シックハウス症候群の対策と対処法

シックハウスを予防するためには、住居内に空気汚染物質を溜めないことが
大切ですが、近代的生活環境を維持しながら室内の有害物質を完全に排除
することは、ほぼ不可能です。それでも日常生活の工夫次第ではその濃度を
最低限に抑えることが可能になります。

1)住宅を建築する前に

@建材は化学物質を放散しない、または放散量の少ないものを選ぶ
A通風や換気がうまくいくように、窓や換気設備の位置を考える
B床下に木材保存材や防蟻剤を使う場合は、汚染された空気が室内に流れ
 こまないように工夫する
C入居までの間は十分換気する

2)増改築する前に

@居住しながら工事をすることが多いので新築時以上に建材などの成分に注
 意する
A工事部分と居室部分をはっきり分け、工事部分は十分換気する

3)建売住宅や分譲マンションを買う前に

@事前に住宅販売会社に建材の種類などを問い合わせる
A現場で強いにおいがあったり、目がチカチカしたりする場合は、原因を販売
 会社に問い合わせる

4)入居後の汚染対策

@においがある場合、目がチカチカする場合はこまめに換気をする
A窓を開ける、換気扇を回すだけでは不十分なので、ドアや窓を全て開けて
 換気扇を回す
B高温多湿の夏は化学物質の放散の度合いがひどくなるので、特にこまめに
 換気をする
C家具から放散している場合は家具の扉や引き出しも開け放つ 
              (参考:健康住宅研究会ユーザーマニュアル検討案)

シックハウス症候群は年々増加傾向にあります。厚生労働省は室内濃度指針
値を示し、今後は法的にも厳しく規制していく方針を打ち出しています。
そうであっても、マイホームが化学物質で汚染されているかどうかは入居者自
身が確かめるしかありません。マイホームが家族の健康を脅かす存在となら
ないように、入居前にはシックハウス診断をなさることをお勧めします。

室内空気の化学汚染」「シックハウス症候群(国民生活センターへの報告)
シックハウス症候群具体的症状」「シックハウス症候群と原因物質
科学物質過敏症の症状」「化学物質過敏症の治療と予防」なども参考になさ
ってください。

4月の「ひとこと」

「こらむ」と「ひとこと」項目別