爪の病気とトラブル

【爪の病気】

1)爪白癬

爪のトラブルで最も多いのが爪白癬(爪水虫)です。
健康な爪はピンク色をしていますが、爪白癬になると白く濁って
やがて厚く、もろくなります。若い人より中高年に多く、女性より
男性に多いのが特徴です。
爪白癬の正体は、白癬菌というカビの一種ですが、そのエサに
なるのがケラチンです。爪の主成分はケラチンですから、白癬
菌にとって爪は格好の住みかとなるのです。爪白癬をほおって
おくと病状が進行し、、爪がボロボロになってしまいます。
内服薬と外用剤で治療を続ければ完治しますから、早めの受診
をおすすめします。

2)爪囲炎

爪の周囲のトラブルも、カビや細菌、ウィルスなどによる感染症
がほとんどです。特に多いのがひょうそと呼ばれるものです。
これは、小さな傷などから化膿菌(黄色ブドウ球菌など)が入り、
そこが赤くはれてズキズキと強い痛みを伴います。化膿してい
れば切開して膿を出し、抗生剤の内服と外用剤で治療します。

カンジダというカビによって起こる炎症もあります。これはジメ
ジメしたところを好むカビなので、水仕事をする主婦や美容師、
看護婦などの指先によく見られます。爪の周囲は赤くはれます
が、痛みは強くありません。

爪の周りに炎症がある場合は、常に手を清潔にし、乾かしてお
くことが大切です。水仕事が終ったら手をよく洗い、指の間、爪
のすき間までしっかり水気をふき取り、外用剤を塗ります。
ゴム手袋を使うと患部が蒸れて、かえって悪化させることになり
ますから、ゴム手袋の下に木綿の手袋をするなどの工夫が必要
です。

3)爪甲剥離症

爪が爪床から離れてしまうもので、剥離した部分は黄色や白色
に変化します。楽器の演奏などで指先を激しく使ったり、水仕事
をしすぎたりというのが原因です。洗剤やシャンプーに含まれる
化学物質なども原因の一つです。指先を休ませ、水仕事の後は
できるだけ手指を乾燥させましょう。

【爪のトラブル】

1)陥入爪

足の親指に起こりやすく、爪の先端の両側がその周囲にある皮
膚に食い込んで傷つけるため、かなりの痛みを伴います。化膿
や出血を繰り返すため、痛みで歩けなくなることも少なくありま
せん。
陥入爪の原因の一つは深爪です。深爪をした状態で足の親指
強い力が加わると、爪の両側が凶器に変わるというわけです。
爪を切るときは、指先より1ミリくらい長めにしておくと良いでしょ
う。

2)巻き爪

巻き爪の原因は、陥入爪と反対で、爪が長いときに爪甲が靴
の両側から押されて先端が湾曲し、爪床の皮膚を挟んだり、食
い込んだりするために起こります。こちらも歩くのが困難になる
ほどの痛みを伴うことがあります。
巻き爪を治すためには、曲がっている爪を切り、靴は先端の丸
いゆったりしたものに替えることです。ただし、一時的に症状が
良くなっても再発することもあります。このような場合には爪甲
の一部を切り取って人工爪(つけ爪)を作り、爪の湾曲を徐々
に小さくしていくと効果があります。
             (参考:爪と健康、社会保険法規研究会)

爪と健康」も参考になさってください。

2月の「ひとこと」

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