| Q1.高血圧とはどのような状態ですか A1.血圧は心臓のポンプ作用(収縮と拡張)によって送り出された 血液が、血管の壁に与える圧力のことです。心臓が収縮して 血液が送り出されるときに最も高く(上の血圧:収縮期血圧)、 全身を循環した血液が心臓に戻り、心臓が拡張した時に最も (下の血圧:拡張期血圧)低くなります。これらの血圧が正常値 を超えた状態が高血圧です。 Q2.高血圧の判断基準は WHO/ISHガイドライン(1999)は次のものです。
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| Q3.高血圧の原因 A3.高血圧は本態性高血圧と2次性高血圧に分類されます。ここ では高血圧患者の約90%以上を占める本態性高血圧につい て紹介します。 本態性高血圧の原因は不明ですが、遺伝的な要因や生活習 慣などの環境要因が複雑に絡み合って発病すると考えられて います。 高血圧の原因の一つと考えられる悪い生活習慣とは、 @塩分の取りすぎ A肥満 Bストレス C運動不足 D喫煙 E過度の飲酒 などです。 Q4.高血圧の自覚症状がないのですが A4.高血圧(本態性)は、ほとんどの場合自覚症状が現れません。 しかし、自覚症状がないからといってそのまま放置しておく と、高血圧により全身の血管の壁が硬くなる現象が起こり、 動脈硬化を引き起こします。動脈硬化が進展すると脳卒中や 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)を起こし、命にかかわる ことがあります。 Q5.高血圧にはなぜ塩分がいけないのですか A5.塩分を多く摂取すると体内にナトリウムが貯留し、体液量が 増加します。同時に血液中の水分量も増加し、末梢血管への 圧力が増大して血圧が高くなります。従って、食塩の摂取を 減らすことが逆に高血圧の予防・治療につながります。高血 圧を予防・治療するためには、正常な血圧の人でも8g、高 血圧の人は1日6g程度におさえるように心がけることが大 切です。 (参考:PHRMAVICION VOL.4) 「高血圧治療のガイドライン」「生活習慣病(総論」 |