7月27日(土) 「光線過敏症」
光線過敏症は日光が関係する皮膚疾患で、普通の人にはなんでも
ない日光照射で皮膚症状が出るものといいます。
原因としては次のようなことが考えられています。
1.代謝異常・免疫異常などの内因性のもの
2.薬剤などの化学物質が関係する外因性のもの
3.原因不明のもの
薬剤による光線過敏症は、光毒性と光アレルギー反応に分けられ、
光アレルギー性皮膚炎は湿疹症状を伴うことが多いとされています。
サイアザイド系利尿薬による発生が有名ですが、最近では、ケトプロ
フェン外用薬(医療用医薬品としてはモーラステープなど25品目、
一般用医薬品としてはゼノールエクサムなど11品目)による接触性
皮膚炎、光線過敏症等の副作用が、添付、あるいは塗布終了後、ま
たは中止後において発現した例が報告され、医薬品・医療用具等安
全性情報No.173で注意が喚起されています。
今は紫外線も強い時期ですから、紫外線の強い光線過敏症の副作
用が懸念される場合には、あまり日光に当たらないという注意が必
要で、日焼け様症状や浮腫、発疹といったものが出たらすぐに受診
すていただきたいと思います。 (参考:薬立つ話
No.36)――――――――――――――――――――――――
7月20日(土)
「高血圧や糖尿病の持病があるかたは
旅行中の下痢に注意」
夏休みには旅行されるかたも多いことと思いますが、環境の変化や
水の違いなどで下痢を起こす方も多いようです。
特に糖尿病や高血圧の持病がある方では、特に注意が必要です。
中高年が旅行中に倒れる病気は圧倒的に心筋梗塞と脳卒中が多い
のですが、下痢による脱水が引き金になる恐れがあります。
さらに、糖尿病の場合、脱水による電解質の乱れが交感神経を刺激
してインスリンの効き目を悪くし、高血糖を誘発することが考えられま
す。食欲不振、嘔吐、むかつきを伴うと、摂取カロリーの不足が起き
低血糖を誘発する可能性があります。
下痢になったら適切な水分補給を心がけること、水だけでは吸収さ
れにくいので、適度な糖分、電解質を含んだ粉末のスポーツドリン
クを持参するなどの配慮をお勧めしたいと思います。
「下痢の治療」「急性の下痢」「海外旅行後の下痢」なども参考にな
さってください。
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7月13日(土) 「日光皮膚炎(日焼け」の治療とケア」
Q:日光皮膚炎(日焼け)は紫外線を浴びる時間によって症状が違
ってきますか。
A:日本人ですと夏の海で20分当たれば翌日は赤くなりますが、そ
れ以上当たった場合には赤い状態から腫れに変わり、水ぶくれ
の状態になります。その状態を日光皮膚炎、いわゆる日焼け、
サンバーンと言います。要するに紫外線によるやけどで、大体
6時間〜8時間でヒリヒリし、ピークは24時間後でその後は少し
ずつ色がさめていきます。
Q:これも炎症の程度によって薬を使い分けるのですか。
A:やけどですから、まずは冷すことです。肌がほてる程度なら、ステ
ロイドの入っていないローションなどを冷して使い、びらんするよ
うな強い症状の場合は、ステロイドを一時的に使用することがす
すめられます。
炎症が静まったらスキンケアに切り替え、尿素系のクリームでケ
アしていただくと乾燥を防いで治りを早めます。
また、夏場になる前からビタミンCなどが配合された薬を服用し
ていると、日焼けを起こした後の色素沈着を防止する意味で有
効です。 (参考:佐藤製薬 医学座談会)
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7月6日(土)
「統合失調症」
日本精神神経学会は偏見を持たれがちな「精神分裂病」という病名
を、「統合失調症」に変更することを決議しました。
病名変更は、今年1月の理事会で承認され、8月の総会で正式に決
定することになっていますが、一部の会員がすでに「統合失調症」の
使用を開始し、6月30日から診療や福祉の現場での使用が始まっ
ています。
現場では、患者さんや家族に説明しやすいなどという声が出て、病
名変更が好評に受け取られています。
(参考:読売新聞
2002.6.30)
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