| 子供が急病のときの対応に関する記事がありましたので、掲載 いたします。 【けいれん】 乳幼児に多いのが熱性けいれんです。これは風邪などで急に熱 が出たとき、中枢神経が未熟なためにけいれん発作を起こすの です。初めて経験すると驚きますが、普通は1、2分で治まり、そ の後元気になるので、まず心配はありません。 しかし、発作が長く続く、顔色が土気色、目つきが異常、発作が 終わったように見えてもいつもと様子が違う、などの場合はただ ちに医師にかかるべきです。細菌やウィルスの影響で脳の膜が 炎症を起こす「髄膜炎」、脳自体が炎症を起こす「脳炎」の可能 性もあります。 また、発作時に口内にハンカチや指をつっこんではいけません。 吐いた物が気管に詰まる恐れがありますので、胸をはだけて呼 吸を楽にし、顔は横に向けて寝かせてください。 熱性けいれんは繰り返すこともあるので、風邪をひいたら早め に受診し、けいれん止めの薬をもらっておくと良いでしょう。 【腹痛】 まず大事なのは、便秘や下痢がないか、血が混じっていないか など、子供のウンチを親が確かめることです。これは医師の診 断にも役立ちます。 子供が腹痛を訴えた場合、便秘が疑われたり、ウンチがコロコ ロしていたりした場合には、試しに浣腸をするのも良いでしょう。 しかし、脂汗を流してうずくまるようなら要注意です。腹膜に菌が 入る「腹膜炎」なども考えられます。 乳児の場合は、腸の一部が腸の中にめりこみ、腸閉塞を起こす 「腸重積症」のこともあります。 吐く、血便がでるようなときには、そく受診しましょう。 【呼吸障害】 細菌やウィルス感染のため、のどの入口がむくんで呼吸困難に なるのが「クループ」といい、犬がほえるような太い声でせき込む のが特徴です。夜中に症状が強くなりやすく、最もひどい場合は 窒息することもあります。患者は2歳以下が多いです。 「細気管支炎」も、ウィルス感染のため細い気管支が炎症を起 こし、呼吸困難になる病気で、ゼエゼエヒイヒイと息切れしたよ うな音を立てて呼吸します。どちらもひどい場合は酸素吸入が 必要になります。 これらの症状に限らず、呼吸障害で、夜眠れない、冷汗を流す、 肩で息をする、といった状態なら、すぐに医師の診察を受ける 必要があります。 【まとめ】 子供の病気で、どの場合でも必要なのは、唇の色、目つき、機 嫌など、複数の症状を総合して判断することです。発熱でも、あ る体温以上があぶないというより、元気かどうかが大事です。 医学書の内容にこだわらず、「いつもと様子が違う」という、親 としての直感を大切にしてください。 (参考:読売新聞2000,10,7) 「お子さんの様子がいつもと違うとき」なども参考になさってくだ さい。 |