| 1.糖分の摂りすぎに注意 砂糖などの糖分を代謝するのには、ビタミンB1が消費されます。そのため 糖分を摂りすぎるとビタミンB1不足になりやすく、ビタミンB1が不足すると 胃腸の働きも弱り、その結果体調不良、イライラしたり、目には視神経炎 が生じやすくなります。 目のためには糖分を摂り過ぎないように気をつけて、ビタミンB1の多い食 品を十分に摂取することが大切です。ビタミンB1は体内に蓄積されないの で、毎日摂取する必要があります。ビタミンB1の多い食品は、豚肉、貝類、 卵、大豆、落花生、小豆、インゲン豆、レバー、ハム、セロリなどです。 2.カルシウム カルシウムは、日本人の食事で鉄とともに不足しやすいものです。カルシ ウムが不足すると、眼球をすっぽりと包み、しっかりと押さえて眼球を丸く 保っている強膜の弾性が衰え、眼球を丸く保ちにくくなります。その結果、 眼球が伸びやすくなって軸性近視になりやすくなります。カルシウムを多く 含む食品は、牛乳、乳製品、大豆、豆腐、ゴマ、海藻、小魚などです。 また、体内に取り入れたカルシウムの吸収を良くするには、体に十分なビ タミンDが必要です。それには日光を浴びることが必要で、皮膚に存在す るビタミンDの母体が紫外線でビタミンDに変わります。 3.酸性食品とアルカリ性食品 戦後、食生活の変化に伴い、酸性食品の摂取が多くなりました。酸性食品 は肉、卵、チーズ、バター、うなぎなどです。 私たちの体は弱アルカリ性に保たれていますが、酸性食品を摂り過ぎると 血液中のアルカリ濃度が低くなり、酸性に傾きます。そうなると、目の角膜、 水晶体の調節に大きな役割を果たしている毛様体筋、眼球を丸く保ってい る強膜などに微妙な影響をおよぼし、その結果、視力低下を招きます。 酸性食品は蛋白源になるものが多いので、無理な制限をするよりも、アル カリ性食品も十分にとってバランスをよくすることが大事です。 アルカリ性食品には豆類、野菜、果物、イモ類、キノコ類などがあります。 4.ビタミンA ビタミンAが不足すると鳥目になることがよく知られていますが、視力低下 や眼病にもかかりやすくなります。 ビタミンAを多く含む食品は、レバー、ニンジン、緑黄色野菜、卵、チーズ などです。このビタミンAの吸収をよくするために、ビタミンDの助けがいり ます。日光浴と同時に、イワシ、ニシン、マグロ、魚の肝油など、ビタミンD を多く含む食品を摂ることも大事です。 5.ビタミンB12 ビタミンB12は、体の成長と細胞の再生を助けるビタミンで、健康な皮膚 や爪、髪を作るうえでも大切なビタミンです。また、このビタミンは視力を 増進させ、目の疲労を軽減することも知られています。そのため、このビ タミンが不足すると、視力低下を招きます。 ビタミンB12を多く含む食品は、牛乳、レバー、チーズ、緑黄色野菜、卵 黄、うなぎ、海藻、肉類などです。 このビタミンは、体に蓄積されないので毎日補充する必要があります。熱 や酸にはいのですが、アルカリと光には弱く、水に溶けやすい性質が性質 がありますから調理法に気をつけましょう。 (参考:日本文芸社 近視は必ず治る) 「眼精疲労とその原因」も参考になさってください。 |