12月24日(土)「健康と素直さ」
「気分がのびのびとしていれば、百病消える」これは、中国の武芸家と
して長生きした、ある老人の言葉です。
気分をのびのびさせるというのは、端的に言えば、何ごとに対しても無
理をせず、自分らしくふるまうことにほかなりません。
気分をのびのびさせることについて中国では、「七情」(喜、怒、憂、思、
悲、恐、驚の7種類の感情)を正しく掌握することと、「恬淡虚無(てん
たんきょむ)」常に平静で泰然とし、名誉や物欲に動ずることなく、勘
定高くならないこととしています。
現代人は時間に追われ、自然の気のリズムに逆らって生きている人
が非常に多いのです。冷え性で悩んでいる女性にしても、無理して薄
着をしていたり、寒ければ着るという当たり前の素直な考えに逆らって
います。
寒ければ着るというような当たり前の素直な考えが一つ一つ積み重な
って健康な身体を作り、私たちを病気から守ってくれるのです。
お子さんの食事にしても、健康に良いからとむりやり食べさせるのでは
なく、自分から進んで食べるようにすることが大切です。そうすると、お
子さんに自主性が生まれ、自主性が出ると言うことは自律神経が活発
になることですから、この状態で食べれば、たとえピーマン1個でも、イ
ヤイヤ食べたときの2個分もの栄養になるのです。
つぎに大切なのは、過分な欲望を追い求めないことです。
精神の清らかさや、平穏を求め、自分のおかれた境遇を心から楽しむ
ことが、健康で長生きする秘訣だといえるでしょう。
「ストレスと七情」も参考になさってください。―――――――――――――――――――――――――
12月17日(土) 「歩くことは薬になる」
医学の祖といわれるヒポクラテス(紀元前460〜370)は古代ギリ
シャ人で、当時すでに、思考、知性、夢などが脳の機能であると指摘
していたといわれ、超人的な観察力と鋭い洞察力によって心理を見
抜いていた人として有名です。
そのような彼が、2000年以上前に「歩くことは人間にとって最良の
薬である」と、歩くことの大切さを指摘しています。
現代では、歩くことの有効性が、血管の硬さを示すPWVを測定する
医療器械によって証明されています。
ある研究では、軽症の糖尿病を合併した高血圧患者のうち、週5日
上、1日平均1万歩以上歩く有酸素運動を1年以上続けている人と、
指導前と同じ1日4000歩以下の運動を1年以上続けている人を対
象に調べたところ、週5日以上、1日1万歩以上歩いていた人は、明
らかに動脈硬化の改善が見られたと報告されました。
交通機関が発達していなくて歩くことが当たり前だった時代でさえ、ヒ
ポクラテスは歩くことを奨励していたのですから、歩くことが極端に少
なくなった現代人は、いっそう意識して歩くことが大切なのです。
(参考:主婦の友社 脳が若返る100のコツ)
「寿命・生活習慣とウォーキング」「運動と老化防止」
「運動機能と脳の働き」などのページも参考になさってください。
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12月10日(土) 「気持ちがふさいだときには」
近年、うつ病が急増していると報告されています。うつ病になると、脳
の中の神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの働きが弱まる
ことが確認されています。そこで、治療薬として主に使われているのが
1.セロトニンの分解を抑え、脳内のセロトニン量を増やすタイプ
2.セロトニンの受容体を刺激するタイプ
3.セロトニンをシナプス間隙に長く引き止め、効果を持続させる
タイプの3種類です。
しかし、軽度のうつ病の場合は、毎日、明るい太陽の光を浴びるだけ
で治ることがあります。北欧では冬になって太陽が出なくなるとうつ病
が急増し、季節うつ病といわれていますが、そのような場合、患者を
を明るい南の島へ連れて行くと治ることが報告されています。
これは、網膜に入った光が縫線核にあるセロトニン神経を刺激し、セ
ロトニンがたくさん分泌されるためで、今では病院でも、患者に光を照
射する光線療法が行われています。
一方、フロイトは「うつ病には運動が良い」と言っています。セロトニン
神経は歩行やジョギング、水泳、サイクリングといった規則正しいリズ
ム運動でも活性化されます。運動だけではなく、ゆっくりと複式呼吸を
行ったり、ガムを噛むときに意識してリズミカルに筋肉を動かすことで
もセロトニン神経が刺激されて、セロトニンの分泌が増えます。
気分がふさいできたら、日差しがそれほど強くない午前中にウォーキ
ングしてみましょう。脳の中に少しずつセロトニンが分泌され、前向き
な気持ちを取り戻すことができるでしょう。
「抗うつ剤の特徴」「抗うつ剤の使い方と副作用」「うつ病とは」
などのページも参考になさってください。
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12月3日(土)
「静電気の豆知識」
乾燥する冬になると頻繁に起きる静電気は、体にも悪影響を及ぼしま
す。
静電気は体が帯電状態のときに起きます。この静電気によってテレビ
画面などが汚れるように、人間の肌や髪も同じように空気中のホコリ
や微生物によって汚れやすくなります。
普通の汚れは洗い落とせばよいのですが、静電気が起きると体の中に
プラスイオンが増えるため血がドロドロ状態になり、血糖値を上げてし
まうという報告もあります。
そのうえ、静電気によって交感神経が刺激されるとアドレナリン分泌が
増え、体内のビタミンCとカルシウムが減少するという実験結果もあり
ます。
この状態になると、免疫力の低下やイライラ、肩こり、そして動脈硬化
の危険性へとつながる恐れがあります。
もともとドロドロ血の人の人は静電気が起こりやすいので、サラサラ
血液に近づく努力をお勧めします。
「静電気と健康」「マイナスイオン」なども参考になさってください。
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