| アトピー性皮膚炎の治療は 1.増悪因子が何かを見つけ、それをできるだけ除去する。 2.肌がとても乾燥しかゆくなるので、保湿を十分にする。 3.皮膚のかゆみや炎症を抑えるために必要な薬物療法を行う。 以上が重要な点となります。 1.に関しては、環境因子として、ダニ、微生物、化学物質、花粉、食品 などがあげられ、それに体質として、乾燥肌、掻痒性肌などと、付加 因子として、発汗、ストレス、過労などが関係してきます。 2.に関しては、医療用として白色ワセリン、尿素軟膏、ヘパリン系軟膏 などと、市販の保湿クリームなどで、乾燥症状がよくなるまで外用を 続けることが大切です。 3.に関しては、皮膚の炎症を抑えるうえで確実なのは、ステロイド軟膏 ですが、最近では忌み嫌うあまり、すでに使用しているかたが使用を 中止し、リバウンド現象を起こす例も多くなってきました。それは、急に 中止したことで、皮膚症状がコントロールできなくなったためで、それを 回避するには、弱めのステロイド軟膏を使用し、漢方薬やタイツコウ 軟膏を併用しながら、徐々に切り替えていくことをお勧めします。 ステロイド軟膏の強弱を記載しますので、参考になさってください。 1.最強: デルモベート、ジフラール、ダイアコート 2.とても強い: フルメタ、アンテベート、リンデロンDP、マイザー、 3.強め: エクラー、リンデロンV、ベトネベート、フルコート、ボアラ 4.弱め: ケナコルトA、レダコート、ロコルテン、ロコイド、アルメタ 5.弱い: プレドニゾロン、メドロール、コルテス |