9.疑問を持つこと

皆さんは、ずっと平気でしていたことで、ある時ふと、何で

こんなことが必要なんだろう、と考えたことはありませんか。

こういう疑問は、年をとればとるほど持たなくなってしまうものです。

今回は、その疑問について。

小学生や中学生のころ、身体検査がありましたでしょ。

その時測定する項目は、体重、身長、胸囲、座高、視力など

だったと思うのですが、それに対して、何か感じた(疑問に

思った)ことがありましたか。

体重、身長、視力が必要というのは納得できます。胸囲、

これは最近測らなくなったそうです。戦後の食糧事情の悪い頃

骨の発達を見る意味で始まったものだそうですが、食糧が

充分な今、必要なくなったからということらしいです。

座高、これは考えてみると不思議です。私は、疑問を持った

こともありませんでしたが、このことに「なんでー。」と思った

おじょうさんがいました。これは好奇心と片づければそれまで

ですが、このおじょうさんの感性はすばらしいと思います。現に

私などは、何も感ぜずにいたのですから。

彼女は保健の先生に尋ねたそうです。

一人の先生は「背骨が曲がっていないか見るため。」、

もう一人の先生は「統計を取って、机の高さとかを決めるため。」

そして三人目の先生は「こういうことを決める見識者たちが

年輩の人で、その人たちがいなくなったら(?)廃止になるかも

しれない。」、という答えだったそうです。

このおじょうさんはとっても素直なかたなので、三人目の先生の

説明に納得したようですが、皆さんはどうお考えになりますか。

私は、こういうことに疑問を持つことが大切だと考えます。

忙しくて、そんなことかまっていられないとおっしゃられるかも

しれません。そういうかたは今でなくて、疲れて立ち止まられた

時にでも思い出して考えてみて下さい。

疑問を持つことは、生命力にも影響するようです。現に長生きの

お年寄りは、きんさんぎんさんにしても、感受性が豊かで、

好奇心も旺盛です。これは免疫力にも関係しているのかもしれ

ません。

私もこのおじょうさんに見習って、「何で?」ということを探して

みることにします。

おじょうさんの話は、私の愛読している糸井重里さんのページ

「ほぼ日刊イトイ新聞」のなかの「ぼーっとした女子高生通信」に

載っていますので、お読みになってみてください。イトイさんの

ページへのリンクはご本人よりご許可をいただきました。楽しい

記事がたくさんありますので、ぜひお勧めします。

ところで、座高を測るほんとうの理由がおわかりのかた

いらっしゃいましたら、お教えくださいませ。

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