11月29日(土) 「ほくろ」
ほくろにはいくつかの種類があり、代表的なものには、先天的なも
の、4歳前後からでき始めるもの、紫外線に当たり大人になってか
ら増えたものなどがあります。
一般にほくろがガンになることは稀で、注意すべきなのは、
@左右対称でない
A色の濃淡にばらつきがある
B大きさが7ミリ以上
などの場合で、それに当てはまる時には検査をしたほうが安心です。
ガンの可能性が無ければ治療する必要はありませんが、希望があ
る場合には美容的な観点で治療が行われます。
その場合はメスで切除するのが基本ですが、跡が残る場合も多い
です。また、最近ではレーザー治療も行われていますが、まだ長期
間のデータがなく、将来的な影響は不明です。
なお、ほくろが全身にたくさんある場合、遺伝性の病気でガンや様々
な合併症の恐れを伴うことがあります。通常、家系に同じ病気の人
がいますが、まれに一人だけ起きるので、数が異常に多い場合に
は専門医に相談すると良いでしょう。 (参考:読売新聞医療相談)
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11月22日(土) 「マイコプラズマ肺炎」
ヒトや動物、あるいは植物から分離されたマイコプラズマは約60種
ありますが、ヒトへの病原性を有するものはM.pneumoniaeのみと考
えられています。M.pneumoniaeは通常下気道を中心に呼吸器感染
症を起こし、肺炎以外にも気管支炎や風邪を惹起することがありま
す。臨床的な特徴として咳嗽が発熱と同時かやや遅れて発現します。
この咳嗽の程度は頑固かつ持続的で、夜間や早朝に増強し時に1
ヶ月以上も続くことがあります。また、M.pneumoniaeは細胞壁を有し
ないことから、細胞壁合成を阻害するペニシリン系やセフェム系抗
生物質には感受性を示さず、蛋白合成阻害作用を有するマクロラ
イド系やテトラサイクリン系抗生物質に高い感受性を示します。この
ことからマイコプラズマの感染が疑われた場合はこれらの抗生物質
が第一選択薬として用いられます。
国立感染症研究所感染症情報センターでは毎週マイコプラズマ肺
炎の発生状況を公表しています。これによるとマイコプラズマ肺炎は
通常通年性にみられますが、晩秋から早春にかけて報告数が増え
ているのがわかります。特に今年は例年より多い状態で推移してい
ることから今秋以降の流行が懸念されます。罹りやすい年齢である
幼児期、小児期、青年期の方は注意が必要です。
(参考:Pharmavicion
Vol.7)
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11月15日(土)
「小児と薬」
1)小児は大人と使う薬が異なり、原則としては小児に対する有効性
と安全性が確立されている薬を用います。大人では使用が認められ
ていても小児に対しては有効性・安全性が必ずしも認められていな
い薬が多く、基本的に小児の服用量が記されていない薬剤は用いま
せん。例えば、抗菌薬でいえば、ニューキノロン系薬(商品名:タリビ
ット、クラビット、バクシール、シプロキサンなど)のほとんどが小児に
対する適応は承認されていません。またミノサイクリン(商品名:ミノ
マイシン)はカルシウムとキレートして、骨や歯に影響する可能性が
あることから、8歳未満の小児には用いないことになっています。
2)小児は薬用量が年齢・体重(kg)当たりで決められています。10
代の体重の重い子では大人の通常量を超えてしまうことがあります
が、原則として成人の通常量を上限とします。また、年齢が低くとも
体重のある小児もいますが、その年齢に応じて服用量が考慮され
ます。
3)製剤の服用性も重要です。子供が「まずい」「飲めない」という場
合はアイスクリームと混ぜたり、ミルクや甘いものと混ぜたりなどの
方法も考えましょう。ただ、混ぜる場合には食べ残しや飲み残しが
ないように、混ぜるものをできるだけ少なくすることも大切です。
(参考:Hint
de ファーマシー24)
「薬の服用(特に高齢者や幼児の場合」なども参考になさって下さい。
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11月8日(土) 抗不安薬の作用
作用時間
|
一般名
|
商品名
|
抗不安
|
鎮静
|
筋弛緩
|
抗痙攣
|
抗うつ
|
| 長時間型 |
ジアゼパム
|
セルシン
ホリゾン
|
2+
|
3+
|
2+
|
2+
|
+
|
長時間型
|
クロルジアゼポキシド
|
バランス
コントール
|
2+
|
2+
|
2+
|
+
|
-
|
長時間型
|
フルトプラゼパム
|
レスタス
|
3+
|
2+
|
2+
|
2+
|
+
|
長時間型
|
クロキサゾラム
|
セパゾン
|
3+
|
+
|
+
|
2+
|
+
|
長時間型
|
クロナゼパム
|
リボリトール
ランドセン
|
3+
|
3+
|
2+
|
3+
|
±
|
長時間型
|
ロフラゼパム
|
メイラックス
|
2+
|
2+
|
±
|
2+
|
+
|
中間型
|
ブロマゼパム
|
レキソタン
セラニン
|
3+
|
2+
|
3+
|
2+
|
+
|
中間型
|
ロラゼパム
|
ワイパックス
|
2+
|
2+
|
+
|
3+
|
+
|
短時間型
|
クロチアゼパム
|
リーゼ
|
+
|
+
|
±
|
±
|
+
|
短時間型
|
アルプラゾラム
|
ソラナックス
コンスタン
|
2+
|
2+
|
+
|
+
|
2+
|
短時間型
|
エチゾラム
|
デパス
|
2+
|
3+
|
2+
|
3+
|
2+
|
「抗うつ剤の特徴」「抗うつ剤の使いと副作用」なども参考になさって
ください。
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11月1日(土)
「小太りが一番長生き?」
痩せているより小太りのほうが長生きするという記事が新聞に掲載
されていました。以下にその記事を抜き出しました。
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岩手、秋田、長野、沖縄の14市町村に住民登録(1989年12月末)
した昭和5〜24年生まれで、協力を申し出た男女約4万人を十年
間追跡調査した結果、その間に亡くなった男性943人、女性483人
の肥満度合いを解析した。肥満度合いは国際的な基準であるBMI
[体格指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)]で見た。
そこで基準群(23.0〜24.9)の人の死亡率を1として7段階に分け
た群が、その何倍に相当するのかを調べたところU
字形を示した。
痩せすぎも太りすぎも悪いわけで、予想されたとおりの結果だった。
特に最やせ群(14.0〜18.9)と最デブ群(30.0〜39.9)は両群男女
とも死亡率が2倍高かった。特に男性では基準群の両脇に位置す
る(21.0〜22.9)が1.3倍であるのに対し、軽度デブ群(25.0〜26.9)
は統計学的な差が出なかった。
肥満群も27.0を超えて初めて危険性が増す。
痩せすぎは、タンパク質や脂質が不足する低栄養状態にあり、体
の抵抗力が弱まり、血管がもろくなりやすい。ガンや感染症になっ
た場合、体の免疫機構を働かせるにはBMIが19〜23程度では不
足することが上記の結果を生んだと考えられる。
一方、女性では死亡者が少なく、統計学的にはっきり言えないもの
の、BMIが25以上では死亡率が高い傾向を示した。
(参考:読売新聞2003.10.5)
………………………………………………
私もかなり痩せているので、この結果を知って不安になりました。
日ごろから免疫力強化(腸内細菌叢)には気をつけていますが、
食事などにもさらに気をつけたいと思います。
痩せ体格の方はお気をつけください。
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