1月29日(土) 「賞味期限と消費期限」
「賞味期限」(品質保持期限とも言います)とは、缶詰や即席ラーメン
のように品質変化が比較的穏やかな食品に表示され、「すべての品
質が十分に保持される期限」という意味です。製造日を含め品質が
保たれる期間が5日を超えるものに表示されます。
これに対し、「消費期限」は弁当や生めんのように品質劣化の早い食
品に表示され、「腐敗・変敗などによる食品の劣化に伴う衛生上の危
害が発生する恐れのない期限」という意味です。
つまり、「飲食可能な期限(食べられる期限)」を示していて、製造日を
含め品質が保たれる期間がおおむね5日以内の物に表示されます。
これらは「年月日」で表示されますが、品質が保たれる期間が3ヶ月
を超えるものは「年月」のみの表示でも可となっています。
(参考:財団法人
食品流通構造改善促進機構発行小冊子)――――――――――――――――――――――――
1月22日(土) 「冬場の食中毒」
冬場の食中毒の主役、ノロウィルスによる感染性胃腸炎が全国の高
齢者施設で相次いでいます。
ノロウィルスによる症状や治療は「冬場の食中毒とノロウィルス」を参
考になさってください。
ウィルスの感染経路はほとんどが経口感染です。汚染されたカキやハ
マグリなどの二枚貝を生や、十分に加熱せずに食べた場合の」他、患
者の便や吐いたものから二次感染したり、感染した人が調理したもの
を食べて広がったりします。
予防には、生食用であっても必ず加熱(食品の中心温度が85℃以上
で1分以上)すること、調理の場合は十分に手を洗う、調理器具は洗
剤などで十分に洗った後、85℃以上の熱湯で1分以上加熱するか、
十分な濃度のある次亜塩素酸ナトリウムに浸して殺菌することなどが
勧められています。
感染した人の便や吐いたものを処理するときは、使い捨てのマスクと
手袋を着用し、汚物中のウィルスが飛び散らないように、次亜塩素酸
ナトリウムを浸したペーパータオルで静かにふき取ります。
ノロウィルスは乾燥すると空中に漂い、これが口に入って感染するこ
ともあるので、汚物や便を乾燥させなことが大切です。
厚生労働省では次のページを公開しています。
「ノロウィルス食中毒の予防に関するQ&A」
(参考:読売新聞
2005.1.16)
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1月15日(土)
「子供の骨折」
骨は一度折れても、その後、折れやすくなることないので、生まれつ
き骨の弱い先天性骨形成不全症などの場合以外は、骨折が完治した
と診断されれば、成長に有害となる過度の運動でなければ問題は無
いと考えられます。
子供の骨折の特徴は、
・大人と比べて折れやすいが治りは早い。
・年齢や骨折した部位によって異なるが、少し曲がった変形も自然に
元通りになる(自然矯正力)。
・骨の成長に関与する骨端線(骨の両端にある、成長に関与する部分)
にかかった骨折の場合、成長障害や関節変形を起こさないように手
術が必要なことがある。
などです。
骨しているかどうかは「腫れる、押すと痛い、熱感がある、グラグラ動
く」などの確認が原則ですが、子供の場合、骨膜(骨を取り組んでい
る膜)が厚いために、これらの症状が無いこともあります。また、子供
は傷を負ったとき、泣いているだけで痛いところをはっきりと言わない
ことも多いので、病院では骨折をした可能性のある部分はすべてレン
トゲン撮影をして、詳しく検査することが重要です。頭部外傷や胸膜部
外傷などの発見が遅れると合併症や後遺症の原因になることがあり
ますから、呼吸、意識の様子などにまず注意が必要です。状態に問
題が無ければ骨折が疑われる部位を軽く固定し、病院を受診しましょ
う。著しく腫れて痛がる場合や、指の動きが悪いときなどはすぐに受
診することをお勧めします。
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1月8日(土) 「下痢と薬物治療」
下痢は、病原微生物を体外に早く排出するための生体防御反応の一
つです。したがって、感染性下痢症において止痢薬を用いることは、
病原微生物を腸管内に留めてしまうことにつながりますから、避ける
べきです。一方、腸管内で増殖して腸内細菌叢の正常化を助けるビ
フィズス菌製剤などの整腸剤は、対症療法薬として使用できます。
下痢に伴う発熱に対しNSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)が用いられ
ることがありますが、感染症下痢症の第一選択薬であるニューキノロ
ン系薬との併用で痙攣が誘発される恐れがありますから、できる限り
NSAIDsは使用しなほうが良いでしょう。
「下痢の治療」「急性の下痢(症状と対処法)」「解熱鎮痛成分の違い」
などのページも参考になさてください。
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