10月30日(土)「起立性低血圧症」
新聞に起立性低血圧症の記事がありましたので、まとめてみま
した。
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起立性低血圧症は、かつては更年期の女性に多かったが、更
年期の症状全般が早い年齢でも出るようになり、30代後半でも
起立性低血圧症の人が増えてきた。
春先や秋口などの季節の変わり目に症状の出る人が多いのは、
外的環境の変化が症状を引き起こす一つの要因になるためで
ある。
典型的な症状は、立ちくらみやめまいを起こしやすい、立ってい
ると気持ちが悪くなる、少し動くと息切れがする、朝なかなか起
きられずに午前中は調子が悪いなどである。
寝たり座ったりした姿勢から急に立ち上がると、重力で血液が
下半身に集まって血圧が下がる。正常なら自律神経などの働
きで血圧は元に戻るが、この機能が働かないと、脳の血液量
少なくなって立ちくらみやめまいが起きる。
南多摩病院の村田院長によると、起立性低血圧症には他の病
気に起因するものと、原因となる病気がない場合があるという。
この病気を引き起こす病気としては、心臓や平衡感覚に影響す
る内耳、目(視力)、脳などの病気があり、立ちくらみが頻発する
ようなら検査を受けたほうが良いという。
他の病気がない場合、自律神経の乱れが原因のケースが多い。
ストレスに過敏な人、偏食で栄養のバランスが崩れた人はなりや
すい。さらに睡眠不足や運動不足、無理なダイエットなども、自律
神経の乱れにつながる。
起立性低血圧症は心身両面の影響を受けて引き起こされる。
このため、規則正しい生活を送り、自然な生活リズムに改善する
ことが肝心のようだ。
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夜更かしした場合は別として、朝起きられないで午前中は調子
が悪いかたは、起立性低血圧症の可能性もありますので、ご
注意ください。――――――――――――――――――――――――
10月23日(土) 「リンゴの薬効」
今が旬の食べ物にリンゴがあります。
リンゴは果物としては珍しくビタミンCの含有量が少なく、他のビ
タミン類もあまり含まれていません。しかしミネラルのカリウムと
食物繊維のペクチン、そしてリンゴ酸を多く含んでいます。
高血圧にリンゴが良いといわれるのは、リンゴに含まれるカリウ
ムが体内にあるナトリウムと結合して、体外に排出する働きがあ
るためです。このことに関しては、高血圧症が多いと言われる東
北地方でも、リンゴの産地に限っては高血圧症の人が少ないと
いう報告があります。
ペクチンは水に溶ける食物繊維で、水分を含むとゼリーのように
かたまって、しかも繊維質なので消化吸収されずに、体外に排泄
されます。下痢や便秘にリンゴが良いといわれるのは、このペク
チンが腸内で働き、有害菌を減弱させて下痢を止めたり、便秘に
は腸の中で水を含んで柔らかくなって便を出しやすくし、乳酸菌
などの善玉菌を増やして腸の働きをよくするためです。
酸味のもとであるリンゴ酸は、代謝をよくし、疲労回復や食欲を
増進する働きがあります。
また、1日1個のリンゴを食べていると、血中のコレステロール値
が下がり、心臓を守ってくれるHDLコレステロールが増えるとい
う報告が最近なされました。そしてこの効果は男性よりも女性に
顕著で、しかもコレステロールの高い人ほど良く効くということで
す。
リンゴを多く食べている人は、風邪や上気道の病気にかかりにく
いという発表もあります。さらに精神面では、不安や興奮などの
感情の変動を鎮めてくれる働きも報告されています。
リンゴのペクチンは果肉よりも皮のほうに多いので、皮ごと食べ
ほうが効果的ですが、ワックスなどの心配がありますので、よく
洗ってから食べましょう。
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10月16日(土) 「環境保護のために割りばしを使おう!?」
新聞で取り上げられていましたが、環境保護のために割りばし
の使用を奨励する団体が増えているそうです。使用を奨励され
ているのは、間伐材から作られた割りばしです。
割りばしは、木材を浪費し森林を破壊するということで、環境保
護のために使用しないようにという運動が起きたこともありまし
たが、間伐材から作られた割りばしの使用奨励にはつぎのよう
な背景があります。
日本の森林では経済的な理由などから間伐が進まないため、
森が健全に育たないということが心配されています。目
間伐材を利用することは、間伐作業を後押しし、森林の保全に
つながるということになります。割りばしを使うことで、間伐費用
の一部を負担でき、森林の育成を助けるということになるので
す。
他にも、使用済みの割りばしは回収し、細かく砕いて建築資材
としてリサイクルできるということや割りばしを生産する作業の
一部を障害者の厚生施設に委託し、雇用に一役買うなどの効
果が期待できるということを関係者は強調しています。
