11月27日(土) 「許容して共存すること」
読売新聞の「こころ」と言うページに次のようなことが書かれていま
した。
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臨床心理学者の門前進さんは自分の体験として、次のような話を
聞かせてくれた。
「以前うつ病に陥ったとき、自己睡眠状態や夢の中に、ヘビが出て
くるようになった。しかもその数は増えるばかり。はじめは恐怖感に
とらわれ、なんとか退治するか、逃げるかしようと考えたが、ある時
点で方針を切り替えた。別にやっつける必要はないんだ。仲良くす
ればいいのではないか、と。
イメージの中で、ヘビたちに何度か噛まれながらも、だんだんと親し
くなっていった。それに従い気分も楽になり、いつのまにか、うつ状
態も消え始めた。
おそらくヘビは私の下意識に潜んでいた何らかの恐怖心など、複雑
な感情の象徴だったのでしょう。ヘビのイメージから逃げたりせず、
積極的にやりとりしていくうちに、恐怖などの感情が緩んできたのだ
と考えられます。」
………………………
という記事でしたが、私は以前、ガンを宣告された人が手術を拒否
しガンに語りかける(大切な友人に接するように)ことによってガン
細胞も大きくならず、ガンは消えないまでも、日常生活には支障が
ないくらいにまで回復した、という話を聞いたことがあります。
上の記事は、こころの中のもう一人の自分を受け入れるということ、
ガンの場合は、ガン細胞であっても、自分の身体の一部と考え、共
存を認めることによって快方に向かったということで、両者に共通点
があるように思えます。
皆さんは、こころの中のもう一人の自分、また病気のかたはその疾
患の根元となっている物と、会話をなさったことがおありでしょうか。――――――――――――――――――――――――――
11月20日「平均寿命の延び、マイナス要因」
厚生省によると、1998年の平均寿命は、女性が84歳を越え、男
性は前年をわずかに下回り77歳にとどまったものの、男女ともに
先進国では世界1だ、という記事が掲載されていました。
がん、心臓病、脳卒中の三大死因がなければ、平均寿命はさらに
8,9歳延びるという分析結果がある一方で、ストレスや環境悪化な
どは寿命を縮める要因とみられるということですが、そのマイナス要
因に関する記事に興味を持ちましたので、書き出すことにいたしま
した。マイナス要因を指摘しているのは、食生態学研究所の西丸震
哉所長です。
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環境汚染や、抗生物質、食品添加物などによる体内汚染は深刻で、
医療の進歩などがもたらす寿命の延長に対してマイナスに働き、近
い将来プラス要因を覆さないという補償はどこにもない。今の日本で
はダイエットなどによる20歳代女性の痩せ志向が心配だ。更年期
以降、深刻な問題が現れる可能性があり、将来は骨粗鬆症、結核、
肺炎などが急増して平均寿命に影響を及ぼすこともあるだろう。若
い男性の偏った食生活の懸念材料だ。
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とあり、今年の発表で男性の平均寿命が前年より0.03歳縮んだ
のは、中高年らによる自殺の大幅増加が原因とみられ、不況の深
刻さが印象づけられたということです。
今後の課題として、長寿日本一を誇る沖縄県で、長寿者を20年以
上調査してきた鈴木信・琉球大医学部名誉教授は
「百寿者研究を始めた76年頃、沖縄県の百寿者は9割以上が在宅
で元気なかくしゃくエリートだった。現在は、医療技術の進歩などによ
って、6割が寝たきりかぼけ、大半が老人ホームで暮らす。今後は、
健康はもちろん、生き甲斐も持った長寿を目指す必要がある」
とまとめています。
「こらむ」の「74.沖縄県出身者の寿命」も参考になさってください。
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11月13日(土)「放射能の人体への影響」
JOCの臨界事故で、放射能というものの扱いの重大さを考えさせ
られましたが、放射能の人への影響についての記事がありました
ので、知りたいたいかたもおありだと思い、掲載することにいたし
ました。書いておられるのは、日本大学放射線防護学講師の野口
邦和先生です。
