肉食のすすめ“常識”をくつがえす
             長寿の秘訣

読売新聞を購読しておられるかたはお読みになったかもしれ
ませんが、9月4日の記事に「肉食のすすめ“常識”を覆す長
寿の秘訣」という記事が掲載されていました。東京都老人総合
研究所の調査結果をまとめたものでしたが、高齢者になるほ
ど「肉は不可欠」というその記事を書き出してみます。

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老研では1972年から73年にかけて、当時は全国にわずか
405人(昨年9月1日時点では1万人を突破)しかいなかった
百寿者(百歳を超えた高齢者)のうち百人を訪問調査した。

その結果、百寿者の食べている総タンパク質の割合は、男女
ともに60%近くあり、当時の日本人の平均値(48%)を大幅
に上回っていた。

また老研では76年から、日本の中でも特に元気な高齢者が
多い地域の一つ、東京都小金井市で当時70歳だった422人
をその後、15年間追跡した。引き続き91年からは、65歳か
ら84歳の八百余人を追跡調査している。

その結果、長寿と食事の関係を示唆するいくつかの所見が得
られた。65歳から84歳までの人の20%は、ほとんど毎日肉
を食べており、その1日摂取量は男女平均で45gだった。
これは東北地方の高齢者と比べるとかなり多い。東北地方は
脳卒中の発生率が高く、その一因は動物性食品の摂取が少
ないこととされている。ちなみに平均寿命が全国トップの沖縄
県は、肉の摂取量が小金井市よりさらに多く、脳卒中発生率
は国内最低だ。

また、高齢になるほど牛乳をよく飲んでいることもわかった。
さらに興味深いのは、牛乳をよく飲む高齢者ほど、魚、肉卵
などの動物性食品も積極的に取っており、

  @高学歴
  A運動習慣がある
  B自分の歯が多く残っている
  C朝食をとる習慣がある

などの生活上の共通点があった。

これらは、人の栄養状態を示す最も良い指標である血中アル
ブミン値と、寿命の関係を調べた結果とも符合していた。
元気で長寿を謳歌している人はその値が高く、その値が低い
と余命が短い。

一連の調査で明らかになったのは「元気で長生き」のカギにな
る肉の存在だ。具体的には、肉に含まれる鉄分は体内で最も
利用されやすい鉄であること、肉に最も多く含まれるセロトニン
は脳内の神経伝達物質で、うつやボケの予防につながるとい
ったことだ。

老研の柴田所長は「食だけでもこれだけ常識の間違いがある。
高齢者や老化について、従来の常識に誤解があまりに多いこ
とが問題だ」と説いている。
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これを読んで、食に対する説は、まだまだ解明されない部分
もあるような意識を持ちましたが、皆さんはいかがでしょうか。

「こらむ」の「69.長生きの方法」「74.沖縄県出身者の寿命
も参考になさってください。

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