普通の割りばしに比べ、価格が約3倍でいくぶん折れやすいと
いう難点はありますが、森林の保護に役立つならと、全国大学
生協連合会などでも採用されはじめたそうです。
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10月9日(土)「乗り物酔い」
乗り物酔いは連続的な揺れが内耳に伝わることで、目に映る
景色や身体で感じる知覚などとの調和がとれなくなり、感覚に
混乱が生じるために起こる症状で自律神経系の失調の一つ
です。初期段階では頭が重く感じられ、次第にあくびや脱力感
吐き気をともなって、ひどいと嘔吐してしまいます。
一般には、身体のバランス感覚をつかさどる神経が過敏な人
ほどかかりやすいとされているようです。しかし、睡眠不足や
疲労、胃腸障害なども原因となる他、精神的な要因(また酔っ
てしまうのでは、という不安感)も大きく影響します。
『予防のポイント』
@乗り物酔いは、その日の体調が大きく影響します。睡眠不
足や過労はもちろん、食べ過ぎも禁物です。全く食べないの
もよくないので、乗る1時間前位に控えめな食事を摂ると良
いでしょう。
A座席を選ぶときは、上下の震動が少ない場所を選びましょ
う。バスや船の場合はなるべく中央、乗用車なら助手席に
座るようにしましょう。窓からの景色を眺めるときは、できる
だけ遠くを見るようにしましょう。
Bベルトやネクタイなど身体をしめつけているものをゆるめて、
なるべく楽な姿勢をとることも効果的です。できれば進行方
向にそって仰向けに横になるか、リクライニングの形が理想
的です。
C小さい子供が酔ってしまった場合は、まずお母さんや周り
の大人が落ち着いてやさしく対処し、安心させてあげること
が大切です。吐き気があるときは我慢させずに吐かせ、落
ち着いたところで、進行方向を頭にして楽な姿勢で寝かせて
あげてください。
D最近では、乗り物に乗る時間に合わせて選べるよう、作用
時間の違う酔い止め薬が市販されています。短距離の旅行
にはジメンヒドリナートが配合されたものを、海外旅行や長
距離バス、船旅には持続型の塩酸メクリジンが配合された
ものをおすすめします。いずれも乗り物に乗る30分〜1時
間前の服用が効果的です。
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10月2日(土)「野菜の栄養価が低下」
北海道立農業試験場が「野菜の栄養価」について分析した
ところ、『四訂食品成分表』に記載されている栄養価より、実
際の野菜の栄養価のほうが、ずいぶん低いことがわかった、
という記事を見つけました。
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『四訂食品成分表』は科学技術庁資源調査会が昭和57年
に作成、全国に普及しているものです。先の農業試験場は
1998年8月に札幌市内のスーパーで販売されていた、普
段よく食べている野菜11種類の分析結果を発表しました。
分析値が成分表より低かったのは、「ビタミンC」で9種類、
「鉄」で8種類、「カルシウム」で7種類という結果でした。
同試験場は「栄養価の低下は野菜が工業製品化され始めた
20年ぐらい前から進んでいる」と指摘し、その理由として次
の点を挙げています。
@生育の早い品種の導入
Aハウス栽培の増加
B旬を無視した通年栽培
C肥料過多による糖分減少
【検査結果と成分表の値の比較】
(単位はr/100g中、カッコ内が成分表の値)
・ニラ…ビタミンC 15(25),鉄 0.6(0.6),カルシウム59(50)
・ホウレンソウ…ビタミンC 8(65),鉄
0.7(3.7),カルシウム39(55)
・春菊…ビタミンC 8(21),鉄 1.1(1.9),カルシウム112(90)
・小松菜…ビタミンC 6(75),鉄 0.8(3.0),カルシウム149(290)
・枝豆…ビタミンC 23(30),鉄 2.0(1.7),カルシウム37(90)
・アスパラ…ビタミンC 10(12),鉄 0.4(0.6),カルシウム24(21)
・ブロッコリー…ビタミンC 83(160),鉄
0.7(1.9),カルシウム21(49)
・ピーマン…ビタミンC 68(80),鉄 0.5(0.6),カルシウム10(10)
・カボチャ…ビタミンC 54(39),鉄 0.6(0.6),カルシウム10(24)
・白菜…ビタミンC 10(22),鉄 0.2(0.4),カルシウム23(43)
・キャベツ…ビタミンC 46(44),鉄 0.2(0.4),カルシウム23(43)
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ホウレンソウなどは旬(11月から3月)ではないときでは
ビタミンCなどは1/3〜1/5に低下するそうですが、私
たちの食事ははたして、旬の物を多く摂り、ビタミンは足り
ていると言えるのでしょうか。
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