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人では、胃腸の上皮細胞や骨髄組織、生殖細胞など細胞分裂を
活発におこなう細胞ほど放射線に弱いのです。したがって、おとな
より若い人、若い人よりは赤ちゃん、胎児が影響を受けます。放
射線の種類や大きさによって影響は違いますが、アルファ線は遠
くに飛ばないので体の外からの被爆はあまり問題になりません。
しかし、呼吸器や食べ物などを通じてアルファ線を出す放射線物
質を体内に取り込むと、体内被爆を起こし、ごく狭い範囲に強い
影響を与えます。日本の法律でも一番危険なものとされています。
一方、ガンマ線や中性子線は、屋内にいても壁などをつきぬける
ものですから、体の外から貫いて細胞に損傷を与える体外被爆が
問題になります。今回はそれによる被爆が大きいです。
放射線の人間に対する影響の度合いを表す尺度がシーベルトとい
う単位です。法律で定められた一般住民の年間被爆限度は、1_
シーベルト、放射線作業従事者の年間限度は、50_シーベルトと
されています。今回、事故現場にいたうち最も被爆した人は、17〜
3シーベルト(1シーベルト=千_シーベルト)と推測されています。
個人差はありますが、被爆後数ヶ月以内に症状が現れる急性障害
では250_シーベルトを越すと白血球が減少し、1.5シーベルトで
は半数の人に、吐き気などの症状が現れます。また、3シーベルト
になるとほぼ全員が脱毛します。晩発性障害は数ヶ月過ぎてから
現れるといわれていて、特徴的なのは白血球を含む、ガンです。
それから白内障などがあげられます。放射線を大量に浴びた場合
定期的な健康診断はずっと必要ですし、5_シーベルト以上なら、
健康状態を監視したほうが良いと思います。
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今回の事故でも付近にお住まいの方たちは、肉体的、精神的な後
遺症に悩まされているということですが、このような事故はあっては
ならないものです。放射線を扱う作業所などへの監視体制の徹底
が望まれます。
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11月6日(土)「厚生省がインフルエンザワクチン接種を推奨」
厚生省がインフルエンザワクチンの接種を推奨(特に高齢者に対
し)する方針を打ち出した、という記事がありました。
インフルエンザワクチンは、かつて予防接種法で児童に対し義務
務づけられていましたが、「流行を防げない」という理由から、94
年の法改正で接種の対象からはずされました。
このため、今では接種者は急減し、国民の1%以下に落ち込んで
いるそうです。
米国疾病管理センターの報告によると、ワクチンを接種した高齢
者の場合、発症の危険を3〜4割、死亡の危険を8割減らすとい
う結果が出ていて、麻疹ワクチンなどより効果は劣るものの、米
国では65歳以上の高齢者や、喘息の子供を含む肺や心臓の慢
性疾患のある患者に接種を勧めているということです。
これらをふまえ、厚生省の検討会は今年7月、学童に代わって高
齢者への接種を推奨する方針を打ち出し、今年は350万人分の
分のワクチンが用意されました。
ワクチン接種は、11月から12月半ばくらいの間に、医療機関で
2〜4週間の間隔で原則2回接種を受けることになっています。
費用は1回で3000円〜6000円だそうです。
ワクチンで後遺症が残るような副作用は100万人あたり、0.36
人の確率で起きているという報告があり、インフルエンザワクチン
ンザワクチンは、他のワクチンに比べ、安全性は高いとされてい
ますが、持病のあるかたやアレルギーが心配なかたは、接種の
際に必ず医師に申し出て下さい。
「こらむ」の「インフルエンザと予防接種」(これは今年の3月4日
に書いたものです)も参考になさってください。
ワクチン以外の日常のインフルエンザ予防としては、
@栄養のバランスに気を付け、規則正しい生活をする。
A人混みを避ける。
B乾燥していると、ウィルスが空気中に漂っている時間が長く、
感染の恐れが高まるので、加湿器などを利用して湿度を保つ。
C帰宅したら、手を洗い、うがいをする。
などを実行なさると良いでしょう。
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