動脈硬化の危険因子

1.肥満(生活習慣病の出発点)

肥満はエネルギーのとりすぎの結果です。余分なエネルギーは中性脂
肪などになり、脂肪細胞に蓄えられます。特に問題になる肥満は、中年
太りに多い内臓の周りに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」です。
肝臓の働きが低下し、脂質代謝や糖代謝にも影響を与え、高脂血症や
糖尿病にもつながっていきます。また体が大きいと、それだけ血液循環
をしなければならないので、血圧にも影響します。肥満は生活習慣病の
出発点といえます。

2.喫煙(百害あって一利なし)

タバコに含まれるニコチンは心拍数を上げたり、血管を収縮させたりし
て、血管に悪影響を与えます。また、タバコを吸うと体内で活性酸素な
どの刺激物が生成されます。これが血管を傷つけ、コレステロールがた
まりやすくなり、動脈硬化を促進させるのです。

3.糖尿病

糖尿病の人の多くは、血糖を下げるためにインスリンが過剰に作られ
てしまいます。インスリンが過剰になると、血液中の成分が血管の内側
にある内皮細胞にしみこみやすくなり、その刺激で血管が傷ついてしま
います。
また、糖尿病の人は脂質代謝も影響を受け、中性脂肪が増える一方、
善玉コレステロールが減ってしまいます。その結果、コレステロールが
たまりやすくなり、動脈硬化が促進されるのです。

4.高血圧(血管を傷つける)

30才以上の男性2人に1人は高血圧といわれています。血圧が高いと
血管に絶えず圧力がかかり、血管壁が刺激を受け、傷つきやすくなり
ます。その結果、コレステロールがたまり、動脈硬化が促進されるので
す。動脈硬化が進めば血液が通るスペースはますます狭くなり、血圧
がより上がるという悪循環が繰り返されます。

肥満(内臓肥満型)」「肥満(リンゴ型、ナシ型)」「高血圧
生活習慣病(肥満)」「生活習慣病(糖尿病」「タバコの害
喫煙とニコチンの作用」「血栓」    なども参考になさって下さい。

1月の「ひとこと」

「こらむ」と「ひとこと」項目別