がけてください。 「身体にとって良い食べ物とは」も参考になさってください。 |