12月18日(土)
「2種類の坐薬が処方された場合の使い方(小児科)」
小児科では熱と吐き気を伴う状態で、坐薬が2種類処方される
場合が多くあります。その場合の坐薬使用法の質問をされるか
たが多いので掲載することにいたしました。
熱と吐き気で処方される坐薬で、多くの場合に処方される、アン
ヒバ坐剤(解熱剤)とナウゼリン坐剤(吐き気止め)を例にあげて
ご説明します。
1)熱性けいれんの心配が無い場合
ナウゼリン坐剤を先に使用し、30分以上経過してからアンヒバ
坐剤を使用する。
2)熱性けいれんの既往がある場合
アンヒバ坐剤を先に使用し、30分以上経過してからナウゼリン
坐剤を使用する。
となりますが、この理由は、同時に使用するとアンヒバ由来の油
脂性基剤にナウゼリンの主薬が取り込まれてしまい、効きめが
弱ってしまうためです。
効能作用が発現するまでに要する時間は、ナウゼリン座剤が約
1時間、アンヒバ坐剤が約30分です。したがって、30分から1時
間程度の間隔をおいて使用していただくと、2剤の相互影響の心
配はありません。
幼児に坐剤を使用する場合には、途中排泄も問題になります。
坐剤挿入後に保護者のかたが肛門を指で押さえることによって
ある程度は防ぐこともできますが、排便に伴う坐剤の脱出は防
ぎようがありません。
一般の指導では、排泄物(坐剤)が固形であった場合にはその
坐剤を再挿入し、液状の場合は、大部分が吸収されていると考
えて様子を見るというように言われています。
ナウゼリン坐剤とアンヒバ坐剤に関しては、挿入後10〜20分
程度で溶解がほとんど完了しますので、それを目安になさって
ください。
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12月11日(土)「ドライクリーニングによる化学ヤケド」
ドライクリーニングによる化学ヤケドのトラブルが増えているそう
です。そのことに関する記事がありましたので、掲載いたします。
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化学ヤケドは、皮膚を刺激する薬剤が肌に触れたり、ついたり
することで引き起こされる接触性皮膚炎の一種で、うるしと同じ
で皮膚がかぶれたような感じになる。ドライクリーニングに使わ
れる溶剤のほか、灯油やガソリンでも起きることがある。
国民生活センターのまとめによると、クリーニング溶剤による皮
膚トラブルなどの事故は、秋から冬にかけて被害が増え、ピーク
は1月になっている。秋冬物の衣類にはドライクリーニングに出
す素材が多いためらしい。
衣類別にみると、ズボンでの被害が73lで、合成皮革製品に
多い。皮膚に密着しやすいことや、溶剤がこもりやすいことが原
因と見られる。
症状は最初は皮膚がピリピリ、チクチクする感じだけだが、着続
けると赤く腫れて、水膨れができる。クリーニングの溶剤は短い
時間で表皮の奥の真皮まで浸透し、やけどのような傷跡やシミ
がなかなか消えないケースもある。
肩パットなど乾きにくい部分は、溶剤が残っている可能性が高い
ので要注意である。直接肌に衣類が触れなくても、ストッキング
や下着を通って、皮膚に炎症を起こすこともある。
国民生活センターでは、クリーニングから戻った衣類は、すぐに
袋から出し、石油の臭いなど悪臭がした場合は、店に再処理を
依頼するか、風通しのいい屋外で臭いがしなくなるまで陰干しす
ることを勧めている。
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ということですので、注意なさってください。
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12月4日(土) 「風邪の家庭での手当て」
風邪をひいたら、身体の抵抗力を確保するために、体力を消耗
させないようになるべく安静を保ち、十分な栄養と睡眠をとり、の
ど、鼻の乾燥や痰がねばって切れにくくなるのを防ぐために十分
な水分をとることが重要です。とくに風邪の初期には身体を温め
入浴を避け、早く床について十分な睡眠をとることが大切です。
部屋は18〜20℃くらいの室温と、60〜70%くらいの室温を保
ちます。部屋に湿り気を与えるために、いろいろ工夫し、空気が
汚れないように換気にも気を付けましょう。乾燥やほこりは、い
ずれも気道粘膜を刺激して咳を起こします。明け方の急激な気
温の低下も咳を誘うので、対策を考えることが必要です。
タバコは禁煙、もしくは節煙が必要です。マスクは、咳が激しい
ときに他人への飛沫を防ぐという配慮と、自分のためにも鼻づ
まりのときに、冷たい空気が直接気管に侵入して気道を刺激す
るのを和らげ、鼻や喉を保温するという効果があります。しかし
病原ウィルスの伝染や感染を防ぐという点での効果は期待でき
ません。
熱があるときには、水枕やぬれタオルを使います。熱が下がっ
ても、少なくとも1両日は休養をとることが余病を呼ばないため
にも必要です。
「発熱時の家庭での手当て」も参考になさってください。
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