| アレルギー性皮膚炎をはじめとするアレルギー疾患の急増の 要因の一つに、食生活でのリノール酸のとりすぎが問題になっ ています。 脂肪については、 1.動物性脂肪(肉、卵など) 2.植物性脂肪(紅花油、コーン油などのリノール酸類) 3.魚介類の脂肪(イワシ、サバ、サンマなどのリノレン酸類) の3種類に大きく分けられます。 リノール酸は、コレステロールを低下させる作用があると言われ、 一種のブームのように植物油の使用量が増加したため、現在の リノール酸の摂取量はリノレン酸の6倍と報告されています。 植物油が健康に良いと言われ、コマーシャルも多く出ていますが、 最近、リノール酸の摂りすぎが問題となる疾患が報告されるように なりました。まずアレルギー疾患が起こりやすくなり、特に湿疹が 出やすくなるということです。 リノール酸がすべて悪いというわけではありませんが、できれば リノール酸とリノレン酸との比を1:1にする必要があると思われ ます。 リノレン酸は、代謝されてEPAやDHAになります。特にDHAは、 脳の発達に欠かせないものであり、ボケ予防にも効果があるこ とがわかってきました。 家庭で炒め物をする場合でも、ほとんどの家庭では植物油を 使用していますし、市販の菓子やドレッシングなどにも植物油が 使われており、必然的に摂る機会が多くなっているのが今の現 状です。 コレステロールを減らすという長所もあるリノール酸ですので、 その長所をいかし、害を防ぐ摂取法を次のページに書いてみ ました。 |