| 前回の「酸素の働き」に続きますが、酸素には次のような効能があります。 1.集中力アップ 大量の酸素を必要とする脳は、酸素が不足すると思考力が低下するなど 敏感に反応します。反対に酸素を十分に補給すると脳を活発にするα波 が増加し、集中力や記憶力が高まるといわれています。 2.スポーツ力のアップ 酸素はエネルギーの元です。スポーツ時の酸素の必要量は、通常の5〜 10倍といわれています。スポーツでよい成績を上げるには、酸素を効 率よく取り込むことが大切です。 3.疲労回復 エネルギー源となる糖分(グリコーゲン)が分解されるとき、疲労物質 といわれる乳酸が発生します。この乳酸が体内に溜まると疲労感を感じ ますが、酸素が十分にあると乳酸が分解され、疲れをすばやく回復させ ることはできます。 4.二日酔いの予防と改善 アルコールを分解する時、大量の酸素が消費されます。その過程で酸素 が不足すると、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを発生させると 考えられています。血中のアルコールやアセトアルデヒドの分解を促進 する酸素は、二日酔いの予防と改善に役立ちます。 5.スタミナアップ スタミナを高めるには、エネルギー効率を高めることが大切です。酸素 を多く摂取するほど、スタミナがアップします。 酸素を上手に摂取するには 1.室内環境を見直す 冷暖房を完備した気密性の高い住宅では、換気をすることが酸欠状態 改善の第一歩です。 2.有酸素運動をする 水泳やウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動は、大量の酸素を体 内に取り込んで、酸素を体のすみずみまで行き渡らせる効果がありま す。有酸素運動を生活に取り入れて、酸素効率を高めましょう。 3.活性酸素の解消 私たちの体は、酸素を利用する過程で、細胞を傷つける活性酸素を生 成します。酸素を有効に利用するには、活性酸素の害から体を守る働き があるといわれる抗酸化物質を食品から摂取することも大切です。 抗酸化物質を多く含む食品には、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、レン コン、ナス、赤ワイン、黒ゴマ、ソバ、お茶などがあります。 (参考:酸素美容健康法 現代書林) 「活性酸素(1)(2)」なども参考になさってください。 |