花粉症の発症を防ぐ

1.外出前に花粉情報キャッチ

花粉症については約60種類もの報告があり、中でもスギ花粉症の人は花粉
症患者の約80%を占めます。スギ花粉症の人はヒノキ科の花粉による花粉
症を発症することが多く、それはスギ花粉とヒノキ科の花粉のアレルゲンが
似ているので、一方の花粉症になると、もう一方でも発症しやすいためです。
スギ、ヒノキの他には、ブタクサ(8〜10月頃)、ヨモギ(8〜10月頃)、
シラカバ(4〜5月頃、北海道に多い)などによる花粉症があります。
花粉症の人はシーズン前から花粉情報に気をつける必要があります。スギ、
ヒノキの花粉情報は1980年代からTVや新聞などで取り上げられ始め、現在
ではインターネットでも多くの情報が得られるので利用しましょう。
花粉症情報対策ページ 

2.外出時の注意

花粉症は抗原抗体反応なので、アレルゲンである花粉を吸い込まないこと
が大切です。

帽子:ロングヘアーやパーマをかけたヘアスタイルは、花粉が多く着きやす
   いため帽子が有効です。つばがあるものを深めにかぶりましょう。
マスク:鼻や口などから花粉が入るのを防ぐため、花粉を通さないように工
   夫されたマスクをしましょう。マスク専門HP
メガネ:目の症状は鼻の症状と連動して現れることが多いので、メガネで保
   護することも有効です。
スカーフ:花粉によって皮膚炎を起こしやすい人は首筋もガードしましょう。
衣服:花粉がついても落としやすいように、凹凸の少ないポリウレタンや薄
   手のゴム地のような素材のジャンパー、コートなどを着ましょう。

3.花粉を屋内に入れない

外出時に花粉に接触しないようにするのと同じように、家の中にも花粉を入
れないように工夫しましょう。
・窓を開けない
・花粉が飛びやすいという予報が出た日には、洗濯物も外に干さない。
・注意しても花粉が入るので、こまめに掃除をする。特に吹き掃除が良い。
・空気清浄機も花粉を排除できるので有効。

4.帰宅の際は花粉を落としてから家に入る

外から帰ったら、まず家の前で花粉を払い落とし、ジャンパーやコートなど
は脱いでから入ります。さらにうがいや洗眼、洗顔をします。入浴の際には
髪の毛の花粉も洗い流しましょう。入浴時は蒸気が鼻の粘膜に作用し、血
流も良くなって鼻づまりなどの症状が和らぎます。
喫煙や飲酒の習慣がある人は、できるだけ注意しましょう。花粉症になると
鼻の粘膜が過敏になり、花粉以外のものにも反応を起こすことがあります。
タバコの煙は鼻の粘膜への刺激物質となり、アレルギー症状を悪化させる
化学物質が含まれています。また、アルコールには鼻の粘膜を腫らす作用
があり、余計に鼻づまりなどを悪化させます。

5.食事は低カロリーで和食中心にする

食事は肉類などの動物性脂肪や動物性たんぱく質を減らし、魚、野菜、豆、
海草、きのこ類などを使って、和食中心の内容がお勧めです。
アレルゲンのダメージが腸の粘膜にも及ぶと免疫力が低下しますから、オ
リゴ糖の摂取などで腸内細菌叢のバランスを整える事も大事です。
腸内細菌叢と免疫力」「おなかのはなし」 

春のアレルギーに悪い食品」「花粉症の原因
アレルギー薬と胃腸薬との併用注意 」「花粉症
花粉症の治療剤(1)」「花粉症の治療剤(2)
花粉症に用いる薬の注意事項」「鼻アレルギーの診断と治療
花粉症と目アレルギー」「花粉症になりやすい人と予防
                        なども参考になさってください。

2月の「ひとこと」

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