51.アトピー性皮膚炎(3.治療)

アトピー性皮膚炎の治療は

  1.増悪因子が何かを見つけ、それをできるだけ除去する。

  2.肌がとても乾燥しかゆくなるので、保湿を十分にする。

  3.皮膚のかゆみや炎症を抑えるために必要な薬物療法を行う。

以上が重要な点となります。

1.に関しては、環境因子として、ダニ、微生物、化学物質、花粉、食品

などがあげられ、それに体質として、乾燥肌、掻痒性肌などと、付加

因子として、発汗、ストレス、過労などが関係してきます。

2.に関しては、医療用として白色ワセリン、尿素軟膏、ヘパリン系軟膏

などと、市販の保湿クリームなどで、乾燥症状がよくなるまで外用を

続けることが大切です。

3.に関しては、皮膚の炎症を抑えるうえで確実なのは、ステロイド軟膏

ですが、最近では忌み嫌うあまり、すでに使用しているかたが使用を

中止し、リバウンド現象を起こす例も多くなってきました。それは、急に

中止したことで、皮膚症状がコントロールできなくなったためで、それを

回避するには、弱めのステロイド軟膏を使用し、漢方薬やタイツコウ

軟膏を併用しながら、徐々に切り替えていくことをお勧めします。

ステロイド軟膏の強弱を記載しますので、参考になさってください。

1.最強: デルモベート、ジフラール、ダイアコート

2.とても強い: フルメタ、アンテベート、リンデロンDP、マイザー、
          トプシム、ネリゾナ、パンデル、ブデゾン、ビスダーム

3.強め: エクラー、リンデロンV、ベトネベート、フルコート、ボアラ
       プロパデルム、リドメックス

4.弱め: ケナコルトA、レダコート、ロコルテン、ロコイド、アルメタ
       キンダベート、グリメサゾン、デカダーム

5.弱い: プレドニゾロン、メドロール、コルテス

52.アトピー性皮膚炎(4.治療の追加)

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