| 免疫システムの不全によって現れるアレルギー症状は、呼吸器官が弱い 人はアレルギー性喘息に、皮膚が弱い人はアトピー性皮膚炎という具合 に、体の敏感な部位に現れることが多いです。 アトピー性皮膚炎の最大の特徴は、絶え間ないかゆみです。あまりのか ゆさに肌をかきむしり、それによって炎症が増悪することも少なくありませ ん。また、炎症やかゆみによるストレスも症状の悪化を促します。 アトピー性皮膚炎の人にとっては、夏の汗や冬の乾燥などの刺激が、大 きな影響となって現れてしまうの免疫システムの不全によって現れるアレ ルギー症状は、呼吸器官が弱い人はアレルギー性喘息に、皮膚が弱い 人はアトピー性皮膚炎という具合に、体の敏感な部位に現れることが多 いです。 アトピー性皮膚炎は、皮膚の構造の欠損によって皮膚が適当な水分を保 つことができず、体を守るバリアとしての役目を果たせなくなってしまうこ とから起こる症状です。このアトピー性皮膚炎が、アレルギーのどんな特 徴から起きるのかを知るには、複雑な免疫システムだけではなく、皮膚 の構造の関与を知ることが大切です。 全身の肌は角質層という膜によって覆われています。角質層は皮脂の下 にある細胞間脂質(セラミド)と、角質細胞に包まれた天然保湿成分でで きています。このような成分からなる角質層が、体内の75%に相当する 水分の蒸発を防ぎ、体内に紫外線や雑菌が侵入するのを防ぐバリアの 役目をしています。 しかし一度アレルギー反応が起こると、皮膚のバリアを担当していたセラ ミドや天然保湿成分がより減少し、角質層の持つ水分の蒸発を防ぐ機 能が低下してしまいます。バリアを担当していた成分が減少するという ことは、雑菌や蒸発に弱い肌になってしまうということです。セラミドや天 然保湿成分が少なくなると、バリア機能だけではなく、皮膚の細胞を回 復させる能力も低下して、一度ひっかいた部分がなかなか回復しなくな ってしまいます。アトピー性皮膚炎のこうした悪循環を絶つには、保湿な どで皮膚のバリア機能をバックアップすることが大切です。 (参考:実用百科治らないアトピーにもシジュウムがある) 「アトピー性皮膚炎(原因)」「免疫システムの働き」 「免疫システムとアレルギー性反応」などのページも参考になさってくだ さい。 |